【店長コラム】創戯旅団 第177夜 NOを1つ1つYESに変えて行こう
※2025年08月20日20時44分

今の私の生き様がタイトル通りですよね。そんなつらい命題を抱えてのたうち回っているのが私です。思えば同じ糖尿病を抱えていた上司が自殺してしまった苦い過去があります。それも今の仲間内での話しなんです。もうあれから、20年くらい経ってしまいましたね。今となっては、私は同じ境遇でピンチを迎えています。自殺した上司は最後の頃はオムツをしていたそうですが、私みたいに脚を失ってはいません。病状に違いはありますがヘヴィな環境に追い込まれた事には変わりありません。往生際の悪い私は自死の選択は取らずに生きる為に足掻く選択をしました。しかも令和の大不況の中、SMクラブの再建を担っているのです。これはそう簡単な事ではありませんよね。今まさに一つ一つの問題点を片付けながら仕事をしているのです。どこまで改善出来て、どこまでお客様の信用を戻せるかは未知数です。丁寧に人の気持ちに相対する事を考えていると表題の言葉に行き当たります。誤解の無い様に言っておきますが、自死を選んだ上司も勇気ある選択をしたんだと思っています。責任感が強かったのだなとも思います。私とは生きるアプローチと生きるイデオロギーが違っただけの話しです。人生の分岐に関してはマウントを取る取らないの判断はあってはならないと分かっています。ただただ私が諦めも往生際も悪いだけの話しだと思っています。ここまでありとあらゆる事を考え抜いているのですから、今の生き方で良いとは思っているんです。私に残されている取り柄なんて、エレガンスを守り抜くぐらいなもんでしょう。脚がある健常者ならば話しは別ですよ。歳を取っても新しい仕事はいくらでもあります。また挑戦する元気もあるでしょう。しかし、私は身体障害者になってしまったのですから、今ある最大公約数のスキルで仕事をする人生を選んで生きるのが大切じゃないかと思われます。それが嫌なら、私だって死ぬしか無いじゃないですか。それは正直に言うと嫌なので、必死に生きる事を考える訳ですよ。もし、皆さんの身近に死にたいなんて考えてしまっている人がいるのなら、ちょっと待ってと言ってあげて下さい。まだやれる事はあると思いますよ。苦しいのなら、今のしがらみから逃げるのだって正解です。生きていれば何か一つくらいは小さな幸せは見つかりますよ。私の場合は、この苦境を楽しむ事にしました。我ながら狂ってると思います。まあ、それでも良いのです。狂った生き方にはなりましたが、人生に全力を傾けられてはいると思うのです。満足はしてますよ。この10年間、1日たりとも仕事の休みが無かった時点で私があたおかなのは確定です。今度の10年間はその分まで相殺して休みを多く取りながら仕事しようと緩く考える事にしました。これもNOがYESに変わった事案じゃないですか。しかも、この先の人生は楽しみまくってやるんだ！なんてポジティブな考えになっているのですから全然ありです。こうやって地獄の窯の中で煮込まれながら生きていても、考え方を変えるだけで楽になるのです。私の場合は親の会社が倒産するピンチがありましたし、何度も考え方を改める機会があったのです。その都度、気持ちの落ち着かせ方を学びましたよ。そうすると不思議と肩の力が抜けて楽になるんですよ。針で刺されても痛く無くなる考え方を持つ事にしたんですね。これポジティブな思考だと思いますよ。ネガティヴ思考の人は同じ事を、遂に神経まで麻痺してしまったと表現しますでしょ？気持ちの持ちようが生きる希望までを奪ってしまったらと思うと切なくなります。背負っているものがあると、いい加減な事は出来ませんしね。思考の幅は狭くなってしまうんですよね。しかし、人間性に良し悪しはありませんから、人生の分岐をどう歩こうが自由です。たまたま私がこんな奇特な生き方を選択しただけでしょう。

しかし私は追い込まれてはいるのですが、勝手に自己判断で追い込まれている様に見せかけただけとも言えます。私は借金を背負って生きる事になったのではありません。糖尿病で脚を切断する事になり、リハビリをしないと社会生活を送れない人間になっただけなのです。すると、こうも考える事が出来ます。健常者が仕事のパートナーになって下さるだけで、店は勢いを簡単に取り戻せてしまうのです。何故ならば、もし共同経営者が見つかったとして、その方が借金を肩代わりする事は無く、ノーリスクで仕事をスタート出来るのです。お分かり頂けましたでしょうか。リスクヘッジは既に終わっていますので、初期投資で大金が消えたりせずにプロジェクトに参画出来るのです。この説明はとても大事ですよね。これでまた一つNOがYESになりましたでしょう。こんな事の連続です。もしこれを『あ～！しんど！』と思ってしまうと何もかもが嫌になってしまいます。しかし、『思ったより楽しい！』と思う様にしたらどうですか？あら、不思議。苦しい事が何故か楽しくなってしまいます。気持ちの持ちようです。考えがドツボにハマった時に、私には人と違う特徴があります。何かに悩んだとしましょうか。そこで結論が出ないと分かった時に異質さがあります。『ならば悩むのを止めてしまえば良いのだ！』と楽観的に考えてしまう癖があります。これはあまりにも苦境や逆境に立たされる事の多かった私なりの処世術であり、心の置きようです。そう考えて生き抜いて来たのです。それだけ人よりも追い込まれた数が多かったのだと思います。そして意外にも凌げたなとも思っています。師匠がエレガンスで再度私と組んでみようと思ったのは、エレガンスがスタートから転けてしまい、店が残るか残らないかの瀬戸際を任せられるのは私くらいだろうと判断したからです。現に、ずっと組織の経理をやっていた重鎮をエレガンスで使ってみて、戦力にならなかったので師匠はクビにしてしまったのです。その後釜として私がエレガンスに加入して、そこから14年も私は往生際悪くエレガンスを維持したのです。大赤字は叩いてませんよ。売り上げベースで少し足を引っ張ってしまったとしたら、ギャルズスタイルの営業くらいです。実はギャルズスタイルも全体では赤字ではありません。行って来いのとんとん。チャララインで終了したのです。しかしこの先にギャルズスタイルのテコ入れを選択せず、派遣型風俗店を増やす戦略を取っただけの事なんです。よって営業的に追い込まれたとは言わないのです。追い込まれたのは私の身体だけですよ。この先の人生を五体満足でいられなくなった事は大事件でしたからね。実際には裏ではいろいろと問題が重なってましたからね。私の脚が吹っ飛ぶのも仕方が無かったと割り切って考えています。その結果、私は誰も欺く事のない落としどころにエレガンスを持って行ったので見た目と違い失敗はしていません。決定的なパンクとは違うのがエレガンスの現状だったという事です。根拠はあります。あるのですが、今はまだ何も言えません。答え合わせはいつか必ずしましょうね。今は、これくらいの表現で勘弁しといて下さい。

実体はありませんが、透明人間の様な透明店舗？を今は一生懸命に作っています。幽霊店舗と言った方が表現としては正しいですね。しかし、これは今だけの幽霊店舗です。ですからテナント店表記になっているのですね。店舗の届出を提出するだけで全てのお店が実体のある派遣型風俗店に一瞬で進化しますからね。ほら！妄想じゃなくて、既に構想には昇華出来てますでしょ？そこに嘘はありません。何故ならば、派遣型風俗店は届出制なので届出を出すだけで警察への営業登録は完了してしまうのです。許可制の店舗型みたいな警察官による立入検査はありません。しかも派遣型風俗店を増やすとは受付窓口を増やすだけの事なんです。店舗名はあくまでもブランド名です。何もご丁寧に全部を完全な店舗構えにする必要が無いのです。派遣型風俗店とは考え方を少し変えるだけで七変化が可能な職種なんですね。ならば、そのアドバンテージを最大限に効率良く使いこなしましょう。例え狂ってると言われても、このテナント店舗展開を強引に推し進めて行きますよ。仕掛けが用意されていれば間違った動きではありません。これからもやらかす気満々な訳ですよ。この狂った手法に一応は大切な意味があります。だとしても、自分でいうのもなんですが本当に狂っていますね。狂ってるからこそ楽しいのですよ。そんな発想はSMクラブだから許されるのです。SMのプレイは元から狂ってますからね。狂ってる事が普通に見えてしまう業界で良かったですよ。それだけでも私は命拾いしているかもですね。まあまだ創り込みの最中ですから全貌が見えて来てから詳しい説明はしますよ。私の狂いっぷりも、ここから年末へ向けてスイッチが入ります。加速してしまうので、皆さんは笑いながら見ていて下さい。『何してんのかな？この人は？』と思われてこそ本望なのです。エレガンスは年末に向けて暴走特急と化す事を宣言しておきます。何を言ってるのかさっぱり分かりませんよね？店長はさらに狂ってしまったのか？と思っていて下さい。それで正解です。私がまともである筈が無いのです。面白いものが出来れば良いのですが、それは自分では評価出来ませんので、皆様の反響次第で良し悪しは決まるでしょう。最初から全部が正解にはならないと思っています。ブラッシュアップを重ねてようやく成熟するくらいじゃないですか。私には自信がある！とかそんな類の挑戦ではありません。何とかやってみるしかない！くらいの温度ですかね。お客様と読者様には長い目でお付き合い頂けます事を祈っております。キャストさんがいきなり稼げる状況を作り出せる様に日々切磋琢磨し努力を怠らない事だけはお約束します。

次回はSMクラブで働く面々の個性が強すぎて苦労する現場の大変さを語ります。例えば、自分の子供が10人居たとします。その子供が一人残らず不良になってしまったらと想像して下さい。その子供達が複合して次から次へと問題を起こしてしまいます。小さい頃のいたずらはそれでも可愛かったでしょう。それが大きくなるにつれて徐々にエスカレートして手がつけられなくなってしまうのです。私がお店を見て行く時は、常にそんな感覚でしょうか。普通に気持ちが弱い人なんかは精神を病むのではなかろうかと思うくらいです。大人の幼稚園とでも言いましょうか。現実離れしたカオスな世界です。読者様も、もう狂気の世界である事には気がついてますよね。正気なのか？狂ってるのか？何故、その思考になってしまったか？普通の人には異常な世界にしか見えませんでしょう。ですから創戯旅団なんてコラムを面白おかしく書き続ける事が出来るのです。エロ本やエロサイトの記事でもマニアックな性癖のコンテンツを177回連載するのは不可能に近いのではありませんか？その前に連載は打ち切りになりますよね。それは分かりますよ。書く事が無いからですよね。エロのコンテンツ程度のものは必ずネタが枯渇します。それは例えアダルトビデオだったとしてもです。1つのシリーズを延々と続けて行くには条件が揃わないと存続が許されませんよね。私はただラッキーだったのです。いや、アンラッキーだったから創戯旅団は継続出来ている！の間違いかもです。非常にアンラッキーなSMクラブの断末を叫ぶコラムだから成立しているだけなのだと思います。偏った性癖ネタを177回擦れているのは異常です。狂ってます。SM好きの為のブログであり、神奈川県南部で唯一生き残ってしまった亡霊的SMクラブの阿鼻叫喚を読み物にしているから、かろうじて成り立っています。だが、それがいい！そんな極意を話してみましょう。

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