『SMとは、痛みじゃなく“理解”の話だ説』(2025-11-18 19:04) | SM倶楽部ヴィーナスのSM店日記一覧

スナイパーSM診断

SM倶楽部ヴィーナス

SM倶楽部ヴィーナス

電話する080-9356-0088

2025-11-18 19:04『SMとは、痛みじゃなく“理解”の話だ説』

『SMとは、痛みじゃなく“理解”の話だ説』
最近また「SMって痛いの好きな人の遊びでしょ?」
なんて話を耳にした。
──いやいや、違うんだよ。
それはSMのほんの表面でしかない。

縄を握ってきた経験上、
むしろSMって “相手のことをどこまで理解できるか” の遊びなんじゃないかと思う。

たとえばS。
世間では「強い側」「攻める側」なんてイメージが強いけど、
本物のSって実は、めちゃくちゃ優しい。

なぜなら、相手の呼吸・表情・震え・温度……
そういう小さな変化を全部観察して、
「ここまでは気持ちいい」「ここから先は無理」
そのラインを誰よりも真剣に探るからだ。

雑に叩いたり、ただ強くすればいいわけじゃない。
相手を壊さず、でも満たす。
そのバランスを取るのは、優しさと責任感のある人間じゃないとできない。

逆にM。
世間のイメージでは「受け身」「強要される側」なんて言われがちだが、
本物のMって “感受性が鋭くて自己表現がうまい人” なんだ。

痛みや刺激をただ受けるだけじゃなく、
「もっと強く」「そこは違う」「今それ気持ちいい」
と、身体で微妙に伝えてくる。

だからSとMって、
ただ命令する・されるじゃなくて、
一種の対話なんだよね。

言葉で会話するだけじゃなく、
皮膚で会話して、
呼吸で会話して、
沈黙で会話する。

この“会話の濃さ”が普通の関係とは一味違う。
SMの面白さって、実はそこにある。

だからいつも思うんだ。
痛みはスパイスであって、メインじゃない。
メインは相手のことを知ろうとする気持ちと、
理解された時の安心感なんだよ。

これって、仕事でも、恋愛でも、友人関係でも全部一緒。
人間が一番気持ちよくなれる瞬間って、
“理解された時”なんだと思う。

もしこの業界に興味がある子がいたら言いたいのは、
別にSでもMでも、どっちでもいい。
派手じゃなくてもいい。
大事なのは、
「相手を感じよう」「相手を理解しよう」
って思える気持ち。

その気持ちがあれば、この世界は案外、怖くも痛くもない。

むしろ、
自分の“素直”や“弱さ”が武器になる世界だ。

そんな世界がちょっとでも楽しそうに見えたら、
ぜひ一度扉を叩いてみてほしい。

太郎が縄の端っこ、持って待ってます。

SM倶楽部ヴィーナスの店舗日記一覧