【店長コラム】創戯旅団 第129夜 ワンデイルーティン(2025-05-29 22:02) | 総合SМ倶楽部 厚木エレガンスのSM店日記一覧

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2025-05-29 22:02【店長コラム】創戯旅団 第129夜 ワンデイルーティン

【店長コラム】創戯旅団 第129夜 ワンデイルーティン
【店長コラム】創戯旅団 第129夜 ワンデイルーティン
※2025年05月29日21時55分

昨年の6月中旬に私は救急車で伊勢原の病院に担ぎ込まれてから一度も社会に戻る事無く、苦労しながら社会復帰へ向けリハビリを続けています。その間にどんな1日を過ごしているかなんて話しには一切触れてきませんでした。そんな生活をご紹介するのも悪く無いと今回はiPadで原稿を作っています。時代は変わりましたよね。今ではブラインドタッチまでも無くなりつつありますね。タブレットやスマホはカナ入力の方が早いというか楽じゃないですか?理由は片手で打ち込みが出来るからです。ブラインドタッチをキーボードで行う事も出来なくはありませんが、それよりもいつでもどこでも思いついた時に片手で文章を書いてしまう方がアイデアをリアルタイムに反映出来る気がするのです。今は技術革新が凄まじい速さになってきましたからね。今では話しを録音して本にする時代じゃないですか。文字起こしは別の人間がしていますよね。その内にAIが文字起こししてくれる時代になるので、人は思いついた事を口にするだけで本が書けるかも知れませんね。寧ろAIに本を書かせた方が優秀だったりしても不思議じゃないですよ。まあ、私みたいな基地外地味た文章を書くのは、AIには再現不可能でしょう。話しを戻しますが、去年救急車に乗る前の3週間位は、既に事務所で寝たきり状態になってました。それこそK女王様が私を見て、今日死んじゃうと思うくらい衰弱してるよ!なんて心配していました。しかし、その状態でも末恐ろしい気迫で私が営業を続けるものですから、誰も救急車を呼ぼうなんて思わずに働いてくれたのです。いや、実際は何度も救急車を呼ぼうなんて考えは持ってたかもですよね。でも、あの意地だけで仕事をしている私を止める事は出来なかったでしょう。最後はかかりつけの糖尿病クリニックに相談したらそのまま救急車を呼ばれてしまうオチがつきました。しかし、病院に担ぎ込まれてからも私の鬼神が如き営業は続きます。ん?奇人の間違いでしたか。そこから僅か1週間で片脚を切断する事になるのですが、片脚切断の手術の前日も手術当日もエレガンスの営業をしてしまうストイックさには自分の事ですがびびりました。私ってこんな責任感の塊みたいな人間だったっかな?と思わされましたよね。それでも手術後2週間は衰弱しきってましたよ。そこから思った以上に早く体力が回復するのです。では各病院、施設毎のワンデイルーティンを解説しましょう。

【伊勢原の総合病院】

伊勢原の病院は施設が充実してましたね。1階に小さなコンビニはありますし、病院利用者は誰でも入れる食堂もあります。平成の基準で建てられている総合病院なので大きいエレベーターもあります。不満の無い至れり尽くせりな環境でしたね。私は徐々に元気になっていましたが、1日3回の点滴と1日2回のインスリン注射は欠かさずやってましたね。朝は5時に起こされ点滴から始まります。その後に8時から朝食。そこから朝の時間帯はiPadで動画を見てリラックス。12時から昼食の時間です。昼食後は40分のリハビリを毎日PTの先生と共に行います。それが終わると14時半からまた1時間の点滴タイムです。それで昼過ぎの処置は一段落するのでそこから夕方までは動画タイムです。夕方6時からが夕食になります。私は3食とも病室のベッドの上で食事を取ります。まだ片脚の義足はありませんので、車椅子に慣れるまでに時間がかかり苦労しました。特にトイレは最初は看護師さんの見守り期間があり恥ずかしくて嫌でしたね。脚の切断部の傷口が落ち着くまではお風呂にも入れませんでしたので地獄でしたよ。お風呂に入る事を許されたのは手術後3週間が経ってからでした。しかし、お風呂は湯船は無くシャワーしかありません。車椅子で自力でシャワー室に移動して、自力でシャワー室の椅子に移り1人でシャワーを浴びる練習をします。持ち時間は一人30分でしたね。週に2回しかシャワーに入る事は許されていません。私は大体シャワーの日は夕食後に入っていました。それが終わると21時が消灯の時間です。部屋は4人部屋だったので広かったですよ。22時からまた1時間点滴をするので私の就寝は23時くらいでしたね。しかし、パリオリンピックの期間は夜中も起きてた時が結構ありました。どうしてもテレビで試合を見たい競技がある時はテレビカードを買って見てましたからね。まだ、この頃は創戯旅団コラムの執筆を始めてはいませんので、ぼけ~っと1日を過ごすのが苦痛でした。そうなると自然と動画三昧になって行きましたね。7月と8月は、高校野球地方予選、パリオリンピック、夏の全国高校野球(甲子園大会)と全部見ていましたので、動画とテレビをずっと見ていましたよ。あんなにテレビばかり見ていたのはエレガンス第二期の初期にやはり私が糖尿病を悪化させていた時以来ですね。あの時は病室を事務所の中に作って身体が治るまで寝ながら仕事をしていました。寝ながら電話を受けてキャストさんの出動も全て私が運転していたのです。仕事の時間中は本当に寝る訳にはいかないので、TSUTAYAでビデオを借りて事務所に作った病室で大人しく見ていました。今の時代は以前と違い高校野球の地区予選も1回戦から主要都市は動画放送があります。地区予選から甲子園決勝までを丸々堪能する事が出来るのです。夜もプロ野球中継を見ていましたし、朝っぱらからアメリカ大リーグの試合まで見ていましたからね。真夏は野球三昧な1日を過ごしていたのが伊勢原の思い出ですね。まだ糖尿食に慣れていなかったので、こっそり1階の売店で買い食いするのも楽しみでした。森永キャラメル、ミルキー、ハイチュウ、男梅、桃山、月餅を1階のコンビニで買っては夜中にこっそり食べてましたね。脚を失ってもまだ懲りない食への執着。つくづく私は駄目な人間です。まだ、この頃の私は適度に美味しいものを摘むなんて、食との上手い付き合い方は考えた事が無かったですね。手術後の一番辛い時期を過ごした病院でしたが、パリオリンピックと夏の高校野球を最初から最後まで、まるでずっと現地で観戦しているかの如く全部見るなんて日々を過ごせたのは人生の中でも幸せな夏休みを神様から頂いていたのかも知れませんね。実際には何て事無い話しなのですが、それでも人生の中ではそんなに休みを取れる時間は少ないのも確かです。これも人生に於けるタイミングの妙だとか、ちょっとした人生の隙間時間の風流を感じる夏の2ヶ月間でした。

【七沢のリハビリテーション病院】

次の七沢のリハビリテーション病院には8月20日過ぎから1月10日過ぎまで入院していました。伊勢原の倍の期間は居た事になりますね。しかし、今になって思うと少しせこい病院だなと評します。日本の医療の限界はここら辺にあるかもねと考えさせられる病院滞在期間でした。リハビリのご教授を頂けた事には感謝はしてるんですよ。それでも、本当に医療はこんな事で良いのだろうかと考えさせられる事が多々ありましたよ。今でもあの期間は正当な期間だったかは疑問符を持っています。それでもどんな場所だろうとやりがいや目標を見つけてしまう強さ位は、私も充分に大人なので持っています。そんな意味では、この期間に私にとってはかけがえの無いライフワークになるであろう創戯旅団コラムを生み出せたのは不幸中の幸いですね。本当にこのコラムとの出会いが、私に希望を与えてくれたと思っています。ここ15年間に私が行って来たエレガンスでの仕事を振り返り、自分なりに正しく分析出来たと思っています。ここから先のエレガンスをどう創って行くかを模索しながら文章を綴る事も出来ているかと思います。今まで、こんなに自分がやって来た事やこの先の事を真面目に考える事も過去にあったかなと思い返していみます。それは自分の人生の事ですから漠然とは毎日でも思い悩みますよね。それこそ、人生の岐路に立つ事だって数回はあったのです。ただコラムを書きながら物事を考えるなんてありませんよね。それは今の私の仕事の特権かも知れないですし、今の時代背景の恩恵かも知れません。その両方なのかなとは思えます。SMクラブで働き続けたからこそ、その実態が掴みにくい世界ですし常に問題が起こり続けるので話題に事欠きません。そして今の時代はCtoCの時代であり、尚且つネット社会の成熟度が上がって来たので、個人が得意分野でエンターテイメントを創り出せる時代になりました。別にお金を稼ぐ事に拘らなければ、勝手に個人が個人の見解をどれだけ発信しようが自由な時代なのです。しかもそんな未熟な作品でも、世間に公開したままに出来るってある意味で凄くないですか。過去には個人発信の場なんてありませんでしたから、個人個人が気軽に公に意見出来る事は革命だと思っています。個人発信のコンテンツは、20年前くらいから徐々に発展して来ています。その発展のスピードを急速に早めたのはスマホ、iPhone、タブレット、iPadの登場でしょう。スマホやタブレットがパソコンの役割を出来る時代に入りましたからね。SNSも円熟期に入り世界的にコンテンツの勝ち組が決まってしまいましたね。民主主義の中では、X(旧Twitter)、Facebook、Instagram、TikTok(中国の会社に付き、最近は苦戦)。LINEは日本ではメインのSNSでもありますが、世界的にはそこまででもありませんよね?そのSNSがより個人の主張を世の中に発信して行きます。このネットや通信機器の発達が、この先も飛躍的に世の中のビジネスプラットフォームを変えてしまうでしょう。もう国際社会の変革やビジネスの進化は日本人が主導権を握れる事などほぼ無くなってしまいましたね。私達は世界の発展を後追いで経験している感覚です。勤勉で手抜かりが無い筈の日本人でさえ、世界では負け組に回るのです。プラットフォームの覇権を握るのはそんなにも至難の業なのです。人と人の繋がりをSNSが担う時代になり、日本でも芸能人や著名人、財界人でさえ一般人相手に大炎上してしまうと職を失う怖い時代になりました。一般の個人がそれなりに発言権を得た時代なので、世の中には監視カメラが無くとも監視する大衆の眼があります。怖いくらいに民主主義でさえ社会主義さながらの監視社会になったのです。日本ですらホワイト社会なんて言葉をちらほらと聞く様になりましたね。社会の立て付けにおける常識が変わるのですから、プラットフォームも差し代わるでしょう。日本は世界に先駆けてなんて事は全く無く、世界から1周から2周遅れで民主主義改革が進む流れになります。良く考えて見て下さい。日本は大昔から独自の思想を持っている人種とも言われていますが、今の日本人はアメリカ人が作った憲法の中の民主主義で生かされています。日本人が手にしている民主主義なんて、僅か数百年の歴史しか持っていないアメリカ人の民主主義よりも歴史が半分にも満たない若い民主主義なのです。日本の民主主義は、非常に脆さがある民主主義だったのを人々は自覚出来ていません。ドメスティックな封建的な帝国主義だった江戸時代から、一度日本はイギリス主導の元で民主化しましたね。しかし、気が付いたらいつの間にやら日本は帝国主義に逆戻りしてしまい、挙げ句の果てに第二次世界大戦でアメリカ・ロシアに敗北するのです。その後は民主主義とは言っても、アメリカ式の民主主義を新憲法の元で具現化した社会が今の日本なのです。となると日本がグローバルなネット社会のプラットフォームの覇権を握るなんて、夢のまた夢なんですよ。どうしたって、アメリカを追随する事しか出来ないのが日本です。【つづく】

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