【麻縄太郎の余談】朝の満員電車は究極の拘束プレイ(2025-09-27 15:12) | SM倶楽部ヴィーナスのSM店日記一覧

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2025-09-27 15:12【麻縄太郎の余談】朝の満員電車は究極の拘束プレイ

【麻縄太郎の余談】朝の満員電車は究極の拘束プレイ
毎朝の満員電車。
あれを「ただの通勤手段」だと思っている人は多いでしょう。
しかし私に言わせれば、あれはもう立派な拘束具。
むしろ天然素材でできた人間縄といったところでしょうか。

腕は上げたくても上がらない。
吊り革を持とうとしても他人の肩や頭が邪魔をする。
足はぎゅうぎゅうに押しつぶされ、わずかに動かすのもやっと。
気づけば見知らぬ誰かと身体の一部がぴったり密着しているのです。

——これが「縄」じゃなくて何だというのでしょう。

しかも、ただ縛られるだけではありません。
夏は蒸し風呂のような熱気で、汗が流れる。
冬は厚着した人々の体温がこもって、やはり息苦しい。
呼吸は浅く速くなり、視線のやり場もなく、
「早く解放してくれ!」と心の中で叫ぶ瞬間。

これはまさに、即席の呼吸制御プレイ。

ただし、残念ながらそこに女王様の声掛けや合図はない。
「大丈夫?もう少し我慢してみて」なんて優しく囁いてくれる人はいません。
あるのは冷たいアナウンスの声と、
「押さないでください!」という駅員さんの必死の叫びだけ。

でも、駅に着いた瞬間、
押し寄せる波から解き放たれ、ホームに出た時の解放感。
あれは完全に「縄を解かれたM男の顔」になっている自覚があります。

考えてみれば、日常の中にこうしたプチSM体験は潜んでいるもの。
縛り、拘束、支配、解放。
人間は気づかぬうちに、それを繰り返し味わっているのかもしれません。

——満員電車。
あれはただの通勤時間ではなく、
社会が毎朝用意してくれる強制参加型のSMショーなのです。

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