【店長コラム】創戯旅団 第198夜 厚木USA対厚木スキャンダル
※2025年09月14日19時01分

いよいよオープンを迎えた厚木スキャンダル。いきなり捨て看板イベントからのスタートです。3日間のリニューアルイベントからの立ち上げです。6月1日がオープンだったのですが、ちょっとしたボタンのかけ違いで師匠が厚木USA、私が厚木スキャンダルで6月に売上勝負をしようなんて事になってしまったんです。この時は、何でそうなるかな？と不満しかありませんでした。私は厚木スキャンダルのオープンより厚木USAの売上が心配なので、USAの陣頭指揮を取らせて欲しいと強く希望したのです。そこには根拠がしっかりとありました。USAは嘘偽さん、デリヘル移籍子さん&巻き込まれの若手1名、さらに薬師丸さんと主力がごっそり抜けているのです。新人が2名ほど入っていたと思うのですが、売上は落ちてしまうイメージしか私には無かったんですね。本指名を安定して稼げるのはNo.1に登り詰めたスロぷ子さんだけです。厚木USA自体の人気は結構あったんですよ。お店はバズってましたから。しかしそれでも、このままの感覚で営業してしまうとお客様が減ってしまうイメージしか持って無かったんですね。すると、私の戦略はこうなります。これは私が厚木USAのフロントに立って、箱ヘルのお客様とお友達作戦を発動しないと、実際はかなり苦しいだろうと考えていたんです。しかも、今の状態だと厚木スキャンダルのキャストさんの方が贔屓目無しにレベルが高いと確信していたので、USAの陣頭指揮を取りたいと直訴したのです。それが私の肌感だったんです。しかし、師匠の見立ては違いました。別にお前がいなくてもUSAは何とかなるから、お前がスキャンダルの営業に入れ！と言うんです。私はUSAのバランスが悪くなりかけてるから、今が踏ん張りどころなんです！と説得を試みます。しかし、師匠のプライドを損なってしまいます。なら、厚木USAと厚木スキャンダルで売上勝負しようじゃないか！俺はお前に勝つ自信があるぞ！とか言ってます。だ～か～ら～、違うんだって！そのお店は友達作戦を継続しないとお客様入らないんだって！分かってる？とは言えませんからね。仕方なく売上勝負を受けるしかなくなってしまったんです。この友達作戦の事って最初に話した時は言ってないですよね。インチキ使って、お客を増やしまくってましたってカミングアウトですからね。しかし、師匠は『どうだ！俺の言った通りにしたらお客が増えただろう！』とか、ご機嫌な訳です。私もまあそういう事にしとくかと思いながら『そうですね。』と調子良く答えていたのでミスリードが起こってしまっているのです。でも『そんな訳ないだろ！上にヘルスがあったら負けるに決まってるじゃん！インチキ使うしか勝つ方法なんて無かったよ！』と正直に言ってもどうにもならなかったでしょう。師匠は自分のやり方に絶対の自信を持っていましたからね。そんな経緯で売上対決が始まってしまったんですよ。私は多分勝ってあたり前だくらいに思ってたんですよ。師匠も、USAは俺が育てて大成功したお店なんだからあいつに負けるなんてあり得ない！とか思ってたんでしょうね。今だから言える事があります。どっちが正しいなんて答え合わせではありません。2人とも馬鹿だったな！が私の見解です。冷静に見ていれば、どっちも売れるお店を俺が作ったと勘違いしてるんですよ。あの時の実際の立ち位置はUSAもスキャンダルも弱点を抱えたお店なのだから、勝負とか言ってる時点で驕りがあるんですよ。2人して協力して難局に立ち向かい、問題点を解決する方が先決だったと思います。男も女も問題だらけ馬鹿だらけ。それが当時のUSAとスキャンダルの実態でしょう。以前コラムにこの件を書いた時より惨劇の数々を思い出せていますので話しがパワーアップしてませんか？当時も今も風俗の世界は何故かバトルロワイヤルな展開に発展してしまうので大変ですよ。結局、夜職の登場人物は全員アウトレイジ状態なので全員参加でバトルロワイヤルを繰り広げてしまうのです。残念ながら本当の事を書いているだけで、面白いエンターテイメントが成立してしまいます。それは不幸な事なんでしょうね。私は麻痺してるので苦痛に感じないだけです。もう実社会で36年も経験を積んでるのですから、世の中綺麗事で渡っていけない事くらいは知ってます。師匠と私は2人してピンサロがたまたまバズったからと言って風俗を極めた気でいたおめでたい人間だったのです。ある意味平和ですね。それでは、USA対スキャンダルの売上勝負のダイジェストをご覧下さいませ。

とは言ったものの劇的な展開なんか無いんですよ。スキャンダルはリニューアルオープン初月ですし、最初の3日間が捨て看板イベントの日です。スタートダッシュするのは確定です。リニューアルオープンを全面に売り出しているのですから、その後も順調にお客様は入り続けました。USAも善戦したんですよ。しかしキャストさんの頭数はスキャンダルの方が上回っていました。スキャンダルには負ける要素がないのです。最終的に総売上は150万以上の差をつけてスキャンダルが勝ちました。それどころかリニューアルオープン初月は6月の閑散期であったにも拘らずに、売上が1,000万を突破してしまったのです。USAでは、どれだけ頑張っても1,000万なんか過去に行きませんでしたよ。スキャンダルは7月の繁忙期は950万だったので、リニューアル初月の反響と捨て看板イベントの破壊力が成功に結びついたと思います。ただそれだけの事なので、どれだけお客様が入ろうが実際の手応えは薄かったのです。友達作戦は使えませんし、スキャンダルは仕切りが高くサービスチェックも出来ません。上の階に歌麻呂がありましたが、所詮はピンサロです。友達作戦を使えるほどお客様は上がって来ません。それどころか、最初からスキャンダルの方がお客様が多いのですから友達作戦は成立しません。私の得意分野が何一つ無い厳しい状態だと思ってましたね。お客様とのコミュニケーションが不完全だと売上は先細りしてしまいます。唯一USAに無い武器があるとしたらマジックミラーだった事くらいでした。USAも写真指名は出来ましたので、選べない訳では有りません。しかし、実物を見てキャストさんを決められるならお客様は安心して遊べるでしょう。変なキャストさんをつけられて悲しい思いをしたくないからマジックミラーのお店に行こう！と思えるシステムは、確かに安心感のある良心的なお店だと思います。しかし、マジックミラーの集客効果に胡座をかいてしまい営業努力を怠るキャストさんが出て来そうで、私はどうも気に入らないのです。絶対に何かしらずるをするキャストさんが現れてしまう気がしてしまいます。お店に取って重要なポイントだと思いませんか？私の肌感が危険信号を灯しているんですよ。キャストさんのプレイは目視で監視しないと、劣化した接客をするポンコツさんを生み出す事になります。これが一番致命的ですよね。そして、ギャルズスタイルの晩年の成れの果てじゃないですか？テコ入れをするなら、もうギャルズスタイルは閉店するしかないと考えましたよね。自分のお店ながら、これはあかんやつだと思ってました。絶対に閉店が正解だ。そこまで悲壮な決断をしないとならなくなったのです。ギャルズスタイルに関しては、素直に失敗を認めましょう。サービス地雷や性格の悪いポンコツ女王様が底溜まってしまう流れが出来てしまったのは大失敗です。そして、S女スパイラルとガチで闘ってこそ、一流のS女使いじゃないかと思わされたのです。猛獣使いと発想は同じです。この監視システムの構築が重要だと思うからこその、サービス地雷女王と性格の悪い女王に対する徹底的なディスりに結びついています。私のお店ではお客様を舐めた接客だけは、絶対に許したくありません。その決意表明だと思っているので、女王様ディスりは誕生したのです。間違いなく良心的な女王様店を作る為の最重要課題だと思っています。これはS女スパイラルの真の恐ろしさを実体験した人間にしか言えない言葉だと思いませんか？私は女王様のお店を作る事を諦めてはいませんよ。しかし、女王様の定義を覆えすくらいのドラスティックな改革をしないと、お客様が安心して遊べるS女店は作れませんよね。創戯旅団が最初からコンセプトを持った中で作られたコラムだと理解して頂けましたでしょうか？このコラムはSM嬢と本気で向き合う男の阿鼻叫喚を記すリアルタイムドキュメンタリーですよ。だから、私は私の基地外っぷりを等身大に表現するだけで良いのです。創戯旅団には、薄っぺらい格好つけた言葉は一切要らないという理です。第三期新生厚木エレガンス、改めバロンドールグループの基本理念です。私達の目指すSMコミュニティの全貌が見え始めましたね。この一連のピンサロ語りシリーズにも、厚木エレガンスに活かせる大事な基本理念が語られていた事になります。私の経験則を語るには、私は馬鹿なので脳内を包み隠さずに曝け出すしか、お客様には真意が伝わらないと考えています。創戯旅団とは、私の悲壮な決意が込められた一大プロジェクトだったというお話しですよ。これが私の脳内可視化プロジェクトです。私は基地外だ！私は基地外だ！と連呼していたのも、本心から出て来た阿鼻叫喚なんです。しがないSMクラブのおっさんが考え出した命懸けの大勝負の話しが創戯旅団です。これも嘘じゃないでしょうね。何とも要領の悪い生き方です。まるでモビィ・ディックと人生を賭けて闘うどこぞやの船長の話しみたいですね。あちらは名作でこちらは駄作になります。私の文章など、所詮は駄文なのです。しかし、他人の不幸は蜜の味。この駄文こそが最悪な不幸を語るエンターテイメントであり、リアルタイムSMクラブドキュメンタルですよ。ホリエモンがまっちゃんのドキュメンタルを下品極まりないと評していました。あれは褒めてましたよね。芸人の魂の叫びが詰まった阿鼻叫喚の名作だから下品なんですよね。私達もエロを深掘りしてしまったが故に不器用な生き方しか出来ない私と、そんなしがない風俗人である私を取り巻くキャストさんとお客様と読者様なだけで良くないですか。でも少なからず真心が込められた良心的なお店でありたいですね。最後に一つだけヒントとサプライズです。このリアルタイム変態ドキュメンタルは、最初から厚木エレガンスだけを語っているのではないかも知れませんよ。他所の組織も加わった一大プロジェクトだったなんて嬉しい隠しコマンドがあるかも知れないじゃないですか。だから総合SM倶楽部 厚木エレガンス名目では無く創戯旅団だったりバロンドールグループ表記に意図的に表現を変えていると深読みしておいて下さい。厚木の風俗人には何のこっちゃ？としか思えない基地外発言でしょう。SM界隈の関係者の方は、まさかの盲点があったね！と苦笑いするかもですよ。まあヒントはここまでです。今年の年末年始には派手に種明かししますよ。この発言は偽り無しです。

ところで途中からあらぬ方向へと脱線していましたので、話しが途中でストップしていました。厚木USA対厚木スキャンダルの売上対決は2ヶ月連続で厚木スキャンダルの勝利です。この勝ちが逆に私のイライラポイントを擦ってしまう結末になるのですから、皮肉なものですよ。勝負に勝っても報われない気持ちになるのですから、人間の感情は複雑に出来ていますね。そこら辺の詳しい事の顛末は次々回にお話ししたいと思っています。次回は少し病気の話しをしましょう。私の病気の話しでも、性病の話しでも有りません。しかし、かなり深刻な話しになるのです。私も当時は、かなり複雑な気持ちになりましたよ。人間どこに命の危険が潜んでいるか分からないですから、軽率な行動は慎むべきでしょう。

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