【店長コラム】創戯旅団 第147夜 ABCテストの重要性
※2025年07月01日15時33分

無意識にか意識的にか人の覚悟を試す時なんかに、私が良く使う手法がABCテストなんです。何を突然言い出すんだ？と思いましたよね。皆さんは人の覚悟を聞く時には何を重んじて判断しますか？特に風俗店で働いていると口先で言っている事と違う行動を取っている人間が半数以上かなと思います。本音と建前を使い分けて無難な解答をしてくるのが夜職の人間の特性じゃありませんか？なので、そこんとこどうなの？と本心を聞いたところで、無難な答えしか返ってこないんですよ。本人が何を考えているかが判らないなんて、普通にありますからね。じゃあ、どうやって人の本音は炙り出して行けば良いの？と疑問を持ちますよね。いくつかの方法があります。人の行動だけを見て本質を見抜いていく！これは正確です。行動だけは口は付いてませんので、嘘を吐かないですからね。余程頭の良い人間が戦争でもしてない限りは、自然な行動に擬態なんて混ざりません。大凡のその人間の本質は見抜けるでしょう。しかし、行動を見るのには時間がかかるのも、また事実です。本質を見抜く前に問題を起こされてしまうなんてのは、夜職では良くある事なのです。そこでABCテストの出番な訳です。こちらからいろいろな質問を投げかける事で、その人間の根っこにある考え方を探りながら誠実さがどれくらいあるか、聡明さがどれくらいあるかを探るのです。これは、こちらが投げかける質問のクオリティも問われますし、こちらの聡明さも問われるので難しいんですよ。わたしもトライしてもトライしても、相手の悪意を防げていないのですから難儀していますよ。そして人と人がきっちりタッグを組むなんて、そう簡単な事では無いんだと思い知りますからね。ですから、こうやって仕事を継続している以上は、ABCテストの制度を上げて仕事のレベルアップに繋げなければなりません。常にハイレベルな仕事は出来ていないと、ひたすら考えながら自分には無いスキルを学び続けていた方が良いと思うのです。しかも、ABCテストを投げかけているだけで、相手の本質を見抜くなんて事が本当に出来るのか？って問題に繋がりなりますからね。余程の人垂らしで、人を手懐けるのが天才的な人望溢れる人使いでも無ければ無理ですよ。だから、ABCテストと相手の行動を重ね合わせて、相手が本当は何を考えて仕事をどう行おうと解釈しているかを見抜かなければならないのです。しかも見抜くだけでは意味がありません。相手の歪んだ本音を見抜いたのならば、話しをして考え方を更生させるか、お店を辞めさせないとならないのです。まあ、大体は人の更生なんて理想のまた理想であり、お店から追い出さなければ問題解決はしないのです。そこまでの一連の流れを完璧に熟さなければ、きっちり仕事をしたとは言えないのです。禅問答の様に聞こえますが、全く持って禅問答なんかではありません。ここまでやらなければ、少なくともSMクラブは成り立ちませんよと語っているのです。であるならば、何故この話しが禅問答では無いんだ？って話しです。そうです。私は女王様と相対した時の具体的な対処法を、自分の経験に基づいて語っていただけなのです。それだけクソみたいな問題に巻き込まれているのですよ。何故、問題のある人間を速やかにお店から追い出さなかったのだろうか。そんな後悔ばかりが残っているのです。私の欠点は、万人に優しすぎる事だと、いつも言ってるのはこれですね。心を鬼にして人を斬り、本当の仲間を守らねば良い政は行えないのです。まるで江戸時代の役人みたいな語りになっていますが、これは管理職をやっている人間ならばお分かりになりますでしょう。本当に綺麗事なんか言ってる場合ではありませんからね。だから、こんなエグい話しをせねばならないのです。段々と核心に迫って来ましたね。今回も他人の不幸は蜜の味。これは、毎度お馴染みになりつつあるインチキ女王様語りでもあります。

女王様と相対した時にはABCテストが不可欠。これは一体どういう事なのでしょうかね。それだけ女王様がスタッフに対して語る事が建前の言葉でしか無いと云う証拠です。そして、どこで本性を出して自分勝手な暴走を始めようかとタイミングを探っています。そんなインチキ女王様が7割もいるとなると拙い事になります。ですからお店はそんな適当な人間を根絶させて、新陳代謝を活発に行う事によりお店を健全に回していかなければならないのです。相変わらず7割のサービス地雷嬢と1割の性格悪い嬢が、それでも入店し続けるのです。さあ、ここでいつもの脱線語りに突入します。実は普通のデリヘルにもこの論理は当てはまります。何故ならば、スタッフとキャストさんが仕事の話しを密にしてますでしょう。いや、ちゃんと凄く細かく仕事出来てるて思いますよ。素晴らしいですね。実際には、全部間違ってますけどね。お互いに本番黙認のあくまで本番ありきの話し合いを完璧に行うのですよね。世間の優良デリヘル店は、本当に完璧な仕事ぶりです。某大手人妻チェーンなんてそんな中で、物凄い分厚いマニュアルを作って、自社のスタッフやキャストさんにマニュアルを読ませるだけでは無く、他グループの派遣型風俗店のスタッフさんを集めてセミナーまで開いてましたからね。本番を黙認した中での完璧な仕事ぶりですね。素直に私の本音を言いますよ。これ、全部犯罪黙認のマニュアルですよね。巧妙なインチキです。日本は線引きがおかしいんですよ。どこまでが正しくて、どこまでが間違いなのかが曖昧なグレー案件が多すぎる国ですよ。この本番問題は明らかな犯罪行為ですよね。それでも、捕まっていない人間が多すぎますよね。赤信号皆んなで渡れば怖くない的な発想が宜しく無いのです。そのバランスが難しいですよね。グレーゾーンをどう解釈するんだ問題と真剣に向き合って行くべきです。しかし、皆んなそこは目を瞑って風俗業をしてますね。建前だけは本番は駄目とか言っておきながら。それはおかしなお店作りなんですよ。別に私はそんな人々を非難するつもりはありませんよ。皆んな、必死に生きているのですから。そんな事でマウント取り合戦をする意味は無いと思うのです。しかし。それでもしかしなんですよ。駄目なものは駄目。犯罪は犯罪じゃないですか。グレーゾーンは本来はアウトになっていても不思議では無いと思った方が良いです。前にも言ってる事ですが、本番が完全にアウトで風俗街が壊滅に追い込まれた例なんて沢山あるのですから、いつまでもそれで許されるなんて理屈は無いのです。であるならば、非本番でキャストさんが輝きを増す新プラットフォームを創るのが、風俗人の正しい働き方なのではないんでしょうか。また陳腐な綺麗事を！と言ってしまった人は平々凡々な感想しか持っていない人だと思います。真面目に風俗と向き合っているのならば、社会的な違反行為を絶対に行わないキャストさんが勢いを持てるプラットフォームを創らないと失格だと思っているだけですよ。どれだけ苦しかろうと、どれだけの人間とぶつかろうとも、正しい道筋だけは創りたいですよね。この問題に関してだけはずっと、創戯旅団はぶれてませんよ。私達だけは、私達の正義を貫いて大変でも正しい道程を歩んで行こうと語っているだけです。綺麗事だけでお店を回すなら、そもそもABCテストなんか必要とはしないでしょう。私は風俗人としてキャストさんを完全に信用してます！とかを言っておく方が好感度爆上がりしますからね。しかしそういうのは、私にはどうでも良い事です。全てはここの考え方に帰するのです。ウチが他の風俗店と明らかに違うのはここです。自分の事ですから、よく分かってますでしょう。さて、それでは元の話しに戻りましょうか。ABCテストを使い女王様の行動と合わせて見ていく事で、インチキ女王様を炙り出して処分するスキルを特殊風俗店は必ず求められてしまいます。誰が適当な事やってたり言ってたりしているか問題と言い換えましょう。S女スパイラルには正解のラインはありませんから、風俗の侘び寂びで凌がねばなりません。だからこそ、この仕事は面白いのです。面白いって言ってしまった瞬間に、私は基地外確定なのですが、それで結構。創戯旅団を通して、皆さんがABCテストを私に当てはめれば良いと思います。私は様々な角度からSMクラブを話して見ろと試されているのです。警察で取り調べを受けているのと、何ら変わりませんよね。私は私の感じた事を、素直に話しているだけなのでぶれ様はありません。これこそが正に私がABCテストをかけられている状態です。だからこそ、面白いのですよ。頭を掻きむしりながら誠実に物事を考えて行けば良いんです。嘘のない風俗の世界観を皆んなで作れるじゃないですか。こんなの基地外じゃなきゃ話し出来るかって事ですよ。この話しをキョトンと聞いてしまった方は、SMクラブは絶対にやらない方が良いでしょう。確かに苦しみしか無いわな！と共感してしまった方！既に1人前の特殊風俗人ですね。SMクラブをやるって事は、やれやれしょうがね～な！一緒に苦しみに向き合ってやるよ！って腹を括る様なもんなんですよ。

思いの外に奥深い話しをする回になりましたね。それくらいにABCテストを駆使する場面は、高度な判断を要する場面である証拠です。何も考えないで形だけ追っていれば、こんなに気苦労を背負う事は無いのです。風営法通りの真面目な営業をしているのに、違反しているお店より気苦労が絶えない現実は、この国の風俗に対する取り締まりに限界が出てしまっている証拠です。それでも、本来なら本番はあってはならないでしょう。どこかのタイミングで公安に根こそぎ狩られるだけな気もしてるんですよね。そのタイミングは何時になるのかと思いますよね。凄惨な殺人事件にキャストさんが巻き込まれて、世論が派遣型風俗店は危険だとなった時じゃないでしょうかね。20代前半のキャストさんが被害者になりワイドショーネタになってしまった時だと思いますよ。生活の為にデリヘルをやってるキャストさんより、若くて未来のある美女が犠牲になった時です。視聴率を取れるのでワイドショーで散々擦られますからね。そのタイミングとばかりに警察は集中的に取り締まりをするのは想像が付きますからね。どこかで、本番風俗は限界点を必ず迎えるんですよ。そうなったら、調子の良い風俗人から我先にす～っと逃げ出すに決まってるじゃないですか。であるならば、最初から仕事は真面目に取り組んでおくべきですよ。これを綺麗事と言うんであれば、言った奴がただクソなだけです。何故ならば根拠はありますよ。今、これを読んでいた警察関係者は大きく頷いたからです。それが世の中であり、最終的に本番風俗の行く末が地獄に決まっているだけの話しなんですよ。素晴らしく教科書的発言でございますでしょ？しかし、こうやって営業面では苦労するのです。風俗を真面目に考えて働くのが、どれだけ難しい事かなんですよ。風俗の本音と建前を悪く解釈するのでは無く、正しいプラットフォームが評価される真っ当なお店作りの大切さを感じます。馬鹿だの基地外だの言われ様が挑んでみましょうよ。世の中は勝てば官軍です。しかし、勝ち方を問われるのが世の中の厳しさです。本番で生計を立ててしまっては、直引きしている立ちんぼ嬢とやっている事が変わらなくなりますよ。それは駄目です。風俗人ならばプライドを持って、正しい解釈で仕事を具現化して行きましょう。

次回のネタもまた結論付けの難しいお題です。掛け持ちの良し悪しや侘び寂びを語って見ましょう。上手く使えば、掛け持ちは良い仕事になりますが、地獄を見てしまう事もありますからね。

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