2025-11-18 19:04『SMとは、痛みじゃなく“理解”の話だ説』





2025-12-12 11:17掲載
2025-12-11 14:08掲載
2025-12-10 12:55掲載
2025-12-07 09:27掲載
2025-12-06 12:15掲載
2025-12-05 09:40掲載
2025-12-04 10:44掲載
2025-12-03 10:22掲載
2025-12-02 10:42掲載
2025-12-01 11:24掲載
2025-11-30 14:14掲載
2025-11-29 14:20掲載
2025-11-28 14:22掲載
2025-11-27 11:26掲載
2025-11-26 11:35掲載
2025-11-24 20:02掲載
2025-11-23 11:25掲載
2025-11-22 12:45掲載
2025-11-21 21:06掲載
2025-11-20 21:09掲載
2025-11-19 21:52掲載
2025-11-18 19:04掲載
2025-11-17 22:12掲載
2025-11-16 09:59掲載
2025-11-15 11:04掲載
2025-11-14 11:06掲載
2025-11-13 10:10掲載
2025-11-12 13:48掲載
2025-11-11 16:01掲載
2025-11-10 12:04掲載
2025-11-09 09:54掲載
2025-11-08 13:30掲載
2025-11-07 14:06掲載
2025-11-06 14:34掲載
2025-11-05 13:42掲載
2025-11-04 14:11掲載
2025-11-03 10:31掲載
2025-11-02 18:30掲載
2025-11-01 14:32掲載
2025-10-31 15:15掲載
2025-10-29 15:47掲載
2025-10-28 19:52掲載
2025-10-27 16:45掲載
2025-10-26 22:49掲載
2025-10-25 23:03掲載
2025-10-24 16:17掲載
2025-10-23 17:07掲載
2025-10-22 16:56掲載
2025-10-21 23:59掲載
2025-10-19 12:45掲載
なんて話を耳にした。
──いやいや、違うんだよ。
それはSMのほんの表面でしかない。
縄を握ってきた経験上、
むしろSMって “相手のことをどこまで理解できるか” の遊びなんじゃないかと思う。
たとえばS。
世間では「強い側」「攻める側」なんてイメージが強いけど、
本物のSって実は、めちゃくちゃ優しい。
なぜなら、相手の呼吸・表情・震え・温度……
そういう小さな変化を全部観察して、
「ここまでは気持ちいい」「ここから先は無理」
そのラインを誰よりも真剣に探るからだ。
雑に叩いたり、ただ強くすればいいわけじゃない。
相手を壊さず、でも満たす。
そのバランスを取るのは、優しさと責任感のある人間じゃないとできない。
逆にM。
世間のイメージでは「受け身」「強要される側」なんて言われがちだが、
本物のMって “感受性が鋭くて自己表現がうまい人” なんだ。
痛みや刺激をただ受けるだけじゃなく、
「もっと強く」「そこは違う」「今それ気持ちいい」
と、身体で微妙に伝えてくる。
だからSとMって、
ただ命令する・されるじゃなくて、
一種の対話なんだよね。
言葉で会話するだけじゃなく、
皮膚で会話して、
呼吸で会話して、
沈黙で会話する。
この“会話の濃さ”が普通の関係とは一味違う。
SMの面白さって、実はそこにある。
だからいつも思うんだ。
痛みはスパイスであって、メインじゃない。
メインは相手のことを知ろうとする気持ちと、
理解された時の安心感なんだよ。
これって、仕事でも、恋愛でも、友人関係でも全部一緒。
人間が一番気持ちよくなれる瞬間って、
“理解された時”なんだと思う。
もしこの業界に興味がある子がいたら言いたいのは、
別にSでもMでも、どっちでもいい。
派手じゃなくてもいい。
大事なのは、
「相手を感じよう」「相手を理解しよう」
って思える気持ち。
その気持ちがあれば、この世界は案外、怖くも痛くもない。
むしろ、
自分の“素直”や“弱さ”が武器になる世界だ。
そんな世界がちょっとでも楽しそうに見えたら、
ぜひ一度扉を叩いてみてほしい。
太郎が縄の端っこ、持って待ってます。