冬になると、ストーブやヒーターの前で
“ぴたっ”と固まる人っていますよね。

あれ、もう完全に Mの表情 なんですよ。

だって、あの距離感。
あの姿勢。
あの温度への身の任せ方。

どう見ても
「はい、好きにしてください」
って態度なんですよね。

じわ〜っと近づいて、
熱くなりすぎたらちょっと離れる。
でもまたゆっくり戻っていく。

これ、SMの現場でよく見る
“攻めと逃げ” のリズムとほぼ一致してる。

熱さに耐えながら、
「気持ちいい…でもちょっと痛い…」
みたいな、あの絶妙なライン。

あれが好きな人、
絶対どこかにM気質が眠ってる。

さらに面白いのは、
ストーブの前って誰もが喋らなくなるところ。

急に静かになって、
ただ熱を受けるだけの時間が流れる。

あれ、完全に
“無言の服従プレイ” なんですよ。

Sからの責めじゃなく、
“暖房から与えられる刺激” を
全身で受け止めてる状態。

人に責められていなくても、
環境に支配されるMモードってあるんだよね。

そして極めつけは、
ストーブ前のあの“寄りかかり姿勢”。

ちょっと猫背で、
肩を落として、
とけるみたいにリラックスしてるやつ。

あれはもう…
自分から従属ポジションに入っていってる。

椅子でもベッドでもない場所で
あんな無防備な姿勢になるなんて、
普段どれだけ耐えてるのかって話。

結局ね、
人って日常のどこかで
“誰かに甘えたい・委ねたい”
そんな気持ちが自然に出てくる。

それが強く出るのが、
寒い日のストーブ前ってだけ。

つまり、
ストーブの前で固まる人は

冬になると勝手に 「発情期のM」 に切り替わる。

熱に弱い人ほど、
実は快感に強い。
これ、太郎の中で何年も前からの確信です。