プレイ中に一番怖いものって、実はムチでもロウソクでもない。
　**“沈黙”**なんですよね。

　音が止まった瞬間、空気が凍る。
　ロープが擦れる音も、息づかいも、全部一瞬で消える。
　そのわずかな時間に、頭の中では
　「今、何を考えてるんだろう？」
　「痛かったのかな？」「もっと欲しいのかな？」
　そんな想像の渦が回りはじめる。

　けれど、この沈黙って案外、信頼の証でもある。
　言葉がなくても伝わる関係。
　余白の時間を怖がらずに受け止める勇気。
　SMって、実はそういう静けさの中にこそ“絆”があるんです。

　これ、実は仕事にも似てると思うんです。
　たとえば面接。
　質問されて、答えに詰まって沈黙が流れると焦る。
　でも本当は、そこで無理に言葉を繋がなくてもいい。
　考えてる時間も、誠実さの一部だから。

　沈黙が怖いってことは、
　相手のことをちゃんと意識してる証拠。
　人の気持ちを感じ取れる人ほど、
　この仕事でもきっとお客様を癒せる。

　「話すの苦手だし」「緊張するかも」って思ってる人。
　大丈夫。無理に饒舌じゃなくていい。
　“間”を感じ取れる人こそ、SM倶楽部では輝ける。

　沈黙を怖がらずに、
　まずは一歩、声をかけてみてください。
　面接の時、きっとあなたのペースで話してもらえます。

　ムチより怖い沈黙も、
　きっとここでは優しい余韻になりますから──。