創戯旅団 第189夜 第一期黄金期の終焉と上司の突然死(2025-09-02 12:31) | 総合SМ倶楽部 厚木エレガンスのSM店日記一覧

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2025-09-02 12:31創戯旅団 第189夜 第一期黄金期の終焉と上司の突然死

創戯旅団 第189夜 第一期黄金期の終焉と上司の突然死
【店長コラム】創戯旅団 第189夜 第一期黄金期の終焉と上司の突然死 
※2025年09月02日11時44分

『お前ら!仲良くしろよ!』これ言ったところでどうにもならんですよね。今回は、お店のキャストさん同士の人間関係の話しです。『女は3人居ると揉める!』なんて格言があるじゃないですか。そうなっては欲しく無いのですが。高確率で不仲になりますよね。『何なんだよ!』と男の私からしたら愚痴りたくもなりますよ。自分の仕事に他人なんか関係無いと思いませんか?仕事をブラッシュアップするには、接客で試行錯誤はしますよ。周りのライバルを蹴落として、自分の立場を守りたいとは思わないですよね。『その無意味なマウントの取り合い何とかならんの?』と私はいつも思ってしまうんです。しかも、同じくらい実力ある人間が数人揃うと、お店は信じられないスケールメリットを得られるんですよ。これは本当だと思うんですよね。となると本来はスケールメリットを利用して爆稼ぎ出来るのです。しかし、何故か同じくらいの実力を持っている人間同士が歪み合いマウントを取り合ってしまうのが女社会なんですよね。もう散々見て来たので、これがどうにもならない問題なのも分かっています。まあ。今となっては諦めの境地に至っているのです。しかし当時の私は、誠実に対処すれば何とかなるなんて理想を求めていたんです。何ともあまちゃんな判断基準ですよ。今の私が、あのタイミングにタイムリープしたならどう対処するでしょうね。間違いなくNo.1さんの立場を守りにかかって、きっちり保険を打つでしょうね。No.1さんが残ればお店の再構築は可能ですから。しかし、その逆にNo.1さんが辞めてしまうと店の崩壊は早くなると思いますよ。何故ならば根拠はあります。No.1さんが支えていた屋台骨の代わりを他のキャストさんが出来る事はまず無く、お店は上手く回らなくなってしまいます。結局は、当該のキャストさんがお店から逃げる事を考える可能性があるからです。それくらいにNo.1さんが守ってるものは、自分だけでなくお店のバランスを保つ事まで意識しているのですよ。No.1の立ち位置のキャストさんが居ないとお店は本当に苦労しますよ。それは、私が痛い思いをして学んで来たから言える経験則です。厚木USAで初期メンバーが揉めた時も本当に苦労したんですよ。今回は、せっかく浮上して来たお店が再び沈んでしまったその苦労を語りましょう。それでは本編のスタートです。

順調な立ち上がりを見せた厚木USAでしたが、約1年経った頃にはNo.1さんと他のキャストさんの間には修復不可能な溝が出来ていました。No.1さんから他のキャストさんを見ると、意識の低いキャストさんにしか見えなかったのでしょう。こういう時はこうしたら?あ~したらと他のキャストさんにNo.1さんはアドバイスしていたんですよ。しかし、そこまでストイックに仕事は出来ないキャストさんの方が多かったので、No.1さんのアドバイスが余計なお世話になってしまったのです。No.1さんが良かれと思ってやったフォローが裏目に出てしまった展開です。他のキャストさんの心にはNo.1さんに対する壁が出来てしまったんです。人って生き物は心を閉ざすと頑なですからね。そして言う事を聞いてくれないキャストさん達を見ていてNo.1さんが、自分と同じだけ指名を取れるキャストさんは育たないだろうと愕然としていたのも雰囲気で分かりました。がっかりしたでしょうね。その時に私は他のキャストさんの事も考えて中立の立場を取っていたのです。これが大きな失敗だったのだろうと私は思っています。いや、ある意味ではこの中立戦略も成功ではあるのです。しかし、詭弁かなと思います。人としては大人の公明正大さを持てていたと思います。しかしNo.1さんを庇ってあげて、その後もNo.1さんを軸にお店を創れる方がお店ば理想的だろう!と打算していないあたりが風俗人としての判断力が鈍いんですよ。青臭い正義感振り翳してるなと苦笑いしてしまいます。残念ながら、その見立て通り最悪の展開へと転がってしまうのです。No.1さんは人間不信になりお店を去る事になってしまいました。誰も理解してくれない!と落胆したと思います。そして私には後悔しかありません。何故、あの時に庇ってやれなかったのかと後悔してるんです。No.1さんをちゃんと褒めてあげるべきですし、敬意を表すべきです。その後も一緒に仕事をしてあげられる環境作りをしてあげられなかったのは痛恨の極みですね。No.1さんが居なくなり、お店の勢いが削がれると不思議な事に他のキャストさんの数字にも変化が出ます。他のキャストさんは、少しお客様を減らしたのです。No.1さんがいかにお店にお客様を呼び込んでくれていたかを、その時になってキャストさん達は気付く事になりました。時既に遅しですけれどね。ほら、言わんこっちゃ無いですよ。人の事をあ~だこ~だと言ってしまうと、結局は全部自分に跳ね返って来てしまうのです。人は人。自分は自分。自分のお給料を追い求めるのならば、今日の自分より明日の自分がスキルアップしている事だけを考えれば良いのです。ライバルとマウントを取り合っても、仕事の成果は悪く作用してしまう方が圧倒的に多いと思います。さらに風俗の世界は団体スポーツと考え方は同じです。個人の数字を追うのと同時にチームとして勝つ事も求められます。チーム内で歪み合いをしている場合じゃないのです。皆んなが切磋琢磨しながら実力を磨き合った中でスケールメリットを活かして稼ぎを作る事が理想です。自分だけで頑張るのでは、自分の限界点に気付かされるまでもなく負けてしまい風俗を卒業する事になります。これ風俗の侘び寂びですよね。自分勝手な仕事をしていても、接客業としての極意を学ぶ事は絶対に出来ないのです。女王様が大失敗しているのも理解出来ますよ。『誰が、あんた程度の自分善がりなプレイについて行くと思ってんねん?』とお客様に思われて終わってしまうサービス地雷嬢が女王様全体の約7割です。女王様で通用しなくて、売れないソープ嬢になるか売れない本番デリヘル嬢になるか街娼になるかのジョブチェンジをした人が多くないですか。S女系のお店を転々する人も居れば、出稼ぎで他店の利益を摘みまくる他店の売上泥棒も居ます。どの生き方を選択しても肩身が狭くなり惨めな気持ちになります。自分が惨めだと思いたく無い強がりな発言が痛々しいですよね。だから、私は大声を出してサービス地雷嬢を非難するのです。そうしなければ良いお店は絶対に創れないという事です。サービス地雷嬢が理論武装してポンコツ化したインチキ女王様について行くM男さんも中には居るでしょう。好きについて行けば良いんじゃないですか。養分にされてしまいますけれどね。そんな関係からでも、お客様が満足する結果が出たら教えて下さい。『それは良かったですね!』くらいは言いますよ。ただそれだけです。何故なら、興味が無いからです。あくまでも、人は人であり、私は私です。ん?脱線してますね。結局は1年ちょいで厚木USAの黄金期は終わってしまいました。主力の中の3人が居なくなってしまいましたからね。No.1さんと一番綺麗なキャストさんとシングルマザーさんがお店を辞めました。そこからしばらくは暗黒期になってしまい苦労しましたよ。若くて可愛いキャストさんが入店する事も無く空白の期間を過ごしていたのです。半年ほどお店の売上は沈んでいたと思いますよ。しかし、そこからは新しいキャストさんも加わり、徐々に売り上げは回復傾向へと向かったのです。

オープンから1年半が過ぎたあたりから、暗黒期だったお店が少し回復の兆しを見せ始めます。残っていた主力メンバーは、おにゃんこクラブから残ってくれた40代のキャストさん。それから半年経った辺りでお店に入ってくれたシングルマザーの指名の多いキャストさん。そして売り上げが悪かったので、夕方オープンだったお店は昼オープンへと営業時間を伸ばす事で売り上げを補填する事になりました。その中番に若い2人組のキャストさんが入店してくれたのです。他にも何人もキャストさんは在籍していましたが、お店の核になる新世代の若手人気嬢と実力あるキャストさんはその4人でした。人数が増えた辺りから、また捨て看板戦略を使う様にしましたね。すると、再びお客様が増え始めたのです。しかも第一期ほど綺麗な面子は揃っては居ませんでした。それでもオープンから2年経った辺りから売り上げは第一期を越え始めました。その中でオープンから1年半で私は店長へと昇進しました。店長になって間も無く、私に取ってショックな事件が起きてしまいます。私とイントロダクション時代からコンビを組んで来た師匠のお兄さんが亡くなってしまったのです。厚木USAでも私と共に仕事をして、私を支えてくれていました。私も師匠のお兄さんの部下で満足していました。人間的にも性格の出来た理想の上司だったのです。ある日の出勤時間になっても師匠のお兄さんが現れずに、遅刻したり無断で休む人では無かったので、私は直ぐに3階のヘルスの幹部に相談をしました。私はお店で営業をして、3階の幹部さんが師匠のお兄さんの部屋を訪ねてくれました。その時です。おかしな展開になったんですよ。師匠のお兄さんの携帯を部屋の前で鳴らすと部屋の中で携帯が鳴るらしいのです。しかし、チャイムを鳴らしてもノックをしても応答が無いのです。これはいよいよ絶対におかしいとなり、3階の幹部さんがバールでドアをこじ開けたんです。すると、やはり部屋の中で師匠のお兄さんは亡くなっていました。死因は心筋梗塞でした。心筋梗塞には前兆があるらしいですね。私には思い当たる節があるんですよ。師匠のお兄さんが亡くなる2週間前の事でした。仕事中に師匠のお兄さんが心臓の動悸がすると言って、お店の裏のソファで30分くらい休んでいたんですよ。しかし、その時は休んでいたら動悸が治ったので何事も無く済んだんです。私も、それが心筋梗塞の前兆だなんて知る由もありません。結果、私と師匠のお兄さんはスルーしてしまい、病院に行く事も無かったんです。これがいけなかったのです。あの発作を心筋梗塞の前兆だと疑い病院へ行っていれば最悪の事態にはならなかったのです。それが、どうにも悔やまれてなりません。大好きな上司だったので、突然居なくなってしまうなんて、私の気持ちにも大きな穴が開いてしまいました。しかも師匠からキャストさんにショックが広がるので亡くなった事は隠す様に言われて、余計に辛かったですね。キャストさんも、皆んな師匠のお兄さんに懐いていたので、せめて亡くなった事を共に悲しんであげたかったなと思いました。それが二重に辛かったんです。しばらくは、私も塞ぎ込んでいましたよ。相棒と言うか、慕っていた直接の上司の突然のタヒは受け入れ難い出来事になりました。キャストさんも、どこからか噂を聞きつけ亡くなったの?と聞いて来ます。理由があって辞めなければならなくなっただけで元気だよ!としか、私は答えられませんでした。そんな苦境を乗り越えてお店の売上は回復へ向かったのです。次回は、厚木USAの復活劇を詳しく語りましょう。その勢いは神掛かってたと思います。私の実力では無いのは間違いないと思っていて、何があそこまで噛み合ったのかは未だに謎なんですよね。師匠のお兄さんが亡くなってしまったやるせない気持ちを、私は仕事を直向きに頑張る事で埋めていました。キャストさんの中にも、そんな私の気持ちに共鳴していた人が複数人居たと思います。そんな雰囲気のチームワークを大切にするお店に成長しだしたんだと思うんです。風俗営業の神配合に到達しそうでしたよ。

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