2025-11-23 11:25『“お湯が熱いかどうか確かめる役”は支配者説』





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「ちょっと熱いか見てくるわ」
って言うじゃないですか。
あの瞬間、実はもうその場の 支配者が決まってる んですよ。
だって、先に指を入れた人の判断が絶対になる。
「うん、大丈夫」
と言われれば全員が従うし、
「ちょっと熱いかも」
と言われたら全員が入るのをためらう。
お湯の温度ひとつで、
人間を左右してるわけです。
これはもう、
“温度を握った者が主導権を握る”
という自然界のS気が働いている。
さらに面白いのは、
確認する人って実は二種類いる。
●①「ガッ」と迷いなく指入れるタイプ(支配系S)
このタイプは一瞬で温度を見抜く。
「はい、いける」
「熱い、下げて」
判断が速い。
間を与えない。
主導権の奪い方が完全にS。
この自信はどこから来るのか。
たぶん、お湯より人間関係の温度に敏感だからだと思う。
●② 恐る恐る指を近づけるタイプ(様子見S or 繊細M)
手前で一回立ち止まって、
ふわっと蒸気の温度を測るやつ。
「あ、結構熱いかも」
「えー…ちょっと怖いな…」
この慎重さは繊細なM気もありながら、
確認役を任されてるという“責任感”のSもある。
つまり バランス型。
このタイプが一番信頼されやすい。
で、確認しない側──
つまり、お湯の温度を他人任せにしてる人は、
大半が “従う側の快適さ” を知っている。
自分で決めなくていいという安心感。
誰かに判断してもらう気楽さ。
これはただの依存じゃなくて、
委ねる能力が高いM なんだよ。
委ねるって実は勇気がいる。
相手を信じてないとできない。
その信頼関係は、
SMの世界でも一番大事な部分。
そして気づくんだ。
お湯の温度を決めるという、
ただそれだけの行為の中に
SとMの原型が全部入ってる と。
判断する者と従う者。
ためらう者と導く者。
熱さと冷たさ。
緊張と安心。
人間が気持ちよくなる構造って、
日常の小さなところに全部隠れてる。
お風呂の温度ひとつでも
これだけ支配と服従が見えるなら、
世の中ってやっぱり面白い。
今日確認役をしたあなたはSかもしれないし、
ただ委ねたあなたはMなのかもしれない。
どっちにしても、
あなたの中にある“役割”って
案外いつも自然な形で顔を出してるんですよね。