【店長コラム】創戯旅団 第155夜 風俗店のドロップアウト組に傾向が出る問題
※2025年07月10日22時33分

どうしてもこの業界はドロップアウトしてお店を転々とせざるを得ないキャストさんがいます。皆さん、苦しんでらっしゃいますよね。本当はこんな筈じゃ無いのに！なんて思いながらも転々虫扱いされて悔しい思いをしています。でも、そんなキャストさんの中には性格の良い一生懸命で真面目な方なんかも沢山居るんですよね。しかし、どうしてもお店のレギュラーメンバーにマウントを取られて負けてしまう。その負の連鎖に終止符を打つのに廉価のお店を選ばなければならなかったなんて若い子がどれだけ居るでしょうか。私は、いつも女王様のサービス地雷率は7割を越える！だなんて嘆いたりボヤいたりしてますね。。実は風俗店が廉価の激安店になってしまっているのも、全体の7割以上じゃないですか？これは仕方がないのかも知れませんよ。そうならざる得ないプラットフォームで今の風俗店は働かされてますからね。必然的に激安店になってしまいます。悔しい事に、そんなお店の中で働いているキャストさんの中には、高額店でも全然通用するキャストさんが沢山居ますよね。ここに大きな問題点があると、私は本気で思っています。私の忖度を嫌う性格が、そのおかしな構図を許せなくなるからでしょう。私は学生の頃から一貫して理不尽な事に対しては、それはおかしいだろ！と正直に言ってしまう人間です。弱い立場の人間を踏みつけた挙句に、さらに搾取するなんて世界は絶対に許せないのです。私は神奈川県の小さなSMクラブから、それおかしいだろ！なんて反抗的な態度を取っているのです。この半年で私は、さらに強いものにまかれないマインドを増幅させていますよね。それで良いんです。私が、反体制派のポジションに居ないと自分を許せなくなります。この方がしっくりくると言うか、私にハマり役だなと思います。結局、私は何歳になっても本質は弱気を助け強気を憎む人間なんだと思います。一国一城の主の立場になった今でさえ、絶対に納得出来ない事に対する忖度は徹底して拒む人間です。仕事を手っ取り早く成功に導きたいのなら、本来は私も回転率重視で廉価の激安店を作れば良いのです。しかし、頑なに自分のお店の価格崩壊を拒みましたからね。さて、風俗店をドロップアウトしてしまうキャストさんが多い問題を語らう回でしたね。私なりに、何とか救済出来ないもんかなと真剣に考えました。救済は出来ると思いますよ。エレガンスの第二期に散々落ちこぼれてしまったキャストさんを見捨てて来てしまった事に関しては、正しいやり方では無かったと後悔しているのです。そんな反省も踏まえ、エレガンスでの経験を反映した新プラットフォームを近々発表する予定でいます。タイミングを見計らって突然公表する事になるでしょう。長い前節になりましたが、今回は転々病にならないで済む攻略法を提案したいと思います。

指名を取る事が苦手なキャストさんにはある傾向を持っていると私は思っています。その問題を解決出来ないままに延々とお店を移り変わっていたり、途中で諦めてしまい出会い系アプリで直引きしたり、歌舞伎町で立ちんぼをしてしまったりするのです。中には不細工な人やあたおかな人もいますが、大体の場合はごくごく普通の女性が苦しんでいたりします。自分の売り方を知らないで、自分の性を安売りしてしまっているのです。直引き界隈では、男性が喜んでくれるのはあたり前ですよ。男女の出会い的な遊びを利用して女の子を引っ掛けて、若くて可愛い子とセックル出来たなんて男性は大喜びしているのです。足元を見て安く買い叩いてセックルに結びつけたのでしょう。どこの誰かも分からない若い綺麗な女性を一発やり逃げ出来ると、男達が喜ぶのはあたり前なんですよ。そんな立ち位置に自分を置いてしまうのは勿体無いですよ。貴女の性サービスはもっと高額な価値があるのです。それに日本ではセックルしてお金を貰うのは犯罪ですからね。運が悪い宝くじに当たってしまうと東電OL殺人事件なんて事になりかねませんから、本当に気をつけて下さい。その事件は小説になってますし、文庫本でも読めるのでご覧になって下さい。その闇深さがなんとも不気味な事件ですよ。さらに、最近では配信で投げ銭を貰えたりもします。先日高田馬場だかの路上で若い女の子が惨殺されていましたよね。男と女の人間関係や性をお金に変えるツールには常に危険が伴います。だからこそ、お水でも風俗でも店舗があり女性を守りながらの商売が成立しているんです。それが、今ではそんな夜職のネットプラットフォーム自体がインチキみたいな状況に陥っています。一体、何を信じてキャストさんは仕事に打ち込めば良いのでしょうか。目標を見誤ってしまう世界観になっていますよね。歪んだプラットフォームが安易にキャストさんを本番営業に走らせてしまうのです。これはかなり深刻な問題だと私は思っています。困った事にプラットフォームが無法地帯なんですよ。皆さんもインターネットの真の怖さだと思いましょう。ネットサーフィンしてネット内で人間関係を作るのは、街灯の無い夜道を一人で歩く様なもんなのです。しかも夜道は夜道でも、江戸時代、場合によっては戦国時代、場合によっては大航海時代の夜道を歩いている様なもんです。全世界共通で、ルールもへったくれもあったもんじゃありません。そんな無法地帯では何か犯罪が起こっても不思議ではありません。自分達の身は自分達で守らないといけなくなります。これは私の出番だなと思ってしまいましたよね。善意によって作られるキャストさんの為のプラットフォームが必要になります。取り敢えずプラットフォームに関しては次の章でお話しするとして、まずはキャストさんが転々とせざるを得ない状況に待ったをかける深掘りを続ける事にしましょう。何故、転々虫なんて呼ばれてしまうキャストさんは指名が取れないかが問題です。まずは写メ日記を作るのは大の苦手ですよね。日記は作れるのですが、人の心に刺さる文章は作れないんです。卓越した文章を書けるのにどうにも一方通行感が出てしまっていたり、文章も拙く内容も薄いなんてパターンもあるでしょう。さらに日記に添付した写真がマイナスになってしまうケースもあります。大根足だけを延々と日記に載せていたら、お客様が減る事はあっても増える事は一切ありません。これはセンスの問題です。自分の大根足が魅力的だと勘違いしている営業センスは接客業に向いてないレベルです。他にも、言葉回しが致命的に下手なキャストさんなんかも居ますよね。これ、お客様は激しく同意しましたでしょ？会話が全く噛み合ってないのに、何故か会話が噛み合ってる体に記憶がすり替わってしまっています。フ○ラも脱ぎもちゃんと出来ているのに、体と体のコミュニケーションが噛み合っていないケースも同様です。それでも一生懸命に頑張っている気持ちがお客様に伝わっていれば救い様もありますが、やる気の無さが捲れてしまっているキャストさんもいます。結果としてお客様の心に響くどころか、お客様の心にひびが入ってしまうのです。こんな噛み合わない接客が全体の7割に届いてしまう勢いなのが風俗だとは思いませんか？昔からずっとこのパターンで風俗は成り立っていますよね。それでも人気のあるお店は、何かしらヒットする要因を持っています。価格帯を安く設定してコスパを良くする事で、ハズレを引いてしまっても諦めがつくお店作りなんかは無難なやり方でしょう。プレイマニュアルでキャストさんのサービスを徹底して管理する。さらにお客様にプレイ後のアンケートを取る事で、キャストさんがお店に毎回のプレイを完全に把握されている。これもかなり良心的な営業では無いかと思います。何かしら売れる仕掛けをお店がきっちり作り込んでいると思いますよ。さて、先程から私は大問題だと連呼している事がありましたね。風俗サイトのプラットフォームがおかしいから、お店の値段がどんどん安くなってしまう欠陥がある事です。しかもその安い価格の中でキャストさんが本番をしてしまうのが問題でしたね。それは風俗の営業サイトが犯罪行為には直接加担してはいませんが、営業のグレーゾーンを見逃しているのは間違い無いでしょう。風俗サイトもお店もキャストさんも本番は暗黙の了解と都合良く考えていませんか。ここに堂々巡りになってしまう思考の落とし穴があります。キャストさんが接客スキルを上げる事無く本番行為に走っても、そこまでお客様は自分に残ってはくれません。やり逃げしてしまうお客様が続出するからです。別のキャストさんとあわよくばやれないものかと、直ぐに次のキャストさんに目移りしてしまいます。永遠に本指名のお客様を獲出来る仕事には辿り着かない無限ループにはまってしまうのです。お客様の心を掴めなければ指名にはならないですからね。

そもそも論ですが、プラットフォーマーに風俗業界を健全に大きくしようとする大義が無い事も、風俗業界の発展やキャストさんの接客技術を磨く上でマイナスへと作用してしまっています。すると、こんな悲劇が起きてしまいます。とある全国にお店があるチェーンストアオペレーションを確立させた風俗店の話しです。その世界観は半分以上は正解だと思うんです。かなり凄いプラットフォームを作っていますね。しかし、あまりにも有名な本番黙認店としても知られているんですよね。フランチャイズでお店毎に経営者が違ったり、中には直営店もあったりするのでしょう。フランチャイズ店が本番行為で摘発されたりしていましたね。これがインターネットを主戦とする現代風俗店の末恐ろしさだと私は思っています。これ以上ない程の大手風俗店でさえも、本番問題を根絶やしには出来ないのです。どこか暗黙の了解で本番が正当化されてしまっていてもおかしくないシステムが構築されているのです。本音と建前が共存出来てしまう巧妙なプラットフォームになっているのがとても惜しいところです。それは大手の風俗情報サイトにも同じ事が言えます。グレーゾーンが存在出来てしまう世界観のプラットフォームを作り込んでしまったのです。すると永遠に確かな接客技術を身につける事は出来ません。これを理想論という勿れだと思います。本来は本番行為が間違いであって、本番行為を完全に否定する事で日本の風俗文化は育って来ているのです。触れなければ、本番問題を隠せてしまう暗黙のルールなんてものは許されてはいけないと思います。日本の風俗遊びとは非本番の法律の上にプレイが構築されている遊びなのです。それこそ日本独特の性遊戯が追求され細分化されて現代文化となっているのです。本番風俗を根絶する意識を持てる様になって、初めて一流の風俗人になれるのじゃないでしょうか。しかし誰一人そう考えて動かないのが、今のネット封建主義でありネット社会主義です。ここは日本です。日本の法律に則って風俗は発展するべきです。日本の法律を建前にしてしまっては、世界基準の売春組織に風俗店が成長してしまうんですよ。風俗の仕事をしていて思わされるのは、自国のプライドを無くしてしまっているのが今の日本人だなと感じます。こんな小さな風俗店コラムなのに、風俗の根幹の大事な話しを深掘りしている事に気付いて驚かされてしまいます。こう見えても正義は我々にありですよ。きっちり風俗店として大義の元で生きようともがいてるのです。全然関係ありませんが、皆さんはアメリカのトランプ大統領をどう思いますか？暴君ですか？ある意味私達日本人から見れば暴君と捉える事は出来ます。でもそれは本当ですか？自国の産業を守る意味では実は名大統領じゃないですか。【つづく】

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