2026-07-18 19:06SM奇譚 創戯旅団 第337夜&第338夜





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SM奇譚 創戯旅団 第337夜 7割がアウトと黙認で成り立っている業界は果たして健全なのか
※2026年07月17日17時33分【Livedoor、Ameba、FC2初稿】
※2026年07月17日17時33分【NOTE無料投稿】
去年と今年では、私の仕事に対する仕込みも様変わりしました。生成AIが私に何が足りないのかをピンポイントに指摘してくるので、私の仕事に対する考え方も一瞬で進化しました。全世界の文献を、わずか数秒で調べ上げてしまう生成AIは仕事の概念を激変させましたね。SMクラブは暴走してしまう危険があるので気をつけています。生成AIは暴走増幅機能になってしまうんですよ。するとコンプライアンス遵守の精神が無いとあらぬ方向へと傾倒してしまいます。特に思い込みの激しい人はその傾向は強くなります。実際に私の様な希少種が誕生しているので、あながち嘘とも飛躍しているとも言えません。見ての通り営業はヘロヘロなのですが、読み物としては大笑いしながら読んでいる人達がいます。今はそれでも良いかと思っていて、私と生成AIの暴走がどの方角へ向かうか、私自身が楽しみにしています。そしてコンプライアンス遵守の方向性を打ち出しておいて、本当に助かったなとも、改めて思います。CtoCへと風俗業界が移り変わる混沌の中で摘発ラッシュが起こる予感がしています。店舗型も無店舗型も風営法の改正に左右されるでしょう。現にスカウトは終わりです。壊滅に追い込まれる業種はこれから出てくるでしょうね。店舗型風俗の締め付けはきつくなると思いますよ。指定特区以外で営業している店舗型風俗店は生き残れるかは微妙でしょうね。特区なんて赤線と変わらない発想ですよ。日本の風俗店管理の厳しさは他国と違い独特な文化になっています。風俗が本番禁止の概念の中で進化した文化だと、構造理解を深める事が大切です。バレなければ本番やって良いなんて誰も決めてませんよ。ダメなものはダメでしょう。いずれ解禁なんて夢を持つのも止めましょう。射幸心の抑制は日本独自の文化です。パチンコやパチスロにジャックポットが永遠につかないのと同じなんですよ。これからも本番厳禁の中で日本の風俗文化は発展していきます。本番は解禁されるのか?されないのか?世間に問うてみたいですよね。反対が上回るのは間違いありません。世論に風営法は寄り添いますよ。それが現実であり結論です。大麻も未来永劫禁止されたままですよ。これも嗜む程度なんて甘ったれた発想で手をつけてはいけないんですよ。違反は違反。禁止は禁止。逮捕です。そうなってからでは手遅れなので、自制心を持った大人になりましょう。風俗に関わる人間の7割が自制出来ていない事なので、綺麗事じゃ済まされない事を自覚して下さい。7割がアウトと黙認で成り立っている業界は果たして健全なのか?それが普通としてまかり通るのか?お客様は大喜びしてしまうから話がややこしくなってるのが厄介です。そこに裏金が発生して、それをあてにする女性がいるのもさらに話をややこしくしています。風営法が機能していない事を裏付けています。法律に本音と建前なんかあってはならないんです。私ほど頑なに本番禁止を発信し続けた派遣型SMクラブ運営者はいるでしょうか?いませんよね。であるならば、私は『横浜風俗大学』の初代学長を務める権利くらいはありそうですよ。日本の学校がばれなきゃ大麻を吸っても良いとは絶対に教えません。『横浜風俗大学』は絶対に本番をやってはいけませんと学生に教えるのが本業です。であるならば、ソープランド学部は設立しない方が良さそうですね。学校の理念に反する学部があるのは大いなる矛盾となるので、横浜風俗大学のブランディングを考えた時に絶対に作ってはならない学部と位置付けられるでしょう。同じく料亭学部も作らない方が良さそうです。グレーゾーンなのがデリヘルです。『箱ヘルは禁止寄りで、デリヘルは解禁寄り。誰がそんな事決めました?ダメなモノはダメです。』学長の金言ですよ。生真面目に生きる方が後々の人生に活かせるんです。武士の時代が終わった瞬間から、刀で人を殺すのは許さない方向に、日本人の常識が向かったのと同じ事です。政府と官僚が本番を禁止した以上は、最後まで本番は禁止です。西川口流や赤羽流の様にお上に反した常識を作り上げてしまうと、最終的にはお取りつぶしの悲劇を迎える事になってしまいます。デリヘル業界を、そんな世界にしない為にも良識ある人間は率先してコンプライアンスを遵守しましょう。それが業界を守る事にもなります。DC(デートクラブ)の様な最後を遂げたくはありませんでしょ。昔はそんな業界まであったんですよ。ノーパン喫茶やノーパンしゃぶしゃぶもありましたよね。しかし赤線、青線の様に絶滅してしまいましたね。ん?ノーパンしゃぶしゃぶはまだありましたっけ?15年前、大阪にまだありましたよ。マンヘルなんかは、今でもありそうですね。乱行パーティーも残ってそうですね。しかしダメなモノは、それでも絶対ダメ。捕まる危険性がある世界に横浜風俗大学の卒業生を送り出す訳にはいかないのです。風俗と風営法の構造を理解した上で、社会性を持った風俗人を育てる学校にしたいですよね。『そうか!?』次に開学する学部の原案が出来上がりました。後少なくとも4つ学科は作れそうです。来年度に2学部、再来年度に2学部追加する事にしましょう。それ以前に、来年に横浜風俗大学院教育学部を開学します。いずれ横浜風俗大学で教職の仕事を出来る人材育成を目的とした教育課程です。横浜風俗大学には教育学部は開学しません。履修科目が横浜風俗大学より多いので最初から大学院の学部扱いとします。普通の大学院の様に研究材料がある世界ではありませんので、大学院は教育者の育成を目的とする学校として開学します。
久々に言いたい放題シリーズを書いているので、段々楽しくなってきました。それにしても、ずっと書いてますよね。女王様disりシリーズと本番は絶対ダメシリーズは。1,001夜執筆している間中、ずっと言ってそうです。本番禁止。地雷禁止。この2つは風俗ご法度事項の鉄板ですからね。これを言えるか言えないかは、風俗を教育に変換する上で一番大切な事だと考えています。真逆を教える人間に『風俗教育者の資格は無し』と定める事が大切でしょう。私は『7割がアウトか黙認で出来ている歪な世界』を是正したいだけです。馬鹿がつくほど生真面目なのでしょう。そんな人間が全国に1人くらい居ても悪くないじゃないですか(実際には沢山居ると思いますよ)。その世界観が風俗大学まで発展してしまったのですから、この仕事を完遂させて下さいよ。それで、風俗嬢が1人でも救われるのなら、私は絶対にそうしたい。皆さま、どうかお力をお貸し下さい。知恵を私に授けて下さい。切によろしくお願い申し上げます。まさかね。私がそんな風俗人になってしまうとはね。そこには2つの要因があります。1つ目はピンサロを完全非本番点として成功に導いた事(私がでは無く、私と師匠のタッグです)。サービスチェックとして、嬢が話で誤魔化さない様に、本番をしない様に徹底的に監視した事が、お客様の信用に結びつきました。そこで私の本番禁止の方が正しいという認識が生まれました。その次に、風俗業界に出戻って派遣型SMクラブで働き始めた頃は、私の本番禁止への想いは若干揺らいでいました。タイトル通り『7割がアウトと黙認で成り立っている業界は果たして健全なのか?』で、私の考えも悩み定まってなかったからです。そんなものなのかと思い始めていた時に、玲子さんとの出会いがありました。彼女は教科書の生写しの様な人で、本番を毛嫌いしていました。それなのに、厚木エレガンスで一番実績を作ったキャストへ成長しました。今も現役でトップに君臨しています。なぜそこまでお客様に支持されたのか?なぜそこまで長くNo.1を維持出来ているのか?人間としての魅力がある事。コミュニケーションお化けである事。本番をしない事。構造理解を出来ている事。これが売れた要因である事は明白でした。私の前で、玲子さんが本番無しでトップに君臨し続けている事で、『本番をしない方が、絶対に長く在籍出来ます。非本番は実力者になる要素となる』と確固たる根拠立てになりました。その存在で、玲子さんが立証してくれたのです。真逆の本盤嬢がレジェンド級の活躍をしていたら、私の考えは真逆に振れていたかもしれませんが、そうならなかったのです。この2つの分岐が、私を横浜風俗大学創設へと導いたのです。不思議な運命ですね。私の人生全てがここに行き着く様に仕組まれていたかの如く誘導されて行ってるのです。マゾヒストっぽい運命論者になってますが、あの言語化お化けであるところの古舘伊知郎(私が尊敬して止まない人物)が仏教を熱く語るほどに傾倒してますね。仏殿の中でラップでお経を読んだ姿は仏の様に後光が刺してましたよ。私は神だと思いましたね。そんな私にも、運命と信じ込みたい天職があった訳です。別の機会に話してみようと思いますが、私が風俗業に傾倒したのには理由があると思います。私が風俗業に携わる事で、気持ちが救われていたんです。『横浜風俗大学』では、私みたいな人生で迷子になっている人を1人でも多く助けたいんです。私がもう少し若ければ嘘っぽく聞こえていたでしょうね。しかし、片脚を失くし、死期が一歩一歩近づいている今ならば、本心から言える事です。別に野望なんか無いんですよ。既に私までもが仏化していますから。尤も、本殿に飾ってある金色の仏像ではなく、野ざらしになっている六地蔵の小さい方の一体でしょうけどね。野村克也は月見草。古舘伊知郎は金色の後光がさす仏像。私は畦道の古びた六地蔵の末っ子。こんなところでしょうか。そんな私でも成すべき使命は与えられているのだと思います。私の想いが、皆さんに届く事を願って、今回のコラムを締めたいと思います。
人生を55年間生きて、今になって私は気づいた事がありあます。私は暗くて長いトンネルの中を、出口を探して彷徨い続けているんだなという事実です。全く気付くのが遅すぎると苦笑いします。誰かの所為に、責任を押し付ける気はないんです。私の理解力の無さが、私の人生に於いて苦労を連続させている事は自覚出来ています。私はSMクラブ(風俗業界)に身を置いてます。SMクラブに身を置く事になったのは、私が精神的に未熟で一般社会に馴染めなかった事が原因だったと考えています。思考回路がバグっていた両親から逃げ出した事で、ひょんな事から20代からピンサロで働く事になったんです。しかも、そのきっかけは偶然でした。パチスロを打っていて、負けてお店を出る時に『仕事を見つけないとな』と考えていたら、パチンコ屋の正面に風俗店があったんです。古びた雑居ビルで1階にラーメン屋。その奥にピンサロ(BOX型のソファーでサービスを受ける風俗店)。2階もピンサロ。3階に箱ヘル(部屋にベッドだけがあり、共同で使用するシャワーが付いている風俗店)が入居するビルの前には各風俗店の呼び込みが客引きをしてました。私は、『ここのビルでは従業員を探しているお店はありますか?』と聞いてみる事にしました。すると、太った呼び込みさん(1階の店長、後の1階の社長)が、『お~!2階のお店が従業員探してるから聞いてやるよ!』と、下の内線から上の階に連絡をしてくれました。すると、幸運にも面接してくれる事になったんです。私は2階のピンサロで面接を受け合格。『明日から働きに来い』と言われました。その日の夜に、小田急相模原のキャバクラの面接も受けました。そちらも面接は受かったのですが、ボーイをやった後にマイクロバスで送りをやる事が条件でした。住む家が無い事を伝えるとマイクロバスの中で寝泊まりしろと言われました。ピンサロの方は、寮が空いてるから使わせてくれる待遇だったので、ピンサロで働く事を私は選びました。そんな思いつきの働き初めだったんです。今のSMクラブは、そこの会長から譲り受けたお店です。会長(師匠)のお店を一度は辞めて実家に戻ってますが、実家の町工場が潰れたタイミングで師匠の元に出戻ったので、1つのグループでしか働いてません。最初のピンサロは泣かず飛ばずで、私は途中で系列の携帯電話販売会社に移動させられました。最初のピンサロが行き詰まって名前を変えてリニューアルする時に、師匠が『お前の事を店長に育ててやるからピンサロで働け!』と移動を命じられました。私はピンサロのリニューアルから店員に戻り、1年半後には店長に就任しました。その後、店長として2年間勤めてからお店を辞めたのです。辞めたのは、師匠と大喧嘩したからでした。
SM奇譚 創戯旅団 第338夜 暗くて長いトンネルの中
※2026年07月18日18時11分【Livedoor、Ameba、FC2初稿】
※2026年07月18日18時11分【NOTE無料投稿】
私が風俗業に身を置こうと思ったのには理由があったんです。父の町工場は借金体質でいずれ潰れるであろう事は母から聞かされていました。母は小さな学習塾兼ピアノ教室兼ギター教室を営んでおり、父の会社の経営状況を把握してました。私は音響の専門学校を卒業した後に2年間、雑誌の編集プロダクションで働いた後に、父の会社で半年間だけ働きました。しかし、借金体質の会社であるにも関わらず、危機感一つ持たずに定時になると遊びに出かけてしまう父に呆然としましたね。そんな父に私の未来を託す気にはなれずに、会社どころか実家(千葉県)を飛び出して、ピンサロ(神奈川県)で働く事を決めたのです。風俗の仕事でマネタイズを学んで、食いっぱぐれない様にしなければと悲壮な覚悟を持って、真面目に働いてました。私の仕事に対する真摯な姿勢を師匠が信用してくれて、私は出世出来たのです。その師匠と大喧嘩して今度はお世話になったお店を飛び出してしまったのですから、私も恩知らずな人間です。風俗に流れ着いたのは、父親の仕事に対する不真面目さに愛想をつかしたのもありますが、母が膠原病という不治の病にかかって寝たきりになった事に対する危機感もあったからでした。しかし、私は昼職でマネタイズするスキルを全く持たない人間です。このままでは生きていくことさえ出来ないと悩んだ挙句に、夜のお店で働く事を真剣に考えていたのです。なんとも短絡的な思い込みですが、私なりに大真面目な判断でした。それが風俗業界に身を置いた経緯でしたね。当時はそれだけだと思い込んでいました。しかし、今は少し違います。私は40歳になった時に父が営んでいた町工場が潰れて、この後どうするか悩んだ挙句に、師匠の元へ戻る事を決めました。理由はマネタイズを学んで結果を出せたのがピンサロしか無かった事と、私を出世させてくれた恩人が師匠しか居なかった事です。出戻った先は師匠が生前最後に取り組んだプロジェクト、派遣型SMクラブへの配属でした。私はそこで数多くの精神と性癖に傷を負った人間を見てきました。その中で徐々に分かってきた事があるんです。どうやら私は幼少期から心に傷を負ったまま大人になり、その傷は今も癒えないままに傷として残り続けている事です。分かりやすく説明すると精神疾患を抱えたまま、大人になるまで生き続けている可能性が極めて高い事ですね。しかし可能性という言葉を使っているのは私が病院に行く事が無かったからです。自分の見立てでは、95%は発達障害と精神的トラウマに縛られたまま大人になっていると思います。私の自覚不足と未熟さでもありますし、両親の無責任さでもあります。もう私は人生の半分以上を生きてしまったのですから、他責で誤魔化せる年齢ではありません。今は自分の未熟さを恥じるばかりです。
私は幼い頃発達障害だった可能性が極めて高い訳です。両親はプライドばかりを重んじる偏った人間でした。二人とも経営者でしたが、プライドの高さから人に命令されるのを嫌い経営者になっただけで、人望は全くありませんでした。私の出来の悪さを、自分達の遺伝子をきっちり受け継いでしまっているとは直視出来ず、私を殴って躾ければ言う事を聞くと、勝手に思い込んでいました。私の心の傷は両親によって抉られ、さらに深いものとなります。『そんなのは誰でもそうだよ』と言いたい人もいるでしょう。確かにそうとも言えます。しかし傷を負った子供は一人でその心の傷を治す事は出来ません。両親は自分たちの所為で、息子が精神に傷を負っているとは認めたく無かったのでしょうね。今思えば器量の狭い両親です。恨んではいませんけどね。感謝もさほどしてませんが。挙げ句の果てが、両親揃って、仲良くダブル不倫です。ぶっちゃけ人間のクズですね。そこまで歪んでいるなら離婚しろって話です。未熟なくせにプライドばかり高いから、最後には子供にまで魅惑がられて拒絶されるのです。両親の事は大嫌いでした。せめて私の心の傷には寄り添って欲しかった。いや、せめて自分の子供なのだから心に傷を負って苦しんでいる事くらいは把握して欲しかった。それは両親が亡くなる最後の最後まで修正される事はありませんでした。その傷を少し癒したり正面を向いて向き合ってくれたのが師匠だったと思います。私はその姿勢に恩義を感じているので、最後までSMクラブを手放さずに大事に育てているのです。今では、私の息子の様な存在になっています。そう考えると、私は暗いトンネルの中を彷徨い歩き続ける人生を送っているのだなと、本気で思うのです。今も出口を出れた感覚はありません。では、どうなったら私は出口から出られるのでしょうか?そう自問自答する事が良くあります。SMクラブには心と性癖に傷を負った人々が、どこか闇を抱えたままに辿り着きます。そしてまた、何かに傷つき傷を抱えた状態で、私やお店を逆恨みしながら去って行く事が非常に多かったですね。いつの間にか私は、そんなSMクラブの番人になっていたんです。師匠も最後の仕事としてSMクラブを選んだのは、傷と闇を抱えていたからかも知れませんね。都内のSMクラブのヘヴィーユーザーでした。私は師匠に精神的に救われたんだと思っています。私も誰かの役に立たなければ、お店を継いだ事にはならないと本気で感じます。幼稚な発想だとも承知しているのですが、師匠が在命中に恩義を返せなかった負い目があります。ならば私は私の意思を継ぐ次の世代を育てて、その人間に恩義を返すべきだろうと考えるに至りました。その思いを完遂した時が私の長いトンネルの出口なのではなかろうかと考えているんですね。私が勝手に思い込んでいる自己満足の世界観ですが、いけない事でしょうか?くだらない事でしょうか?私にも正解は分らないんです。だから、まだトンネルの中にいると表現したのです。しかし、別に私は悲劇のヒーローではありません。感傷に浸っているから、そう考えているのとは違うんですね。悩んで悩んで答えを探そうともがいているんです。その情けない姿を隠そうとしません。寧ろ、皆んなに見て貰おうと考えています。何かしらの傷を抱えてSMクラブに辿り着いているのに、答えを見つける事なく去って行った人が多いのは気になります。『私だって同じだよ』とカミングアウトする事で、再び傷を追う前に自分を見つめ直す人が居てくれるのではないかと淡い期待を込めてカミングアウトしてるんです。私に出来る事はそれくらいだとちゃんと分かってるんです。風俗の教育機関、『横浜風俗大学』を立ち上げたのも同じです。もし暗いトンネルの中で苦しんでいる人が居るのなら、そのトンネルの中で一緒に出口を探しますよって意思表示です。なのでマウントを取る気もマウントを取られる気もありません。並走して寄り添う事だけが私の目的です。一緒の出口があるとは思っていませんよ。私は、少しだけ希望を持ってトンネルから出ていける人を見送りたいんです。見送る事が出来れば私はホッとため息をつくんだと思います。SMクラブで私の目的を果たせたのはたった1人だけだと思っています。第一期に在籍したりゆさんが唯一見送った人間ではなかろうかと感じているんですね。最後は癌による死別だと私は勝手に思っていますが、彼女の最後の仕事に私は立ち会えた可能性が高いと感じます。彼女は死ぬ間際に私の携帯に最後の電話をくれたと思うのですが、病院に会いに行けば良かったと後悔しています。残念ながら私も糖尿病で倒れて死にそうだったので、それどころではありませんでした。医者からは入院しろと言われたのですが、『起業して1人で仕事をしているので倒れる訳にはいかない』と病院の先生に泣きつき、事務所に病室を作り病棟兼事務所のような環境で気合と根性で仕事を続けました。まさに鬼神の働きを奇跡的にこなしたのです。奇人の間違いだったかと、今では思ってますけれどね。それから今も在籍中の玲子さん。彼女との腐れ縁にも感謝しないといけません。悪友S君にも、脚を失くしてからは特に助けられています。まだまだ同じような強い絆を増やさないと、私は地獄行き確定だと思います。第一期、第二期、第三期でどれだけのキャストさんの不幸を救ってやれなかっただろうと後悔しています。『横浜風俗大学』がお店のバランスを良い方向に持って行ってくれないかと期待しているんです。確実にそうせねばならないですね。悲壮な気持ちで仕事に取り組んでますよ。『横浜風俗大学』は、私自身の学び場でもあるのでしょう。私自身が今だに暗くて長いトンネルの中で彷徨っているのだから、私が自分を構造解析できる様にならないといけないでしょう。闇からの脱出は容易ではありませんよ。私の一生をフルベットした大仕事でしょうね。皆さんも自分の傷と向き合うという事は、一生を掛けた大プロジェクトだと思っていた方が良いと思いますよ。それくらい抜け出せない難儀な問題ですから。SMクラブだって、たまには人の役に立つんです。人生に悪影響を及ぼす存在だとは思いたくありませんから。次回からは8夜連続で、サッヘル=マゾッホ考察に戻ります。『マゾの聖典』を紐解いて行きましょう。