【店長コラム】SM奇譚 創戯旅団 第258夜 一殺多生
※2025年12月20日22時22分

酷い詭弁ですね。要は他人を見捨てて自分だけが生き残りたい人の言い訳でしょう。早くも1行で結論を導いてしまいましたね。この詭弁が見事に夜職を言い表してるなんて思う節もありますよね。今回は、結論が先にあってそこから話しが広がる回ですね。夜職とはこれ即ち、お水と風俗の事です。共通しているのは闇と病みが蔓延る商売だという事です。全部嘘で塗り固められた世界です。男も女も素性を隠した人間付き合いが主流になります。どこぞやで聞いた言葉ですが、夜の世界は虚構の世界らしいですよ。まあ当然かとも納得させられます。本当の事なんか、危なっかしくて何一つ話せませんからね。少し考えれば、男も女も自分の生活基盤を持ってるじゃ無いですか。それでも色恋があれだけ成立したり援交営業に発展してしまったりするのです。全くやれやれです。私達夜職の人間は、それで飯を食わせてもらっているので否定はしませんよ。感謝もしています。それと同時に、定期的に事故が起きるところまでが一連の流れかなと思いながら眺めています。要はそこまでがデフォルトかと気付かされるのです。知らず知らずの内にキャストさんは、死と隣り合わせのリスクを平然と背負わされてしまいます。嘘と嘘の関係値に上乗せして、色恋の嘘までが生まれてしまいます。ただの恋愛ごっこと理解出来ている男だけが色恋営業に付き合っていませんよね。数％の割合で真剣な恋愛だと思い込んでしまうボーダーレスな人間が混ざっています。そのボーダーの無い人間が最終は追い込まれてくると大事故、速い話しが殺人に及ぶのです。そこまでは無くとも事故は普通に起こります。大事故寸前で止まっているだけで、紙一重で助かったくらいのレベルです。そのリスクまで背負わされている事に気づいた上で色恋は使いなさいよとしか助言出来ませんよね。ところが助言も無しなお店も多いのです。これが風俗の本音と建前の関係値に繋がります。あたり前に嘘が蔓延るのはキャストさん側とお客様側のどちら側もなんですよ。平然と悪びれる事も無く嘘を吐いてしまうのです。虚構の世界で話している内に虚構の世界に入り込んでしまい、思い込みで関係を深めてしまうからです。スタートと同時に逆方向へ男も女も走り出す原理です。私は前回説明しましたよね。それが愚かな行為だとなぜ気付けないと。水商売の闇なんですよ。闇社会なのでは無く、全員の心に闇がある病的な世界だと思います。誰も何が正しくて何が間違っているかの判断さえも付かずに仕事を続けています。働いている人にもお客様にも悪気が無いところが、困った流れなんです。やってはいけない事だと知らないパターンまでありますからね。半分くらいの人は、いや7割以上の人は本番問題が違法な事には気付いています。自分は手を染めなくても、人がやる事は関知しないと見て見ぬふりをしてしまいます。その方が自分も得をすると本気で思っているからです。このドミノ倒しみたいに全員が間違ってしまう流れを、誰が止めるんですか。誰にも止められないから、私が悪い流れを止めようと、捨て身の闘いを挑んでるのです。本当に珍しくないですか？ダンマリばっかり見受けられます。大昔のDCみたいになっているのが、どうにも気に食わないですね。業界が死んでしまうのを本気で防ぎたいんです。総合SMクラブという風前の灯なカテゴリーに属するお店だからこそ持っている危機感かも知れませんね。デリヘルはイケイケすぎて私が持つ危機感なんて考えた事も無いと思われますよ。

閑話休題。一殺多生なんて言葉を肯定するから、零戦を爆弾代わりに特攻させたり原子爆弾を大都市に落としたりと、人間はとんでもない発想に至ってしまうのです。勝てば官軍。間違った事も正しくなります。一殺多生は正当化されます。結局は一蓮托生も一殺多生も正義を表す言語ではありません。都合の良い言葉であり詭弁なんですよ。自分の立場を正当化するだけの便利な言葉です。そんな言葉に正義があったら戦争で人間同士が殺し合う事も無いでしょう。それと夜職に何の関係があるのか？なんとなく察しがついた人も多いでしょう。夜職は誰かが得をしたいが為に意図的にミスリードされている業界だと気付いた方が利口ですよ！と警告しているのです。つくづく私はただのお人好しの唐変木ですね。キャストさんのミスリードを誘発する側に周り、がっぽりお金を儲ければ良いのにも拘らずに、その金持ちになれる立場を簡単にスルーしてしまいます。茨の道を大喜びで選択してしまうのです。馬鹿だからだと思ってますよ。しかも私の周囲にいる人間は、正義のヒーローになれますよ。私は自分の成果に拘りを持っていません。自分が得た名声は簡単に人に渡してしまいます。大事なのは正しい方向に業界を差し戻す事なんです。本当は簡単に出来るんですよ。本番の取り締まりは、違反切符を切って罰金刑に処するだけで、本番問題は7割無くなると思ってますよ。すると闇に潜って悪さしようとする輩は出てきますね。しかし、正規の風俗店で本番して稼ごうなんて愚か者は居なくなります。罰金刑になった場合は、風俗で働いている事がバレるので具合が悪いキャストさんが多いですからね。前科も付きます。おまけにお店側も罰金系です。するとお店も死に物狂いで本番を阻止しますでしょ。お客様も切符を切られ前科者になる事で家庭崩壊のリスクは負えません。リスクを冒してまで本番をやる事はありません。切符罰金制度は犯罪抑止に確実になりますね。しかも、日本国はかなりの財源確保になります。国民の重税を少し和らげる事ができるやも知れません。全くやれやれです。ついに私は妄想の中で法律制定まで考え出しましたか。法の整備を若い正義感の強い政治家がしたら良いのです。年寄りたちは利権まみれで動きませんでしょう。私は、たまに起死回生のアイデアを偶然思いついてしまうので、オモシロ基地外人間なんですよ。無駄に正義感は強いので、コンプライアンス違反を犯す心配はありません。風俗業界浄化作戦の先駆者になる事だけはお約束出来そうです。但し成功者になれる保証は出来かねます。社会的に認められる立場は、後輩に譲る事になるかも知れません。この闘いが長期戦になるだろうと覚悟しているからです。戦いの過程を可視化して追って行くのが面白そうなんですよ。物好きな性格してるんでしょうね。やりがいさえあれば、何でも通しの人生を歩んでいるんです。はて？これも一殺多生でしたかね。私だけが犠牲になれば良いのです。詭弁でしたかね。犠牲なんて綺麗な言葉を使って格好付けてる場合ではありませんでした。私の置かれている状況は四面楚歌。八方塞がり。コラムとYouTubeがあるので、即死はしない不思議な立場に収まりましたよね。これからどうやって突破口を開いて行くのかが思案の為所です。

私が目指したい世界。闘うべき狂敵はご理解頂けましたね。この数回連続で嫌と言うほど語りました。みんなで貧乏になろうぜ！とは言ってません。仕事内容に正義がある＝純粋にプレイを追求する資格がありますね。本番には一切頼らずに、変態的な世界観を創作する事で、お客様に認めて貰いたい欲望があります。いかに楽しい変態プレイに昇華させるか。SMの定番的コースだけでは満足して頂けませんよね。この時点で数多のSMクラブとは全く違う世界観が求められています。私が真新しいプラットフォームが必要なんて、突拍子もない事を言い始めたのにも一定の根拠はあるのです。過去に類を見ない斬新な発想を考え出さないと、悪目立ちも出来ないのです。こいつ！いかれた事をやりやがった！と思われなければ、バズる為のスタートラインにも立てていないんですよ。これでは、近場の派遣型風俗店が真似して実現出来る代物ではありません。答えは簡単です。デリヘル的な発想で風俗店を構築した事がないからです。それはこういう事です。デリヘルがウチの戦略をパクると趣旨が大きくズレてしまうんですよ。ウチのほにゃらら割バックを真似するとか、ウチのオプションを全部差し込んでみるとか、デリヘルなのに検討外れな営業をやり出します。デリヘル的に成功する着眼点は全くありません。混乱を招いて終わる可能性しかありません。私がそんなところには着眼点を置いていないからです。10年前だったら話しは別かもしれません。当時は、ウチも基本戦略に関しても成長途上でした。バック率やオプションやコース戦略にも拘りを持っていたと思います。しかし私自身が、これは違うなと感じ初めてからは別ですね。その違うと思った部分を真似されても、私はこう思ってしまいますよ。『マジか？それもう俺が失敗を認めた戦略だぞ。デリヘルの味付けには、絶対ならないんだけどな。その戦略に踏み込むならウチの失敗をトレースするだけだろう。」私はただ黙って傍観してました。結局は2年で、そのお店は潰れていましたね。私になんか興味を持たなかった方が賢明だったのにとさえ思いますよ。デリヘルはデリヘル畑で育てないと成長しませんよ。餅屋は餅屋だと思います。ウチにしてもギャルズスタイルは第二期で切り捨てましたでしょ。ピンサロ営業は、私の専門ではありません。女王様とM女しか在籍していない店舗がピンサロ営業している事が不自然極まりないのです。これも餅屋理論に当て嵌まります。デリヘル店がウチの考えに寄せてしまうといろいろと苦労しますよ。ウチは研究する必要なんかありません。時間の無駄だでしかありません。変態系特殊風俗店だけ話しは別ですけれどね。店舗コンセプトの設定仕方が同じですから。楽しくエロ気持ち良い変態プレイを考え出す事に集中しましょう。さすれば必ずお客様は『自分も仲間に入れて！』と電話をくれます。変態さんは常にエロい女性に飢えています。変態な女性が思いの外に見つからないんです。しかも、自分と性癖の相性がバッチリ合う女性を見つけるのに苦労してますからね。お店は変態行為をひたすら追求して行けば変態さんの指示だけはきっちりと得られます。それを分かっていれば、結果は後から必ず付いてくると思いますよ。変態的な試行錯誤は想像以上に難しいので、奥が深いんですけどね。この問題は散々話しをしていますが、私も核心に辿り着いてはいません。サービスが嫌いな女王様と変態さんが噛み合う事が未来永劫無いからです。変態行為は教えて出来るモノではありません。教わらないと出来ない変態プレイであれば、変態になる資格は無いと思っています。この件はまたゆっくり語りましょう。何度でも問題定義しないとならないお題ですからね。いつまで経っても結論が出ない問題でもあります。しかしエロは楽し気持ちければ何でも通しです。変態になれる人達だけで集まって、外敵に犯されないコミュニティを作りましょう。本番厠は仲間だと思っていません。論外です。ウチが追い求めてる世界観を壊しかねない人達だと思っておきましょう。今までも散々お店を荒らされてきましたからね。きっちり拒否反応を示しておかないと、向こうから寄ってくるんで迷惑千万です。いつものdisり回のように読まれてる方も多いと思います。しかし少し違うんです。私はいつも少数派を守ろうと、無意識に動きますでしょう。長いものに巻かれる生き方を全否定して生きています。私は一切多少の一殺を一切良しとしない人間である事を証明したかと思うんです。つまりは、そんな回でした。次回は厚木エレガンスの異次元進化の先に何が見えるのか？を語って見ましょう。NHKの大谷翔平特集のパクリです。ドジャースワールドシリーズ連覇に、年末まで私が浮かれています。大谷翔平の期待を裏切らない成績がただただ凄い。第三期は、私達も神クラスの変態プレイヤーさんか頭角を表してくるのを期待しています。
この15年で何人居ました？

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