恐怖体験なのか?夢オチなのか?( 創戯旅団 第354夜)(2026-08-11 02:04) | 総合SМ倶楽部 厚木エレガンスのSM店日記一覧

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2026-08-11 02:04恐怖体験なのか?夢オチなのか?( 創戯旅団 第354夜)

恐怖体験なのか?夢オチなのか?( 創戯旅団 第354夜)
これは夢の中の話だから作り話とは違う筈だ。夢なのか?恐怖体験をしたのか?その狭間で語られる内容なので、どう捉えて良いかは私にも分かりかねる。不思議な体験をしたという内容で語られているが、『ただの夢じゃね~の?』と思う側面はある。『SM奇譚 創戯旅団』にたまに登場する悪友S君なる人物は、私の友人であり、第二期エレガンスにも1年だけ在籍していた。今回紹介する話は私と悪友S君が体験した不思議な出来事の話だ。果たして夢オチか?それとも怪奇現象か?その判断は読んだ後に貴方がで決めれば良いと思う。

SM奇譚 創戯旅団 第354夜 深夜のほんとうにあった怖い話⑤恐怖体験なのか?夢オチなのか?
※2026年08月11日01時44分【Livedoor、Ameba、FC2初稿】
※2026年08月11日01時44分【note無料投稿】

①白装束の集団

私が聞いたのはこんな内容だった。学生の頃に泊まりがけで川にキャンプへ行った時に、夜中に目が覚めた悪友S君が外に出て川を見ると、白装束の集団が川の浅瀬をずぶ濡れで歩いていたのを目撃した。話はそれ以上でもそれ以下でもない。何の着色もされていそうにない骨組みを語られているだけに本当か?とも感じる。夢だったんじゃね?とも思わされる。人は時に怖い夢を見る。私でさえ怖い夢を見た経験くらいならある?『どうせ見る夢ならば、全ての夢がエロければ良いのに!』なんて頭が悪い妄想をしているのだが、夢を選べないのは万人の共通課題だ。誰も、見たくて怖い夢を見ている訳では無い。今回の話の場合は、本人は実際に見たと言っているのだが、誰かと一緒に目撃した訳では無い。証明する人が他に居ないので夢の可能性を完全否定出来ないのだ。しかし、キャンプへ行く夢を見たなんてオチは無さそうではないか。キャンプに行った後に夢を見ている可能性なら確かにある。どちらにせよ、悪夢に魘されたか、見てはいけないものを見てしまったかの二択なのは間違いなさそうだ。まさか?玄倉川でドキュンの川流れの亡霊を見てしまったなんてオチが付いたら不気味な話だ。ドキュンの川流れはググれば出てくるので、知らない人は見てみれば良い。こちらも恐怖の川流れ話だ。

②車椅子で通過する老人

この怪奇現象を体験したのも悪友S君だ。悪友S君の友人が勤めていたピンサロで友人と雑魚寝をしていたらしいのだが、ピンクライトがついている薄暗いお店の中で、深夜に見てはならないものを目撃したと言うのだ。お店の通路を車椅子に乗った老婆が通過して、壁の中に消えたらしい。そのお店の構造ならば私も詳しく知っている。片脚を切断してから義足が出来上がるまで車椅子生活をしていた私だから分かる事がある。そのお店の通路の幅では車椅子が通る事は出来ない。本当に見たのか?夢オチなのか?これも同時に目撃している人間が居ないので定かでは無い。悪友S君の友人もその場に居たらしいのだが寝ていたので気づいていなかったらしい。話の輪郭がはっきりしているので、出来すぎた話でもある。しかし、夢を見ていたのなら現実に怖い悪夢を見たのだろうし、恐怖体験を完全に否定出来るものでも無い。実際にそのピンサロはお化けが出そうな雰囲気を醸し出しているのだけは事実だ。もう存在しないピンサロだが、こんな話ならあっても皆んな信じてしまいそうな不気味な場所だったから、否定したく無い話でもあった。後に、社長が自殺したピンサロだけに、『何を見た?』と勘繰る側面もある。私に取っても因縁めいたピンサロだけに、心に残っている怪談話だ。

③ノックされた壁

悪友S君を白昼夢を見ている人みたいに語るのもフェアでは無いので、私が経験したいくつかの不思議体験を語りたいと思う。第一期の頃の話なのだが、私とあるキャストさんが経験した話だ。今回登場する話の中で唯一夢絡みでは無い体験話になる。ある日、私と真性M女だったそのキャストさんが待機室で談笑していると、彼女の後ろの壁をすごい音で叩く音がした。私も彼女も驚いて、すぐ叩かれた壁側のドアを開けた。そこには1階から3階に繋がる階段があるのだが、その時は確認しても誰も居なかった。話はただそれだけの話だ。だが、確実に壁を叩く音がした。どこか他の場所から音がしていたなら、あるいは誰かが叩いた可能性はある。しかし、絶対に音がしないであろう場所から、『どんどんどんどんどん』と大きな音が聞こえたのだ。目の前の真正M女さんに今の音聞こえた?と聞いたら、目を丸くしながら、『聞こえたよ!』と答えた。しかし裏側の通路には誰も居なかったのだ。空耳では無い。それくらいの大きい音で壁を叩く音がした。昼間なので、幽霊の仕業とも想像出来ない。昼の12時前後の話だったからだ。結局、あれが何だったのかは分からずじまいになった。ポルターガイスト現象なんてものは、本当は素朴なこの程度の現象なのかもしれない。それがエンタメ化して大袈裟に語られる様になっただけだろう。世の中は、パラレルワールドや別次元が本当に存在している可能性は捨てきれないのだ。

④金縛り

人は場所との相性があるなんて思った事がある。私の人生の中で1箇所だけ複数の怪奇現象をした場所がある。私の人生にその方角が鬼門だったりするのかも知れない。1つめの不思議な体験はそのアパートに不意に雷が直撃した事だ。近くに徐々に雷が落ちてきての直撃なら、まだあり得るとも思う。しかし、遠くでしかしなかった雷が突然自分の住んでいるアパートに直撃したら、心臓が飛び出るほど怖い思いをする。雷の直撃音と地鳴りと揺れが同時に起こる経験なんて人はしないのだ。これが外での話だったなら、私は死んでいた事になる。また、そこではこんな経験もした。夜中に私の小さなテレビの画面に、ファミコンも繋いでいないのに古いファミスタが映ったのだ。まるでテレパシーでもあるかの様に突然ファミスタの画面がテレビに映った。それだけなら良い。私が凝視するとピタッと止まるから面白い。だるまさんが転んだをしている様だ。後日、近くの部屋でファミコンをしている人間がいると、そんな事が起こるらしいと聞いた事もあるが、経験をした人間はそこまでいないだろう。コミカルな恐怖体験というのは、実際に経験すると恐怖を感じない事をこの時に知った。そしてこの場所で一番怖い思いもしている。高校を卒業して、初めての一人ぐらいで何もかもが新鮮だったのだが、恐怖体験や不思議体験は遠慮したいところだった。金縛りに関する知識は学生の頃から知っていた。私は寝ている時に足が攣る腓返りが慢性化していたので、熟睡している時に突然身体に電流が走る様な体験は何度もしている。原因が腓返りなのだから、理由が分かっているので金縛りでは無い。金縛りとは誰かが自分の体の上にのっかてる感覚を持つらしいが、腓返りを経験した事のない人間が突然身体の疲れから腓返りを発症したのを、金縛りと呼んでいる可能性は捨てきれない。しかし、私が体験した金縛りはそんな類のものとは少し違った。時間帯は丑三つ時ぐらいだっただろうか。私は寝ている最中に鈍い耳鳴りと共に目覚める経験をした事がある。意識はあるのだが耳鳴りがしたまま動けない時間が続いた。その間は動けないという感覚ともがこうとしている意識はある。そのうちに寝落ちしたのだが、次に起きた時に違う場所に寝ていて、最初に寝ていた方角と真逆を向いていた。私は寝相は良いと思っていたので寝返りを打つ事はあっても、寝る場所が変わるのはおかしい。そんなところで寝ようとはしない場所で寝ていたから違和感があったのだ。今でもあれは何だったのだろうと不思議に思っている。私はそのアパートに1年ほどしか住まなかった。後日、その近くで猟奇殺人が起こった。自殺願望のある人間と中には自殺願望のない人間まで普通に殺したケースもあったと思うが、アパートから切断された首がクーラーボックスから5体以上発見された事件を覚えているだろうか?私はあの事件があったアパートの近くで恐怖体験をしていたのだ。私にとって正に鬼門だったのだろう。作り話ではない。相武台前で起こった猟奇事件といえば、本当にあった話だと納得して貰えると思う。今でもその付近を通ると空気が重い感覚になるし、あの事件が起こった当時は死臭を嗅いでもいる気持ちになったものだ。結果として、私にとって恐怖しか残っていない鬼門が誕生した。

⑤夢枕

これも私の体験談だ。私は母の死に際に立ち会っていない。母は不治の病である膠原病を発症し、最後は入院している病院で亡くなったらしい。当時の私は実家と疎遠になっていたので何年も実家とは連絡を取っていなかった。その間に母を亡くしてしまったのだ。その頃に少し不思議な夢を見た事がある。今でもあれは何だったのだろうと思う。ある日、私にとっては珍しい夢を見た。幼少の頃に住んでいた団地からバスに乗るだけの変な夢だった。いつも乗っていたバス停から最寄りの駅へと向かうバスに乗り込むと、バスの中には母が座っていた。私は母とたわいもない話をしながらバスに乗った。ただそれだけの夢だった。しかし、不思議だったのは、私はそのバスに母と一緒に乗った事は一度もない。思い出にないシチュエーションで、当時疎遠になっていた母と会話をしているのだ。会話の内容までは覚えていない。後日、父から聞かされた事だが、母は死ぬ直前に父に、私の事をよろしく頼むと話していたらしい。あの夢は母が最後に会いに来たのではないかと今でも思っている。この文章を書きながら涙目になっている私がいる。今でも、突然母の体臭を感じる事がある。ああ、心配で会いに来たのか?と私は思う様にしている。夢枕といえば、こんな体験もしている。丁度、祖父が亡くなった頃の話だ。私は祖父と一緒に居る夢を見た事がある。悲しい事は内容を一切覚えていない事だ。ただ祖父の夢を見ていたという意識だけが残っていた。生前の祖父を私は大好きだったし、本当によく遊んでくれた思い出しかない。これは後日の話だが、母が亡くなった後に、疎遠だった実家の父と和解したのだが、その頃に母方の実家を訪問した事がある。まだ祖母が生きていて感動の再会をした。私は亡くなっていた祖父のお骨を預かって貰っていた高野山のお寺に一人で行った事がある。高野山という場所は不思議な場所で霊道でも有りそうな不思議な雰囲気を持た閉鎖された空間だ。青森の恐山へは行った事はないが同じ様な雰囲気なのでは無いかと思わされる。霊山と呼んでいいかは分からないのだが、そんな独特の空気が漂っているのが高野山だ。私はその時の高野山での記憶が、実はほぼ無い。記憶をなくしているのでは無く終始呆然としていたのだろうと思う。行きと帰りの記憶は鮮明に覚えているという事はそういう事なのだろう。私が祖父を好きすぎて、会いに行けた事が嬉しかったのと、祖父が生前恥ずかしがり屋だったのを思い出して少し笑いが込み上げる。生きている人間が引っ込み思案で、亡くなっている人間が恥ずかしがり屋だったのだが、何も最後の遭遇までお互いの性格を踏襲する事も無いだろうと苦笑いしてしまう。私に取っては祖父と母が亡くなっているのに、私が実家に帰還するまで祖母が生きて待っていてくれた事は奇跡に近い出来事だった。再会出来た事が私の人生の中でも最高のGIFTになった。どうしても、それもここに書きたかった。書いて運命に感謝したかった。母の件を綴っている時には涙目だったのだが、今は祖母を想い号泣しながら文章を書いている。感涙しながら怪談話をしている人間も随分と珍しい。今回の怪談話は5本のオムニバスで書いたのだが、笑いあり涙ありの喜怒哀楽を詰め込んだ怪談となった。怪談話で号泣するなどはこれが最初で最後となる気がする。そしてこう思う。怪談とは怖いだけが全てでは無いのだろう。人の気持ちが乗るから怪談は成立するのだ。私は、今日それを学んだ。

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