【店長コラム】SM奇譚 創戯旅団 第251夜 色恋の果てが死体として転がっている人生なんて嫌でしょ
※2025年12月10日22時22分

今回はネタがネタだけに軽口さえも皆無で語りましょう。男女関係を仕事にする職業の危ういバランス感覚に言及します。もし夜の仕事全般が国に管理される事になったとします。必ず教育課程に含まれるのが色恋に関する対処の仕方になると思います。色恋は危険と隣り合わせの接客スキルだと自覚して使わないと、強烈なしっぺ返しを喰らう事になります。最悪の場合は人生を奪われる事になりかねません。私は細心の注意を払っているから、危険には巻き込まれる事はないだろう！なんて簡単に考えない方が良いのです。人間は無意識に暴走してしまう生き物です。自分では完璧な危険回避、危機管理能力を持っていると自負していようが、相手の心の中までは読みきれないから、色恋は勝負事なんです。男女関係を商売にしている以上は、皆さんはこの図式が成立している事を自覚せねばなりません。円満な着地などほぼ不可能な商売なのです。太客様になればなるほど危険性が強くなります。指名のお客様は女性に好意を寄せるからお金を払い続けるので、何処かで自分は女性を助ける救世主だと勝手に思い込んでいる場合があります。現実把握能力が極端に低い人間が本指名のお客様に数％は確実に含まれている事を理解せねばなりません。ところが頭では理解していても回避は出来ません。それは何故か？太客様として大金を流し込み続けているからです。基本として人間は大金が絡むと思考に緩みが生まれる性質を持っています。それが故に小さな歪みを見逃すだけで無く、その後も『この人は大丈夫！』と身勝手な自己判断を下してしまうのです。完全に危険を自分のご都合で蓋をしてしまう、非常に危うい行動を自らの判断で下します。ただの接客以上の感情が芽生えるのが男女の接客商売です。分かりやすい説明としてはホストの指名客があげられます。指名客の最低7割以上が付き合えると妄想して遊びに来ている現実が確実にあります。その相手の心の隙間を狙って色恋を仕掛けるのが常套手段です。実は同じ図式が、もう少し分かりにくい形で成立しているのが風俗業なんです。キャストさんは無意識に相手の心の隙間に入り込んでしまっているのが垣間見えますよ。管理者として俯瞰で見てますから、余計に危険性を各々のパターンに於いても、実は何割かの確率で察知しています。例えばこのお客様は40％くらい危険水域に居るなとかは普通に推測出来ています。しかしお客様を切るか切らないかの判断はキャストさんに委ねます。そうでないとキャストさんに恨まれます。それでも無常にもお店側で問答無用で切り捨てる場合があります。それはどんな場合か、少し話しは脱線寸前ですが敢えて説明しますよ。中には他の女性にちょっかいを出すだけで無く、キャストさんを小馬鹿にする態度に出たりお店を小馬鹿にする行為に出る愚か者が居ます。この場合は例外を一切認めずに、お店側の判断でお客様を切り捨てます。どういう了見か分かりますか。こういう事です。殺人までは行きついてませんが、既に余計な事をしでかしているので、完全アウトとするのです。例え女性が太客にしているお客様だろうと、一切情けをかけずに出禁にしていました。結構ありましたよ。このパターンは店としても売り上げは惜しいですよ。私は特に女性が腹を立ててしまうケースを嫌いました。自分が絡まれた場合でも腹が立つのですから、女性がムカついてるのが手に取るように分かる訳ですよ。私は女性に優しいのでこのパターンを絶対に許しませんでした。仮にお客様を許したとしても調子に乗るだけなのは知っているので、絶対に許す事はありません。私も負けん気の強さは他人強い方ですからね。徹底してましたよ。大体は誘いが酷くなって来た段階で、キャストさんは太客様を切ります。キャストさんの危機回避能力の肌感を最優先にしていました。もう少し我慢しようよとは言いません。私なんかより接客している本人の危険だと思う瞬間の判断は正確じゃないですか。私の判断で太客様を繋ぐ無理をさせてしまい、もし事件が起きてしまったら目も当たられません。何にせよ色恋をしかけていないのに、一方的に好意を寄せられる商売でもあるので風俗は難しいと思いますよ。相手が好意を寄せてしまうのは防げませんからね。唯一の例外がありました。女王様はお客様を怒らせたりどん引かせたり呆れられたりと、様々に相手に好かれない行動を取ります。女王様は他傷の傾向があります。するとこんな弊害が出ます。お客様を取り込んでコンビで他傷を繰り出すパターンですね。これが悪質なのでお客様共々出禁とクビがワンセットになります。このパターンはやばいですよね。何人もの女王様が、この最悪なパターンをやらかしましたよ。女王様はちょっでもいい顔を見せてしまうと、調子に乗って余計な事をするので看過出来ませんね。何故、ここまで過ちを犯した女王様を徹底的に弾劾するのかも語らねばなりませんね。今後もこの過ちを平然と犯すのが目に見えているからです。過去には、こんなパターンで女王様が問題を起こしました！と読者様とリスナー様に知って頂く事が重要です。今後も同じ問題がリアルタイムで起きると思いますので、パターンを全員で把握して回避を目指す為に、事前に情報の共有が目的です。きっちり明確な基準を設けて女王様を管理しないと、どこからでも危険は生み出されます。さて、今女王様ネタをぶっ込んだのが意図的だった事に気付けた方はいらっしゃいましたか？お客様も同じように、どこで危険人物化するかは予測不能なんです。ところが予測不能な危険が起きていてもスルーしてしまう危険があるんです。いやいや私はそんな馬鹿じゃないよ！と5割以上のキャストさんは思いましたね。正本来はドジを踏まないんですね。ところがこんなパターンがあるのです。最悪のケースで実話を引用しますよ。立川のデリヘル嬢がプレイ中に滅多刺しに合い惨殺されたのは記憶に新しいですよね。被害者は相模原のシングルマザーでした。厚木市の隣りの相模原市で苦労していた女性だけに悔しい話しですね。もしウチに働きに来ていればお客様は変態紳士ばかりで、最悪なケースを回避出来ただろうに！と思ってしまいます。ウチよりも過剰な表現で募集を打つところばかりですからね。ウチなんかキャストさんに発見されませんよ。その相模原のシングルマザーさんは、お客様に色恋を使ってたんですね。しかもちょっと限度を知らない悪どさを持ち合わせていました。旅行に一緒に行くので30万円寄越せ！と要求していたそうです。お店が禁止してるであろうプレイ料金以外の要求です。裏取引をしている時点でキャストさん側に問題行動がありますね。これは裏で本番が常態化していた決定的な証拠となりますね。間接的な状況証拠なので断定は出来ないですよ。このお客様以外からも平然とお金を裏引いてしまっていたのでしょうね。しかも30万円もの大金を要求しています。カツアゲ度合いが不良顔負けの手口ですね。勿論、事件は殺人ですからお客様が100％悪いですよ。しかしきっかけとなる要因を作り上げてしまったキャストさん側に原因はあります。しかもこのお客様以外にも金銭の要求と本番行為を1セットでやらかす裏営業を常態化させていたと客観的な視線で推測出来てしまいます。お店側は黙認していたのでしょう。ここに問題点が存在します。お店とキャストさんには暗黙の了解が存在していた可能性が高い可能性です。お店は知らなかったと言い張るでしょうね。知らない訳無いでしょう。本番嬢は簡単に見破れる！と常に私は言ってますよね。まあお店は分かっていたでしょうね。指名の取り方とその後の遊び方に不自然さが出るのを気付けない素人が働いていたとは思えません。状況証拠だけで本来は判断可能ですよ。それをわざと見過ごすのです。そうなるとキャストさんが、逆宝くじに当たってしまい人生が終わってしまう可能性は見えなくなります。問題はこの自発的盲目問題なんです。キャストさんが逆宝くじに当たって死んでしまうのは仕方がない事ですか？1回の致命的な見過ごしで大事な仲間の人生が詰んでしまうんですよ。人一人の大切な人生が奪われる事態を軽く見ては絶対にいけません。これが夜職の闇深い現実ですよね。大金さえ稼げるのであらば、虎穴に入らずんば虎子を得ず。無茶する事を正当化してしまいます。ここまで話しを進めてもキャストさん側もお客様側も、いいや！バレなければ何の問題も無い！皆んな普通にやってるから！と開き直ります。援交クオリティです。お客様は本番をやりたいが為に平気平気！と軽口を叩きます。キャストさんの人生なんか本気で考えた事はありません。深刻な社会問題なんです。次の章は、この深刻な社会問題を深掘りしますよ。

男性側の本番体質。これは完全に男が悪いのです。悪気があろうがなかろうが関係ありません。深刻な社会問題と捉えましょう。逃れられない問題なので男性側にコンプライアンスの観点を植え付けなければ、私達は風俗人としてプロ失格だと思いませんか。にも関わらず、9割以上の風俗人が真逆の行動を取り続けていますよ。全員アウト案件でも、赤信号皆んなで渡れば怖くない！とオフホワイトは白と勝手な理論を作っては、見逃して貰う事を期待します。この企みが完遂してしまうからキャストさんが援交クオリティに退化するのです。私も失敗続きだったなと苦々しく反省しています。延々といたちごっこを続けてしまいましたね。風俗人として、実は私も深く悩みましたよ。私がエレガンスの第二期の戦略として選択したのが完全非本番店へ舵を取る事でした。これは世の風俗店の流れの反対へと向かう、チャレンジングな選択です。それでも逆境に立ち向かったのです。正しいと思っていたからです。オフホワイト、グレーな環境は許さない選択をします。私は間違った選択をしたとは、今も全く思っていません。私の選択の方が長い目で女性を守れると本気で信じています。逆にオフホワイトを助長する流れが、風俗全体からみて７割強を占めている事の方が理解不能です。真剣に生き方を再考する事を望みます。マジでアウトはアウトです。いずれ日本は本番を解禁する？なんか聞いたことあるセリフですね。いずれ大麻は解禁になる！と言っているのと、何が違うんですか？本番は良くて大麻はダメなんですか？意味が分からないですwダメなものは絶対ダメですよね。奥さんや旦那さんや恋人や自分の子供に胸を張って言える事ですか？『本番はやっても捕まらない！何故なら30年後に日本では本番が解禁されているからだ！』と堂々と言えるのですね？おかしいですね。『ダメと法律で決められているものは、誰が何と言おうとダメ！』こっちが正解だと思いますが違いますか？違わないですよね。グレーゾーンは日本に存在しないんですよ。自分の子供に教えるのはこれです。見通しの良い２車線の道路がありました。普段から車は通りません。真ん中には信号の無い横断歩道があります。子供が右と左から車が来ていない事を確認して横断歩道とは離れた場所を渡ってしまいました。しかし横の家から車が急発進して飛び出て来て子供を跳ねてしまいました。子供は頭を強く打ち運の悪い事に亡くなってしまいました。このパターンを考えてみて下さい。誰が悪かろうが、運が悪かろうが、死んでしまったら取り返しがつかないのです。亡くなってから後悔しても時既に遅しです。気を抜いた判断をしないでおきましょう！万が一も含めて用意周到に危機回避をせねば完全では無い！これが模範解答ですよね。何か起きてから物事を考える生き方は危険極まりないと肝に銘じて生きていきましょう。【つづく】

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