2026-07-02 19:11私がマゾヒストだと思う理由(SM奇譚 創戯旅団 第322夜)





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1年9ヶ月もの間、黙々と、そして延々と私はコラムを書き続けています。大それた事に挑戦しているのですが、手を抜いた事は一度もありません。真剣にSM語りに向き合ってみるかと、無謀な試みに今も挑み続けているんですね。需要が有るか無いかも分からない中で、手応えを感じる事も無い暗中模索を続ける感覚で、今日も文章を綴っています。性に関する考察ばかりを毎日続けているのですから、まともな神経では務まらない気はしています。サッヘル=マゾッホの禁書考察を書いたりもしていますが、あれだけの傑作小説を書ける小説家が、晩年は精神のバランスを崩した異常者扱いを受けたそうです。ちょっと待って下さい。性的探求をする事は、確かに人生の模範ではありません。しかし、好奇心というよりは、真剣に自分の本質と向き合っているだけの正直な人間だったとも言えるのではないでしょうか?確かに基地外じみてはいますが、誰も手をつけない禁断の理に踏み込んで、自分の精神の奥底を見た人だったんだと思うんです。後世の人々に影響を与えるほどの衝撃的な作品を執筆している時点で、どんなに頭がぶっ飛んでいようとも、天才の域に踏み込んだ小説家であり、凄い事をやってのけた人なんだなと、私は本気で思っています。尊敬もしています。
SM奇譚 創戯旅団 第322夜 私がマゾヒストだと思う理由
※2026年07月02日18時55分【Livedoor、Ameba、FC2初稿】
※2026年07月02日18時55分【NOTE有料投稿】
私の場合の、性的探究の好奇心の原点は、どこにあったんだろうと、改めて考えてみたんです。これが、面白いものでほぼ間違いなくこれです。
『何故、女王様(SMクラブの職業)はああまでもほとんどの人が、真面目に取り組んだ挙句に、ほぼ玉砕したのだろうか?』
これに尽きると思います。私は、負けず嫌いなので正解を知りたいんだと思います。おかしな話ですよね。そんな事を、人生を賭けて調べようなんて、心理学を学んでも無い人間が、踏み込んで良い問題かはいささか疑問です。しかし、私はSMクラブで女王様と向き合わなければいけない立場の人間です。考える資格ぐらいはあってもいいと思うんです。真実を知る事で、適切なアドバイスを伝えられる人になりたいですからね。
お金が欲しくてSM風な真理を追求しているのとは、ちょっと趣が違うんです。正解を知りたいのは、私の好奇心から来るものかもしれません。分からないまま、知らないまま、死んで行きたくはないんでしょうね。自分でも変わり者だなと、つくづく思います。そしてこう思ったりもします。
『私自身がマゾヒストなので、自分の事を深く知りたいだけなのではなかろうか?』
そう考えると合点が行くんです。長い事。それこそ物心ついてから40年以上は、私の本質はSだと思っていました。少し身勝手ですし、性癖がMだと思ってないのもあります。しかし、自分の事を後回しにして考えるのは、人と共存出来る資質があるからだろう?とか。人が苦しんでいるのだったら、自分が解決策を考えようとか。自分の人生を顧みずに、そんな事を考えてしまう性格なんで。この先も女王様が壁にぶち当たるのを見続けるのだろうと想像した時に、無力で有る自分を許す事は出来ないんです。どうでも良い拘りかもしれませんが、少なくとも女王様は、本当にその答えを知りたがっていますでしょ?15年以上をかけて、性的分析をあらゆる性格の人に対して行ってきたから見える景色もあるんです。的確な言語化を出来なければ、性癖を読み解く事は不可能です。これは私が、いつも言っている事ですが、馬鹿では結論に辿りつけないと本気で思います。感覚でSMを出来てしまうコミュニケーションおばけみたいなセンスある方は、沢山存在するでしょう。それでも言語化は難しいでしょうね。さらに、私の場合は、第二の制約が絡みます。
『日本のSMクラブという枠組みの中で、法令遵守の正解を探さねばならない。』
これが重要です。私が法令遵守を掲げていなければ、この文章を書けてはいないと思っています。普通に、違反していたら書けませんよ。犯罪を自白する事になりますから。
『内緒で本番やってしまえば、大半のお客様は納得してくれるよ。』とか、指名を取りたければ徹底的にお客様の射幸心を煽り続けろ!野外プレイでも、ハードな縛りでも何でもいい!お客様が望んでいて、普通の風俗店では絶対にやらない事(要は法令を破るような行い)を計算して動けば食いっぱぐれる事は無い!』とか、そんなアドバイスをする人間であったなら、ここまで思い悩む事はないんです。私がどSなら、そっち寄りの判断を下していたかもしれませんね。今のデリヘルもSMクラブも、7割以上はそっち側の人達です。彼らはグレーゾーンに脚を踏み入れて仕事をしていると思われます。そんな難題を、法令遵守の中で取り組んで文章化する試みだから、この考察文は、意味があります。これは、私にしか出来ない考察でしょうね。自惚れではありません。そうでなければ、みんな同じ悩みや考えを発信している事になりますよ。ところが、実際にはそうなってないでしょ?それが真実です。SMクラブとは、困った事に風俗版のグレーゾーン金利みたいなモノです。矛盾してる事を言いますが敢えて言いましょう。私の連載にパチスロの裏基盤連チャン機(違法)を題材にした『パチスロ連チャン機烈伝』なる連載があります。そのシリーズを、わざとSM考察と同じアカウントで連載しています。その趣旨には、実は深い意味があります。私はSMクラブの責任者という立場上、グレーゾーンを攻略しなさいとは言いません。『グレーゾーンはダメだよ。法令は遵守しなさい。』と教えます。ここを無視している人の方が、実際には多いんだと思います。日本では、大麻も麻薬もダメ。それは風俗でも同じ事。本番も野外も街娼もダメ。ダメなものは絶対にダメ。やらなければ食えないとか儲からないとか、そんなプレッシャーをかけて、グレーゾーンに誘導するのはダメですよ。教習所の教官は、『道路は流れに合わせてスピード違反しないと事故が起きる!』とは教えませんでしょ。あたり前ですよね。死亡事故が起きたら、責任問題です。だから本当の正解しか教えられないですし、その正解の範囲内で生きてほしいと願うのが、親、監督、コーチ、教官ではないでしょうか。誰も違反しなさいとは、本気で思ってないですよ。運営側の正当な教えです。『横浜風俗大学』が風俗の構造理解と法令遵守の中の実践を理念に掲げているのは、自動車教習所と同じ立場で風俗を教育しなければいけないからです。だから、キャストさんのみならずに、お客様学部まであるんです。これは私も含めて風俗遊びをしたり風俗で働く全員が、風営法で定められた範囲でSMや風俗を具現化しようって風俗健全化計画です。まあ、誰も言う事を聞かなそうで苦労しそうですよ。
そして誤解のないように、これも言っておきます。まだ伏線を回収してませんでしたね。私は、パチスロの裏モノを打つのが大好きでした。それは私が純粋に打ち手でしかなかったからです。それで良いとは思っているんです。どういう事か?大いなる矛盾のように見えます。が、ちゃんとした考えはあります。もし、私がパチスロの認定試験を担当する保通協の人間であれば裏モノを全力で否定します。但し、裏モノ界隈で生きている人間を取り締まるのは警察の役目なので、私が裏モノ界隈を攻撃をする事は絶対にありません。それと同じ事です。リスクに足を踏み込んでまでお金を稼いでいる人間を、攻撃対象にするつもりはありません。私は私の生き方をするという強い意思表示をしているだけで、他人にまで私の考えを強いるのは間違いだと思っています。前に本番はダメと言って、YouTubeで隠し撮り動画をアップして、風俗店店員に半殺しにあったYouTuberが居ましたよね。あくまでも捕まえる仕事をするのは警察であって、YouTuberの仕事では無いのです。ましてや盗撮動画をアップしているようでは、実際には、仲良く犯罪者同士になっています。さらに、ここが大事なので強調しておきます。私のお店は、法令遵守徹底なので、ハイリスクハイリターンを夢見ている人は、別の店で働けば良いだけの事だと思っています。そちらで、何をしようが私の管轄ではありませんので、ご自由にという事です。もっとも、ハイリスクローリターンで終わる可能性もかなり高い事もご存知なのでしょう。そちら界隈で腹を括って生きている事に、物申して阻害したいなんて気は、私にはさらさらありません。炎上してでも目立ちたいタイプではありませんから。故に、私もパチスロではそんな遊びをしてましたけどってカミングアウトと、自分と他人のスタンスの違いに対する見解を語る上でも参考になるだろうと、わざとパチスロネタに裏モノ連チャン機ネタをぶっ込んだのです。しかし、闇スロットだけはやりませんよ。そっちは完全にアウトだからです。その場で逮捕されてしまうので、私は絶対にやりません。闇カジノのスロットマシンも同様にやりません。この考え方も、風俗考察に役に立つと考えて敢えて公表しています。射幸心は問題定義になります。法令遵守した上で射幸心を煽るのは違反ではありませんって事です。4号機AT機やスマスロは、法律の範囲内で爆裂機を具現化した訳です。それならば完全にセーフです。風俗に於いても法令遵守をした上で、尚且つ射幸心を煽る営業手法は可能だと思っています。これはSMクラブだから挑戦出来る事だと思います。それが、私の本意です。なので、他所のSMクラブが、どんな営業方法を選択しようが、凄いなと思う事はあっても、酷いなと思う事はありません。私は私であり、他人は他人でしかない。長きに渡り、SMクラブを経営している時点で尊敬に値する存在です。リスペクトもしています。さて、ここまでのお浚いをすると、こうです。
私が追求しているのは、法令遵守した中で、女王様とM女が魅力あるプレイを出来る射幸心の煽り方を探りたいのです。日本のSMクラブは、海外のSMサークルとは大きな違いがあります。日本のSMクラブは、日本の風営法という法律で管理されています。西洋BDSMと日本古典SMは意味合いが大きく違う事を理解しなければなりません。日本古典SM、西洋BDSM、風営法。この3つが組み合わさった中でのSMプレイは、他の国のSMや私生活でやるSMとは大きく違うのです。三者三様の趣が融合されているので、他国のSMに関する観点とは大きく違う趣や侘び寂びが、SMクラブには出来上がります。SMクラブは想像以上に構造が複雑なので、SM好きでもピンポイントに成功を掴む事が出来ないんだと思っています。本当に挑みがいがある業種です。跳ね返されても跳ね返されても果敢にSMクラブに挑むには、言語化する事が必要だと感じています。理屈なき感覚的な突破口もあると思われますよ。それはハイリスク側へ傾く事です。しかし、私の辞書にハイリスクの方向性は記されていません。教科書を作れる程の正攻法だけを求めるのが、私の生き方だと思っています。マゾッホやサドのイデオロギーや遺伝子を残しつつ新たなSM観が構築されます。これは日本独自のものになります。SMクラブだけで味わえるSM行為。これだけ長期間、風営法はブラッシュアップされて来たのに、SMプレイややSMクラブは現状維持だったり退化したりを繰り返してしまうのは、何故なのか?ここにずっと引っ掛かっていたんです。それは風俗の教育機関が未発達であったり、言葉化出来ていない事も、SMクラブの発展を阻害してきた要因になってませんか?
さらにそこに、風俗のBtoB体質なる別問題までが覆い被さってきているので、即結果を出すという意味合いではハイリスク側に向かうしかなかったSMクラブの現状も理解しています。際どい戦いを強いられているのですから、全SMクラブが苦しい立場の中で戦っています。その中でマネタイズ出来ている人々を、私は素直に尊敬しています。大した人達ですよ。頑張ってると思います。SNS全盛時代ですからnoteを通してSMクラブ関係者とタイアップ企画を考えてみるのも面白いかもしれませんね。現役バリバリにSMクラブを稼働させていて、商権が被っている店舗同士の対談は、流石に実現は難しいかも知れません。ところが私の立ち位置が微妙なのが、救いかも知れませんよ。私の存在はSMクラブのようでSMクラブではない。SMサイトのようでSMサイトではない。もはや、ただのSNSアカウントみたいな立場です。私が相手であれば商圏が被る事は絶対にないじゃないですか。先方が、私なんか眼中にないでしょ?うちがライバルにはなる事はありませんから。今のところはね。であるならば、絶対に不可能ではありません。前半をウチ、後半をコラボ先にするのが理想的なバランスだと思います。後半の方がインプレッションを取れるのは間違いありませんからね。不利な前半がウチで構いませんよ。私は承認欲求ゼロの人間なので、それで全く問題ありません。SNS時代のSMクラブの生き方を模索する対談をしてみませんか?関係性が深まってきましたら、他の企画を考えても面白いと思われます。兎に角、時代の移り変わりが速すぎて試行錯誤が追い付きません。何が正解かを、見から始めるほどの余裕が私には残されていません。ここは果敢に攻めるのみです。余裕ブッこいてられない立場に追い込まれていますが、何故かアイデアだけは無駄に豊富です。昔からゼロイチは得意中の得意です。逆にイチニ(マネタイズ)がど下手くそなのが私の特徴だと思いませんか(笑)典型的なただの善い人ですよね。もうそれでいいですよ。
いろんな方向に話が逸れながらも、徐々に核心へ近づいてますね。私はサディストなのか?マゾヒストなのか?問題です。ここまで、読みすすめてきた読者の方々はどう見ますか?私の自己分析では負けず嫌いのマゾヒストではなかろうかと思うのですが?どうでしょうかね?今回は性癖の話は自粛します。このコラムをnote2006年創作大賞のコラム部門に応募するつもりだからです。と思ってましたが、創作大賞にこんな与太話を応募するのも恥ずかしくなってきたので止めにしておきます。自己分析の性癖版は次回のコラムでたっぷり話ますので、今回は精神論を進めていきますね。ただのマゾヒストだったら、私はSMクラブを挫折していたと思います。ところが、私は生粋の負けず嫌いだったんです。投げ出すのも嫌いです。白黒つけないと気が済まない性格です。おそらくは、サディストで他責傾向にあったなら、早めにSMクラブを辞めているか追い出されています。怒りを抱えながら離脱する姿が見えます。極端なマゾヒストだったとしても、自分に才能が無いと自責傾向に走り、やはり挫折していたと思います。私がSMクラブに執着したのはたまたまだと思います。偶然の賜物。GIFT的に捉えていますね。苦難の連続を苦難とさえ思わない精神力が、偶然誕生していただけだと思っているんです。そうであるならば、様々な角度からSMクラブを語り尽くすのが私の役目だと思います。偶然にもSMクラブで長く働き、偶然にも(才能がないから必然か?)長文SNSを情報資産として蓄積出来る暇が、私には転がり込んで来たんです。であるならば、私がこの奇天烈な役目を果たすべきでしょう。さて、最初の話題に戻りましょう。日本古代SMと西洋BDSMと風営法の絡み合う現代のSMクラブが提唱するサディストとマゾヒストの定義が、日本独自の定義であり、そんな難解な風俗哲学の研究に取り組んでいる人間は皆無。その誰も手をつけようとしない構造解析が面白いんだと思っているんです。SM雑誌やSMサイトでは、様々なSM論が語られている事でしょう。女王様目線の過激思想ならば、世の中に数多く出回っていると思います。その分野に私が参入する事に意味は無いと思われるんですね。私の根幹がマゾヒスト的思考回路の中にあり、その性格故に、自らを作品の中に投影してしまっているのです。唯一無二の検証が、私には出来るんだと捉えています。数年で結論が出せる研究では無いと思います。私の生命を燃やし尽くす程の研究材料に育てる事が、本当の価値なのではないでしょうか。サッヘル=マゾッホが具現化した支配と服従の世界を、令和日本版の世界観として描くと、次世代のBDSM信者が参考にしてくれる気がします。そんな淡い期待に人生を賭けてしまうのも、伊達と酔狂で生き抜く感じで、また一興と思わされます。思いついた事の羅列でしか無い稚雑な文章である事も重々承知しています。狂った果実を皆様にも、少しだけ味わって貰いたかったんです。SMクラブなんてまともに生きている人間が辿りつく世界では無いんです。どこか心に傷を持った人が、偏った性癖や歪んだ精神を抱えたまま辿り着いてしまう場所です。私は偶然ではなく必然としてここに存在していると思う事にしました。長い説明になりましたが、私の生涯をかけた研究の話に付き合って頂きまして、ありがとうございます。貴殿の貴重なお時間を、この駄文に割いて下さった事を感謝しております。私のこの考え方が、マゾヒスト気質丸出しなのも、また面白いですね。