【店長コラム】創戯旅団 第166夜 人垂らしになってみたい
※2025年08月08日12時55分

誰もが思う事なのかも知れませんが、人として万人から好かれる性格をしている人を羨ましく思いませんか。何なんでしょうね。あの性格の出来た人間性は、そう簡単にトレース出来るものではありません。普通は、私なんかもそうですが、自分の考え方にそぐわない人間性の相手とは相性が悪くなるじゃないですか。ところが、そんな細かな事は全く気にせず、誰がどんな性格であろうと意に介さない人なんですよね。しかも、誰にも敵対心を持たれずに、それどころか好かれるとは、一体どう言う事だよと思いませんか。真似しようと思っても真似出来ない天性の才能ですよね。接客業向きな性格をしていますよ。どう思いますか。人は八方美人なんて言い方でそんな人の良し悪しを表現したりします。しかし、この夜職をしていたら天職なんじゃないのって思いますよ。私にない才覚ですから、素直にリスペクトしますよ。もう読者様も私の性格を熟知していますでしょうからお分かりだと思います。私が変化球ばっかり投げて生きて来てるのは想像に容易いと思うんです。しかし、それだけではこの世界では幅広くキャストさんの面倒を見ていけるかとなると、そうでは無いですよね。師匠あたりには、お前は無駄に人に嫌われないのが良いから俺はお前を店長にしてるんだよ！と言っていましたが、私的にはそこは疑問符です。何故ならば、これだけ人気の無い女王様とぶつかりまくる性格してるんですよ。本当は、こっちが私の本質だろうと思っているんですよ。だって人気の無い女王様に好かれても、何の得も意味も無いじゃないですか。むしろ、新しい女王様を発掘する事に尽力する方が、M男さんは喜んで下さると思うんですよ。しかし、第二期末期は無駄に我慢をして女王様を使ってしまったんですよね。そうしたら、あの有様ですよ。売れない女王様も性格の悪い女王様も、どこまで行っても成長しなかったですよね。理論武装して自己肯定してしまう事を、こす狡く覚えただけの人達でしたから。目に見えて売上は急落した後、ひたすら低空飛行をするのみになっていたのですよ。何故、そこで自分のやり方を省みる事をしないのだろうと不思議に思います。私だって至らないところは当然の様に沢山ありますよ。しかし、理論武装して何も学ばないほどの阿呆でもありません。足りないスキルはきっちり身につけたいですし、独自の発想を次から次へと投入する貪欲な姿勢だけは失ってはいません。世の中や、今現在の自分に抗う気持ちだけは死ぬまで持ち続けていようと心に決めています。そこまで腹を括れてしまったから、間違っている女王様の立ち振る舞いに関して断罪する姿勢も崩していないのです。既に私しかこれをやる人っていなくなってますからね。仕方がないですから、私の役割はきっちりと果たしましょう。M男さんにクオリティの高い女王様を紹介する役目を受け持っている以上は、第三期は口を酸っぱくしてサービス地雷嬢は必要無いと言い続けようと決めていますから。手痛い思いをしても我慢してSMクラブの仕事をしているのは、南神奈川では私だけになってしまったのが困りものなのです。殿役は私しか居ないので、仕方なく女王様をディスり始めただけですよ。本当は人垂らしに成りたいのに、真逆の仕事をして恨まれ役を務めねばならんのです。私も血の通った人間ですから、相当に心は痛むのです。鬼にならねばSMクラブの存続に尽力する立場にはなれません。ここ大事なところですから、何度でも話さねばならないのです。人垂らし風アプローチにすると、ポンコツ女王様も大量に抱えてしまいますから、そこはM男さんも目を瞑って許して下さいね。ポンコツな女王様が生き残ってしまうのは、皆さんが一番嫌でしょう。ならば、ポンコツ女王様ホイホイを仕掛けるのが私の役目になりますからご理解下さいね。どうやら、『ポンコツ店長vsポンコツ女王様の決戦』は永遠に繰り広げられるのでしょう。昭和ゴジラシリーズ『フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ』みたいになってますね。まあ似たようなもんです。しかし、こうも同じ失敗を繰り返す人々も珍しいですよ。前人に学べない人々と言いますか。同じところをぐるぐる回ってるんですよ。SM回のインディ500かよ！とツッコミを入れたくなります。十人十色の商売でオーバルコース的サービスをした日には死亡フラグ立つに決まってるでしょうに。それでも、ただのサービス地雷である事を隠して理論武装するという馬鹿の一つ覚えを繰り返すのです。それでは人垂らしの逆バージョンになってしまいますよね。必ずM男さんに嫌われます。見捨てられます。これからも、皆さん興味深く女王様を観察していて下さい。SMの定義を勘違いして大失敗する女王様が続出しますから。そこでですよ。私が人垂らしになりたいと思うのと同じくらいに、女王様だって人に好かれたいと思う願望はある筈なんですよ。人垂らしな女王様が誕生した日には、怪物級の大人気女王様になれますよね。私達はそんな奇跡の女王様が現れる日をひたすら待つのみです。

まあ私が人垂らしになる事は諦めるとして、親切な人とか感じが良い人を目指す事は可能です。いや、寧ろ私はバロンドールグループのトップを務める以上は、それくらいにソフトに人間と接する事が求められていると思います。もうこの創戯旅団コラムも166話目になる程、私は自己主張の塊みたいな存在ですよ。本当に出来るか？私自身も自問自答してしまいます。皆さんも会社や私生活で同じ局面に相対していると思います。意外にも良い人でいる事をキープするのは難しいですよ。人間は必ず自分の本性が自然と出てしまうものですからね。『そうか、女王様が一番苦手としてるパターンか！必ず性悪な性格が出てしまうからな！』と失笑します。が！実はS男さんも苦手分野ですよね。『金貰ってるのに好き勝手に何やってんだよ！』と『金払ってるからって何やっても良いと思い込むなよ！』は同義語でしょう。だからSMクラブのプレイは難しいのですよ。この遊びを成立させるには、SであろうがMであろうが紳士淑女でなければ良い関係は築けないのです。そうでなければ、ただただ嫌われるだけです。この好かれるか嫌われるかに、真ん中はありません。これもSMクラブの侘び寂びだと思っています。相手が言う事を聞いてくれる時は、あくまで同意の上です。職業SMなる悪口もありますが、あたり前だろ！って話しですよ。SMクラブは営利団体です。職業でSMクラブをやっている人達に職業SMだろ！と言っても意味なくないですか？職業SMでは無いSMを楽しみたいならば、自力で相手を探してSMクラブ以外で楽しめばよろしいでしょう。パートナーを探せない、若しくは自分の立場上、表立ってSMパートナーを探すわけにはいかないからSMクラブを利用している現実を直視しましょう。SMとは、正確にはSMごっこなのです。言葉を変えるとSM風味の風俗店です。本当の支配従属ではありません。奴隷契約書？それ犯罪ですよ。そんな遊びをしたいのであれば、SMクラブとは関係無く他所でやって下さいませ。ウチを巻き込まないで下さいね。ただただ迷惑でしかありません。こうやって、常に勘違い人間製造クラブは出来上がってしまいます。思い込みとは本当に怖いですね。私を含めてですが、本当に気をつけましょう。SMクラブで遊ぶ上で、変態と基地外と嫌な奴は紙一重です。どちらの方向にブレてしまうかが判りづらいプレイなので、紳士淑女である事が求められるのです。エレガンスは何度も痛い目を見て学んで来ているのですから、ここから先は痛い目を見て来た私達が謙虚な声をあげましょう。万人に気遣いをしましょう。それが人垂らしへの、明日のためのその一ですね。

私に取っても今回は耳が痛い話しになりました。SMクラブをやるにあたって、全員に取って耳が痛い話しになっていならないと駄目でしょう。さて次回もなかなか難しいお題になります。令和の時代に求められている風俗店とは？なるお題で盛り上がろうと思います。本当に今では風俗遊びも昭和の感覚は全て通用しない時代じゃないですか。それどころか、平成の風俗遊びの常識でさえオワコンなのです。令和時代における風俗的解釈の難解さを語って行きましょう。そこに突破口を見出さないと、私達みたいな特殊性癖を生業にした人々は生きる事が難しくなってしまいますからね。とても重要な回だと思いますよ。

さてこれで終わると思って貰っては大間違いです。今回の話しはここからがクライマックスです。人垂らしに近い感覚の持ち主をお店の主力のキャストさんとしてどれだけ育てられるか？さもなくばどれだけスカウト出来るか？そして間違いの無い正確な目利きで適材適所にキャスティング出来るのか？どれだけ多くエース級のキャストさんとして女性を輝かせられるか？これから、そんな難解すぎる勝負に身を投じなければならないのです。今まで私が信じていた風俗の感覚で、そんな新時代を生き抜くお店を作れるとは決して思っていないのです。私の考えだけで追いつく課題だとは思えませんので、何人もの賢者と手を組んで闘いたいのです。人垂らしの才覚が無くても、人垂らしな才覚を持った人物を登用出来れば同じ事では無いですか。私は私の得意分野、例えば奇策を用いて斬新な創造物を編み出す事に専念したいと考えています。私が一番最初に考えるべきは創戯旅団コラムでお客様とキャスト様と読者様との繋がりを重んじる文章を発信する事だと考えています。さらに、変態ならではのエロの創作物を数多く誕生させてグループを反映させる事でしょう。ひたすらエロに執着して考え抜けば、何かしらヒット店舗や大ヒットコースも産み出せるかと目論んでいるのです。私は基地外っぷりを存分に活かして暴れ回れば良いのです。私には他に取り柄なんか無いじゃないですか。そう思うと様々な分野を得意とする仲間達が居ないと何も出来ない木偶の坊なんだなと恥ずかしくなる限りです。しかし全員の生き方を融合したら、意外にも人垂らしと同等の名策になるなんて戦法を思いつくかも知れません。私に助けられる事であれば、ありったけの知恵を絞り出してお助けします。なので、私に無い力をいろいろとお貸し下さい。それくらいに低頭な謙虚さを持って令和を生き抜こうと思います。如何でしょうか？これが、私が考え出した人垂らし案です。また、近々にキャストさんの大募集回も考えております。真剣にやってたら絶対に良い事ありますよ。次回コラムも実直に変態話しを語り尽くしたいですね。

まだ終わりませんよ。変態風俗コミュニティを大きく育て上げる為の特殊プラットフォームを構築する構想も着々と進めております。この新プラットフォームは大手情報サイトには絶対に網羅出来ない考え方を全面に押し出したフォーマットにするつもりです。痒いところに手が届く孫の手的な情報を発信する事で存在意義を高めて行こうと思うのです。何を言ってるのか見当もつかないですよね。自分でも基地外だなと苦笑いします。誰も到達する事の無い世界観は常識的判断からは創れないと思います。『こいつ頭イカれてるわ！』と思って頂ける創造物で良いと本気で思わされるじゃないですか。では誰が、その基地外役を担うんだ？となると、適任者は私かとなったのです。ついこないだも私は好々爺で居たいなんて願望を語っていたのに、現実は全く別の方向に向かってしまっています。もうしばらくは私が先陣を切って戦うしかなさそうですね。多くの変態さんが集えるコミュニティを目指しましょう。自分達だけを守る考え方では無く、大勢の変態さんが存在出来る仮想空間創りが私の仕事になります。

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