【店長コラム】創戯旅団 第199夜 B型肝炎騒動
※2025年09月15日20時29分

これは厚木USA第二世代に於いて、私と師匠の中で迅速な対応を求められたある事件の話しです。第二世代中期に、私は可愛らしい顔の20代前半の美人さんを面接しました。その中で、『私、B型肝炎なんですけれど、雇って貰えますか？』と言われたのです。話しを詳しく聞いてみると、どうやらエジプトへ旅行へ行った時に現地の男とやってしまったらしいんですよ。その時に病気を移されたらしいのです。Ｂ型肝炎になったとどうして気がついたんでしょうね？Wiki先生によると、身体のだるさ、食欲不振、吐き気、嘔吐、黄疸（皮膚や白目が黄色くなること）等の症状が出るらしいですね。て事は、旅行から帰って来てから調子が優れないので病院へ行き発覚したパターンしか考えられないでしょう。そもそもがＢ型肝炎とはどんな病気なのでしょう？まず私は医療関係者では有りませんので、Wiki先生から得た知識で話しを進める事をご了承下さい。B型肝炎とは肝障害を起こすウイルス感染症で、急性疾患と慢性疾患を起こします。感染者の血液や、その他の体液に接触することで感染します。世界中で20億人が感染しており、毎年60万人がB型肝炎によって死亡しています。しかも、HIV（エイズ）よりも50倍から100倍感染力が強いです。医療従事者にとって、重要な職業上の危険でもあります。しかし、現在では、安全で効果的なワクチンによって予防できる疾患です。なかなかに恐ろしい病気でもあるんですよ。師匠は他のピンサロがエイズ騒動に巻き込まれて全くお客様が入らなくなってしまった例を引き合いにだして私に説明しました。そして、彼女の就労はお断りする事になりました。ついでに似て非なる病気に関しても学習して起きましょう。まずはC型肝炎です。C型肝炎は、C型肝炎ウイルスがうつることによりかかります。C型肝炎ウイルスはヒトからヒトへとうつります。ウイルスに汚染された医療器具や輸血用血液の使用により移ります。ウイルスに汚染された器具を用いて皮膚を傷つける行為(刺青、ピアスの装着、鍼など)によっても移ります。ほとんどの人(80%)が、感染してしばらく(急性期の間)無症状です。症状がある場合には、食欲不振、腹痛、倦怠感、色の濃い尿などが見られます。感染した人の8割程度が慢性肝炎となり、倦怠感などの自覚症状が長く続きます。さらに長い時間をかけて肝硬変や肝癌へと進行します。通常、急性のC型肝炎に対して治療は行いません。慢性化した場合には、抗ウイルス剤やインターフェロンによる治療が行われます。途上国では医療器具が汚染されていることがありますので、安心できる医療機関を確認しておきましょう。器具を使用する治療を受ける際には、安全かどうか確認を求めることも重要です。また不衛生な場所での皮膚穿孔(耳ピアス、入れ墨や鍼など)を避けましょう。次にHIVとエイズについて学びましょう。「AIDS（エイズ）」※1とは、「HIV」※2というウイルスに感染して免疫力が低下し、決められた様々な疾患を発症した状態を言います。※1 AIDS（Acquired Immunodeficiency Syndrome）：後天性免疫不全症候群※2 HIV（Human Immunodeficiency Virus）：ヒト免疫不全ウイルス／HIVに感染すると数週間後に、インフルエンザに似た症状（発熱・筋肉痛・頭痛など）が現れる場合があります。その後、自覚症状のない時期が通常は数年から十数年続きますが、その間にも病気と闘う免疫力の低下が進行します。免疫力の低下が進み、免疫が正常に働かなくなると、日和見 ひよりみ感染症※3を発症するようになります。特に「指標疾患」※4を発症した場合、エイズと診断されます。※3 日和見 ひよりみ感染症：本来なら自分の免疫力で抑えられるような肺炎などの病気※4 指標疾患：ニューモシスティス肺炎、カポジ肉腫など／HIVは感染力が弱く、日常生活（握手・入浴・缶などの回し飲みなど）ではうつりません。感染経路は、主に「性的接触による感染」「血液を介しての感染」「母子感染」の三つに限られているため、正しい知識を持って予防対策をとることで、HIV感染のリスクを減らすことができます。／性的接触による感染。HIVに感染すると、HIVは血液や精液・膣分泌液などに多く分泌され、性的接触により相手の性器や肛門、口などの粘膜や傷口を通じて感染します。これが、最も多い感染経路です。そのため、性行為におけるコンドームの正しい使用は、HIV感染症・エイズ予防の有効な手段といえます。／治療方法。今のところ、体の中にあるHIVを完全に取り除くことはできません。ただし、現在は、複数の抗HIV薬を服用する抗HIV療法により、体内のHIVの増殖を抑え、免疫力の低下を防ぐことができます。早期に感染を知り、治療を始めることにより、HIVに感染していない人と同じように長く、健康的な社会生活を送ることができるようになりました。最近では、複数の抗HIV薬を合剤にした1日1錠の服薬ですむ薬も登場しています。なお、エイズ発症後での治療は、発症前と比べて難しくなるため、より高い治療効果を得るためには、HIV感染を早期に発見し、早期治療につなげることが大変重要です。どうでしょう。思っている以上にＢ型肝炎やエイズは深刻な伝染病ですよね。セックルは気持ち良いですが、得体の知れない人間と合体してしまうと、人生が取り返しのつかない事になってしまいます。何せ、ﾀﾋぬリスクがある病気には感染したく無いですよね。これがセックルの怖さです。セックル無し風俗もリスクがありますが、セックルよりは気持ちマシ程度のリスク回避だと思います。そうなると大衆風俗は怖いですよね。数多くのお客様についてなんぼの世界ではリスクはどこまでも高くなります。尚且つ、性病はどうするんだ問題まであるのです。そんな中でのＢ型肝炎案件です。それはノータイムで断る1択になるのです。せっかくお客様が入るお店に成長しているのです。何も、危ない橋を渡る必要が有りません。数多くのお客様を相手に商売している私達に取っては、いい加減な対応は取れない危険と隣り合わせの出来事だったと思います。それにしても、海外なら少しくらいハメを外しても大丈夫だろうと、その娘は思って外国の方と性交渉を持ったのでしょう。まさか一生背負う事になる病気を伝染されてしまうとは思わなかったでしょうね。日本人以外の常識の違いを舐めてたのでしょう。価値観は180度違いますよ。日本人ほど他国の人は平和ボケはしてません。死に物狂いの危険人物もいれば悪党などは度合いが違います。殺されなかっただけマシだったかも知れませんよ。

さてＢ型肝炎の話しがこれで終わりなら、別にコラムネタにはしません。話しはここから続きがあるんですよ。私がUSAを辞めてから仲の良かった風俗仲間達と飲み会をやった時の話しです。私、悪友S君、悪友S君の部下君、厚木スキャンダル時代の私の部下君、悪友S君の部下君の親友、合計5人で飲み会を開いた事があったんですよ。悪友S君は当時はUSAの上の階のヘルスでスタッフとして働いていました。悪友S君の部下君は熊本から上京して来たアルバイト君でした。以降は熊本君と呼びますね。そして、この熊本君の親友も少し前まではUSAの下にあるピンサロのアルバイトをやっていたので私も知り合いでした。その飲み会の席でこの1階の元アルバイト君が、『自分、付き合ってる女が居るんですよ。その彼女が数ヶ月前にUSAの面接落ちてるんです。店長の事も知ってるって言ってましたよ。』と言うのです。ん？ちょっと待て！時期がＢ型肝炎さんの面接と完全に一致するのです。マジか！と愕然としましたよね。この一言で幾つかの事を瞬時に察してしまいます。まず、Ｂ型肝炎さんはUSAの面接を落ちた後に、どこかの風俗店にＢ型肝炎である事を隠して入店していると思われます。そして、そこに1階のピンサロを辞めた元アルバイト君がスタッフとして入店したと想像出来るのです。そして、速攻で風紀してしまったのです。多分です。私の推理ではの話しですよ。私は『どこで知り合ったの？』と疑問をぶつけました。偶然、友達の紹介で知り合ったんですよ！と言ってました。そんな上手い話しなんかないのです。そもそもどこにその接点があるんだよ！って話しです。『USAに入店出来なかった事に関して何か言ってた？』と聞いてみると、『いや。ただ面接に落ちたって聞いただけですよ。こないだ彼女と2人でパチンコ屋に並んでたら店長も悪友S君と熊本君と並んでるの見ましたよ。彼女に声かけて見る？って聞いたら、今日はいいやって言ってましたよ。』と元アルバイト君は言いました。これはますます怪しいですね。そして困りましたね。元アルバイト君は彼女がＢ型肝炎である事を多分知らないのです。これは、どうしたもんですかね。彼女ですから悪くも言えません。しかも、恐らくは風紀ですから。十中八九は抱いてるに決まってます。すると、元アルバイト君は日型肝炎キャリア確定です。問題はそれを教えてあげるか？なんですよ。それか、後日に熊本君に教えてあげるかも悩むところです。これは誰に忖度すれば良いか思案の為所です。私が出した答えは、誰にも教えないでした。USAでは雇ってあげられなかった上に、彼氏まで取り上げてしまうのは嫌な奴になってしまうなと考えたのです。私は底抜けに女性には優しいのです。逆に、男性には厳しいかも知れませんね。私っぽい判断だなと思います。私は性癖はSですが、性格はMですからね。この飲み会の場では、Ｂ型肝炎さんに情けをかけたのです。心の中では元アルバイト君と熊本君にごめんと謝りつつも、鬼の決断をしましたね。これにて一件落着！ってなるかよなのです。ちょっと待て！じゃあ、Ｂ型肝炎さんが新しいお店で接客したお客はＢ型肝炎キャリアに知らない間になってしまったのかよ問題が残ってますね。九死に一生を得て伝染らなかった奇跡の生還者も居ますが、何割かのお客様は直撃を喰らってしまった事になります。どこのお店かは知りませんがご愁傷様です。しかも、そのお客様達は他のキャストさんとも遊んでしまうのです。よく本番黙認店で誰彼構わずにただでセックルしてしまうキャストさんを公衆便所とか言ったりしますよね。しかも、その公衆便所が性病になってしまうとカオスな状態になります。皆んなで仲良く性病のピンポン感染状態になるのです。これ、本当かよ？と疑わない方が身の為です。風俗あるあるですからね。100%事実でしょう。風俗店でキャストさんが風邪を引いたとします。周りの女性に風邪が伝染り、その人の風邪は治る。最後には風邪がお店のキャストさんを1周してしまうのが風俗あるあるじゃありませんか。どうして風邪以外の病気が蔓延しないと言い切れます？だからUSAは面接段階でＢ型肝炎さんを断固拒否したのです。対応は正解でしたね。USAが最初の面接だったから助かった事が分かったのです。間一髪だった事が偶然判明してしまい、びびりましたよ。

次回は、6月の厚木USA対厚木スキャンダルの対決が巻き起こしてしまった惨劇を語ります。師匠も私もへそを曲げてしまう最悪の展開が待ち受けていたのです。今になって思いかえすと、ただのボタンのかけ違いなんですよね。仮に誰かしらの思惑として、私達2人の絆を裂く事に成功していたとします。しかし、風俗の仕事をしていて完全にゾーンに入っていた師匠と私を実績で誰一人として超えられなかった事は、後日師匠が語ってくれたのです。私達は2人が組んだ奇跡のタッグを簡単に考え過ぎてたんですよ。

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