【麻縄太郎の余談】蚊に刺されるのもSM説(2025-09-30 21:24) | SM倶楽部ヴィーナスのSM店日記一覧

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2025-09-30 21:24【麻縄太郎の余談】蚊に刺されるのもSM説

【麻縄太郎の余談】蚊に刺されるのもSM説
夏の夜。
寝ようとした瞬間に聞こえる、あの「プ〜ン」という羽音。
——はい、もうこの時点で精神的拷問の始まりです。

蚊という存在、よく考えると小さな支配者なんですよ。
人間の許可もなく、勝手に肌へ口を突き立ててくる。
しかも刺した痕はすぐには現れず、数分後にジワジワと痒みを広げてくる。
これはもう「遅効性の責め」と言ってもいいでしょう。

痒みを我慢しながら布団の中で身悶える。
爪を立てて掻きたいのに、「今掻いたら悪化するぞ」という理性がストップをかける。
——この葛藤、完全にMの耐久プレイそのものです。

そして、ついに掻いてしまった瞬間。
「あ゛〜〜〜〜〜〜〜っ」
声にならない快感と共に訪れる解放。
痛みと痒みのあいだで溶けていくこの感覚は、ある意味でご褒美です。

ただし蚊はSとしてはなかなかの問題児。
勝手に登場し、勝手に責め立て、勝手に去っていく。
事後の気遣いもなければ、セーフワードも存在しない。

でも考えてみれば、人間は毎年夏になるとこの強制プレイを受け入れているのです。
自ら網戸を閉め忘れ、虫除けを怠り、進んでこのゲームに参加している……。
そう思うと、我々の中には無自覚なMの素質が眠っているのかもしれません。

——痒みの後の快感。
これをSMと呼ばずして、何と呼ぶのでしょう。

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