【店長コラム】創戯旅団 第164夜 ダメンズの定義とは
※2025年08月06日06時55分

こんなお題を出しておいて、そもそも私がダメンズなのですから世話無いねって話しでもあります。しかし、この闇深いテーマは他人の不幸は蜜の味な美味しそうな匂いが漂っているから楽しい話しなのです。実際に、風俗の世界とは切っても切り離せないテーマですからね。いつの時代も延々とループする話題です。もし世間からダメンズが居なくなってしまったら、それに比例して風俗嬢も居なくなりますよ。これ絶対ですから。しかし、古今東西そんな平和な国はどこにもありません。アフリカだって、アマゾンだって、弥生時代にも縄文時代にもダメンズは必ず居たでしょう。世の中なんてそんなもんです。駄目人間を多く輩出するから世間は潤うんですよ。無茶苦茶な事を言ってますが真実でもあると思います。麻薬は人間の頭が壊れるので禁止。これは分かります。しかし、コーラや煙草やコーヒーにも中毒性はありますし、風営法で管理されている風俗、お水、パチンコ、ゲームセンターなんかは射倖心なる麻薬的な中毒性のある世界です。女性にも射倖心を煽られる遊びや擬似恋愛なんかがあります。そことダメンズは密接に関わっているのです。この世から、コーラもパチンコも麻雀も絶対に無くならないですよね。全く同じくで、ダメンズは居なくなりませんよ。どんなにホワイト社会だのと世の中が整備され様とダメンズを壊滅させるだけの正義なんか、この世の中は持っていませんからね。世の理とは、それほどまでに醜く残酷なんですよ。どの宗教も人としての正しい在り方を説いてますよね。そして挙げ句の果てには戦争して大量虐殺をしでかすのです。しかも大昔から何度も何度もですよ。それくらいに真面目な人間が率先して間違いを犯すのが人の世です。戦争にまで話しは飛躍していますが、誰がダメンズを撲滅なんか出来るかよって話しにも繋がると思ってるんです。今回は、そんなダメンズをより深掘りして行こうじゃないですか。

ダメンズと言えばどんな人を、皆さんは思い浮かべるでしょう。ヒモ君ですか？ホスト君ですか？こんな人に寄生されたら、流石に嫌だなと思う人をダメンズと呼んで蔑むんでしょうね。しかし、そんな人と居る事を幸せに感じて、風俗の仕事を頑張れてしまうキャストさんが居たとします。この場合、その男性はダメンズでしょうか？第三者から見たらダメンズなのでしょうね。私は風俗店の人間じゃないですか。どんな男性の為だろうと、一生懸命に働いて幸せそうにしているキャストさんを否定出来るでしょうか？人によって、その価値観は違うとは思います。私は底抜けに優し過ぎるのですよ。全否定なんか出来ないと思ってしまうのです。少なくとも、その瞬間はキャストさんも幸せそうじゃないですか。じゃあ、その幸せを幸せだと思えている間は、他人が他人の価値観で幸せを奪うのは間違って無いか？と思うんです。人生遠回りするかもしれないですよ。それでも、その一瞬の幸せを壊す権利が他人にあるとは思えませんね。もし、仮にそれが間違っているのなら、自分が気付いた時に改めれば良い事だと思いませんか。これは、私が風俗人だから思う様な考え方なんでしょうね。だから、そんなシチュエーションに自分の子供が巻き込まれていたら、また思う事は全然違うのも分かりますよ。だからですかね。意外にも仕事柄、ダメンズに寛容なんですよ。いやそうではないのかもしれません。私もダメンズだからなのかと思ったりします。綺麗事は大嫌いなので、正直に考えて行きましょう。私なんか、所詮は麻雀大好きでスロッカスなワーカホリックですよ。組み合わせがおかしな事になっているので、真面目に仕事をしている頑張り屋さん的な立ち位置になってしまいます。だから同じなんですよ。私だって一生懸命やってるだけで、正しい事をやってるとは思っていません。ならば、それで良いじゃないですか。ダメンズを肯定しているのではありませんよ。頑張って仕事をしているキャストさんを肯定しているんですよ。私は風俗人なので、それだけで良くないですか。偉そうな事を言う気は無いですよ。もし、今在籍している店舗で無駄にマウントを取って来て人を小馬鹿にしようとするクソみたいなキャストさんに悩まされている方はウチにいらっしゃいよ。そんな余計な詮索は一切無しで、あ互いに気分良く働きましょう。まあ、ダメンズさんを語る上でキャストさんを卑下してはいけませんので、先に大前提をお話ししておきました。

ではここからが本題です。私を含めたダメンズは、どんな人達でどれだけ居るんだって話しですよね。駄目な男の三原則ってあるじゃ無いですか。酒、女、ギャンブルでしたっけ。そのウチの２つに該当してしまうと男は破滅する。そんな言われ方をしていましたね。私はギャンブルは該当しますが、酒と女は該当していません。ぎりセーフなのでしょうかね。境界線にはいますが、助かっているなら安堵します。しかし、どうなのでしょう。ここまで世界が荒れて、日本が大不況となると、何か一つあるだけでも大ダメージの時代に入った可能性はありますよね。でもですよ、それだとこうも言い換えられます。今の日本男児は遊びなんかするなと言われていますよね。真面目で無いと生きてけないのは、いつの時代も一緒なのかも知れませんが、生き方が堅実過ぎる気もしますよね。だからと言って犯罪をしてまで、大きく儲けるのは間違えです。しかし、そもそも犯罪まがいなすれすれのインチキで富裕層が労働者階級を喰い物にしてるのも事実だと私は思っています。エグい時代になったものです。じゃあ、風俗で遊ぶ位は何も悪い事では無いんですよ。風俗店で働く事も、何一つ悪い事では無いんですよ。開き直っているのではありません。大真面目に、世の中で許されるべき事だと、堂々と言っているのです。風俗業は法律で認められているのです。少なからず犯罪ではありませんからね。理解をして貰えなくても良いじゃないですか。理解しようとしない人間には黙っていれば良いだけです。限度をこえているのは、流石にまずいですけどね。では、ホスト君はどうでしょう？彼らも夢を売っているので、全部が全部悪いとは言えませんよ。ホスト行ってるの？的にマウントを取ってくる女の人とか、ホストなんか行くなよ！と強制してくる男も居ますね。流石に、それは余計なお世話が過ぎます。良い悪いは所詮は本人次第ですから。犯罪では無いので個人の自由です。何人もの女性を裏切って不幸にしているホスト君は恨まれても文句は言えないでしょうけれどね。既にヒモなんて言葉は死語でしょう。男が主夫をやって良い時代です。それで家が建つなら、そっちの方が得ですし大正解でしょう。なのでダメンズは一生懸命に女性が稼いだお金を食い潰す人くらいですよね。まあ、それは昔から変わらんのですが、その定義は時代によって、また世代によって、はたまた人によって価値観が大きく変わります。定義を語ろうとはしましたが、これは個人の見解すらも発信しない方が正しい気がしてきました。女性を不幸にしてしまう人をざっくりとダメンズで良いんですよね。それこそ、悪徳政治家や足を踏み外した芸能人の伴侶も不幸なので、問題の当人はダメンズです。浮気野郎とか、結婚詐欺師もダメンズです。じゃあ、一生懸命働いても働いても貧乏なのは？これは価値観次第なのでケースバイケースなんでしょうね。その内にダメンズ。と言えど徴兵されて立派な兵士になる大逆転まである世の中かも知れませんよ。なので、今回の話題に正しいは無いが結論だったりするのでしょう。

私も歳を重ねましたね。寛大な精神を宿す人間になったんだか、少し苦労を知ったんだか。過去には許せなかったものが普通になってます。そもそもが風俗人として苦労人の女性を数多く見て来たのです。それは、私の価値観も大きく変化するってもんですよ。しかも、私自身が底抜けの優しさを持っているのです。仏の店長とか冗談言ってた時期もありましたが、その頃ですら生温いですね。遂に天竺にでも行き着いたんか？とか、虫も殺せなかったのが殺生どころか人を叩く事も出来なくなりましたね。まあ、それに対して否定も肯定もありません。いろいろ経験してしまったら、人に自分の価値観を押し付けるのが嫌になってしまったのです。価値観の擦り合わせも、今ではしないのです。自分の事は自分で気付きながら生きて行こうぜに変わってしまったのでしょう。もう、それでいいですよ。正解でも不正解でも、それが私と言う人間である事を変える事は出来ません。自分達で考えながら、仕事は作って行けば良いんですよ。その中で、上手く行かなくて空回りしているのでしたら助ければ良いんです。臨機応変に柔軟な対応が出来る風俗人になれる様に努力しますよ。私なんか、まだまだなのでしょうからね。風俗業界20年選手になってもまだまだ貪欲に学びを得る風俗人では居たいと思います。こんな私ですが、手を組んで下さるキャストさんをお待ちしておりますよ。手を組んだ事によって、奇跡の化学反応を起こせないかと試行錯誤しますね。それが私の生きる道です。大きく何かを当ててやろうなんて夢を見たりはしません。風俗人として通用する仕事っぷりをしたいだけです。お客様とキャストさんの喜ぶ顔を見たいだけです。もう、それで良いじゃないですか。誰も俺は凄い！なんて言いませんよ。気が付いたら、私以外の人間は無責任に逃げ出したじゃないですか。無責任と言うか、通用しなくて去って行っただけですけどね。それでも長く働いて頑張っていた人達は認めています。上手くはいかなかった人も、ウチの仕事みたいなトリッキーな接客を出来なかっただけの話しです。だから選択肢がお店を去るしか無かったんですよ。今後は、そんな苦しい仕事にならない様な環境整備が必要だと思います。今度は7割以上のキャストさんが生き延びる優良店を目指したいですよね。頑張ります。

次回も難しいテーマになります。なんちゃってM男さんとはがお題になります。一昔前とは違い、今のご時世は大不況です。M男さんでは無いのにMコースが安いからと入ってくる人が続出しているのです。SMクラブで遊びたい。しかし、Sコースは高くて入れない。ならば、女王様の見た目が綺麗なのであればMコースで節約するのもありかなと考える人がいるのです。それだけではありません。デリヘルで地雷を引いたり、キャバクラで地雷を引いた人もMコースで遊んでたりするんです。これ盛ってる話しではありませんよ。事実です。摩訶不思議な展開でMコースが選ばれたりもします。そんな侘び寂びを語って行きましょう。

昨日は目のリハビリと称してスロットを打ってしまいました。家に帰って来たのが夕方の17時でしたが、ご飯を食べた後に早朝5時まで寝てましたよ。動けなくなるほどに疲れていたんですね。自分でもびっくりです。本当にハードなリハビリだった訳です。しかもスロットは目押しをするので本当に目を酷使するじゃないですか。しかも、片足が義足の私は台移動が身体のリハビリにもなる訳です。さらに立ち回りで頭も使うので3重のリハビリをしていた事になります。思考停止で大負けしてしまったのですから、頭の体操は大失敗しましたけどね。しかし、自分で思っていた以上に、ハードなリハビリだったのでしょう。こんな戻ってから12時間も動けなくなるもんかねと驚いてます。小学校1年の時に爺ちゃんと一緒に山を徒歩で下山した時（上りはケーブルカー）より、今回の方が疲れた気がします。まあ楽しかったから全て通し（リアル麻雀用語）です。どうです。こんな酷い理由付けするお馬鹿の事をダメンズと呼ぶのです。しかも能天気です。アホは世が不況でも関係が無い。

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