【店長コラム】創戯旅団 第113夜 M気質な男性の奥深さ
※2025年05月09日06時33分

SMクラブの主人公はSとMの性癖を持つ男女です。性癖をネタにするのであれば尽きる事なく話しは有るのですよ。今回はMな気質の男性を深掘りして行こうと思います。Mと云っても様々なタイプのMなお客様がいらっしゃいます。性癖、性格ともにM、性癖がMで性格がS、性癖がSで性格がMなんて大まかに分けられます。Mも程度の差がありますでしょうし、趣向のバリエーションも様々です。そうなってくると男女の性格の相性も身体の相性もより複雑になる話しです。ノーマル同士でも相性が合うなんて話しは少ないじゃないですか。それがより複雑になるのです。しかも、女王様の性格が悪かったり、サービス地雷だったりした日にはほぼ全て噛み合わないなんてケースまであります。そうなると、噛み合うパーセンテージは困った事に激減してしまいます。実はここが致命的な落とし穴になるのです。女王様と遊びたいなんてMなお客様は15人に1人です。風俗のお客様の6.6%しかニーズが無い計算になります。そして今度はさらに女王様の7割がサービス地雷なのが現実でしたね。残りの3割の中の女王様に付いたお客様の半分だけが納得してくれたとしましょう。すると全体から見るとじつは100人に1人の可能性しかない計算ですよ。勿論、ウチに来たお客様の中でのパーセンテージで考えるともう少し高くなりますよ。ウチに来るお客様を100%として見ると15%にパーセンテージは跳ね上がります。しかし、女王様商売のΠの少なさは、どちらにしてもこの少ない数字が証明しています。さらにここに相性が加わるのです。少なからず自分を選んで下さったお客様が、可能性が少ない中でもウチのお店を選んでいる大切なお客様の一人である事を思い知るべきでしょう。その大事な大事なお客様に対して雑な営業をしてしまうのですから、実におめでたい話しですよね。自分の置かれている立場を全く理解出来ていないのです。お店に出勤すれば無条件にお客様を回して貰えるのがあたり前だと思い込んでいます。別にそれでも良いですが、それは、脱ぎも出来て、お触りも出来て、お口も出来る場合の話しです。何も出来ないのであれば、全力で一人一人のお客様をおもてなしをしなさいと、本来こちらが言える立場です。なのに、ポンコツな女王様は何も出来ないのに偉そうなのがえげつないのです。その先も、一切進歩する事が無いのが確定しているのにですから開いた口が塞がりません。なので、どれだけ長くお店に居たとしても、女王様は常に新人のキャストさんより仕事が出来ない状態になります。これが、様々な悲劇を引き起こします。そんな中に於いても、その女王様のファンになって下さったM男さんは、いつも会いに来て下さいます。この最高のお客様まで裏切り続ける事になるのはどうなのよと思うのです。そして、悲劇を極力起こさないために必要なのが、声を出してサービス地雷はよろしくない！と訴え続ける事なのです。お客様の為に、特にM男様が風俗のプレイをきっちりと受ける事が出来る土台を作る為には、女王様に提言を投げかける必要はあると考えているのです。しかも女王様にもお客様が受けている問診と同等の質問を答えさせる事によって、お客様が確実にサービス地雷を避けられる状況を作り出すのです。これかなり効果的だと思いませんか？7割居たサービス地雷はこのシステムを恐れて数割はウチで働く事を回避しようとしますよね。それで良いんです。これでM男様は自動的にサービス地雷を回避出来る確率が上がりましたね。さらに、この逆問診票が、どれだけ女王様の質を向上させるか、どれだけのインチキ女王様がウチで働く事を避けるか。その背景と云うか土壌をウチに作ってしまうのは悪く無い判断だと思いますよ。皆さんはどう思いますか？女王様はお客様とお風呂に一緒に入る必要は無い！女王様はお客様に謙る必用は無い！女王様の言う事をM男は聞かなければならない！女王様が与える厳しい試練にM男は耐えねばならない！とか本気で思っちゃってるM男さんもいるじゃないですか。もし、そんなM男さんがウチに来てサービス地雷の女王様を肯定し、今まで以上にポンコツ化させる助言をしてしまうとなると、ウチの営業的にはさらに足を引っ張る所業でもありますよね。サービス地雷では無い普通の女王様までポンコツ化させてしまう可能性を持ったお客様です。これはどうしたものかと考えさせられます。しかし、全てを否定する気もありません。自分からサービス地雷の女王様を選んで、お互いに激しいプレイをしている分にはそれは自由です。そっち側同士で楽しむ分には、どうぞ！どうぞ！ご勝手にどうぞ！となるからです。しかし、そんな激しめのM男さん迄もがサービス地雷を求めていないフリをしてソフトな女王様に入ってくる事まで想像付きますね。そうなると、今度は女王様の見る目が試されます。インチキハード客が、足を引っ張りにウチに遊びに来ている事を、どう考えてどう料理するかを試されます。これに関しては、何人かの女王様の見立てを聞いた中で、私はM男さんの企みを見破る手法を用います。そうすると、どうなるかの真相をお話ししましょう。おかしな動きをしている女王様は、M男さんの性癖を皆と明らかに違ったプレイをしたと適当に報告してきます。その瞬間にこんな事が捲れます。女王様なのに本番をやって金を貰ったよな！とか、裏引きの約束をして本来のお客様の性癖を的確に言い当てるMプレイをしてないよな？とか。別に裏引きが絡まないパターンもあると思いますよ。単純にその女王様がサービス地雷過ぎて、何も出来ていないので見当はずれな話しているだけなんてケースもあります。各々の女王様の本音は、皆さんも知りたいところですよね。お客様とのプレイは大丈夫でしたか？と私は必ず戻って来た女王様に聞きます。まず、大丈夫でしたよ！と見事に皆同じ報告をしてくれます。しかし、その先の報告が全く出来ません。あたり前ですね。本来はやっていないとおかしい筈のプレイを何もやっていないので、何をしていたかを隠したがります。これが面白い様に、怪しい動きをしている女王様は皆同じ行動を取ります。それからは真面目にプレイしている女王様の話しに入って行けなくなります。当然ですよね。普段からやってる事は全て頓珍漢なのですから、一人だけおかしな事を言ってしまう事を躊躇います。例えば、本当に天才女王様なんかが居たとしたのなら、明らかに他の女王様と違うプレイをするかも知れませんね。しかし、それならば堂々とプレイの話しをするのでしょうし、直ぐにリピートを取れる事でしょう。真面目に働いて行こうと思っている女王様ならば、まずは結果の出ている女王様をトレースするなりの動きを取りますね。若しくは、私が言っている最初のアドバイス『お客様のやりたいプレイを集中的にやりなさい！』を実行する筈です。そうであれば、M男さんの性癖を正確に報告出来ます。しかし、インチキ女王様の行動は全て逆になります。しかもおかしな成績を叩くので3ヶ月も見ていればインチキである事が捲れます。しかも、ちんけな売り上げしか叩いていないのに、歪んだ仕事をするにあたって敵対するであろう私に牙を向きます。これまたインチキ女王様全員が同じ動きをするので直ぐに分かってしまいます。さあ、段々とインチキ女王様の思惑がはっきりしてきました。これは何としてもウチに居座る気でいます。ここが問題なのですよ。私はもう早いとこ消えてくれ！他所に行ってくれよ！とはっきり態度に出しているんですよ。それでも私と敵対する事で、お店に居座り、自分のお給料を確立しようと暗躍してしまうのです。しかし、残念ながらウチにはスタッフは私しか居ません。つけ回しは全て私が行っているのです。結果として、永遠に太客になる様なお客様を回して貰える事は無くなります。こうして結果を出す事など永遠に無くなるのです。そこまで戦力外扱いをしていても、ウチに居座ろうとするからポンコツなんですよ。もう他所に行って下さい！と私ははっきり行動に表しています。ウチのお客様までもが全く同じ様に、君と遊ぶ事なんか無いよ！とインチキ女王様を避ける行動に出るので面白かったですよ。本当にウチのM男様はお眼が高い。私と同じジャッジを何も言わずとも取ってくれますからね。私は信用し切ってますよ。またもや熱く語ってしまいましたね。そう簡単にはポンコツ女王様の思惑に乗ってはやらね～よ！と宣言しているのです。7割のサービス地雷の女王様と1割の性格が悪い女王様に、君達に明日は無いと強調しているのです。そのスタンスを第三期は取り続けます。私は、それがSMクラブで輝ける女王様を育てる最善の策だと信じています。もしつい余計な雑念が入り、これはブレてるぞ！とお客様や読者様が感じたならば、全力で止めに入って下さいね。皆さんの事は信用していますからね。

何と前節に3420文字を使ってしまいました。しかし、第三期の中ではとても大切になる事なので、何度でもくどいくらいに連呼する事で、お店の考え方として染み付かせて置きたいのです。それくらいに酷い伝染の仕方をしてしまう問題だと思っています。そうである以上は、一切監視を緩める気はありません。ウチのM男様方は様々に濃い性癖をお持ちでしょう。実は、ここに危険な落とし穴があります。見た目や年齢や少しだけのホームページに書いてある情報では、完全な女王様の傾向は掴みきれていないだろうとお店側も冷静に捉えています。第三期にお店側がやるべき事は、もし噛み合いそうでは無いマッチングでプレイが決まりそうな場合には正直に、性的趣向が噛み合っていませんよ！と先にお教えする流れを作ろうと思います。それでも興味があるから1回入りたい！これは止める権利なんかありませんので、そのまま遊んで貰って構わないです。ただ1回は真ん中で忠告をきっちり挟むべきでしょう。そうであればクレームになる事も少なく出来ると思います。こうやってお店側はその都度の接客に対する情報収集をしながら、誠心誠意にマッチングのお手伝いをします。それは、男性側と女性側の性癖的なマッチングだけではありません。例えば、お客様はこれくらいの予算でこんな感じの女性とこんな遊びをこれくらいの時間で遊んで見たいんだ！と明確なイメージを持っていると思います。それに対してお店側は、このキャストさんはこれくらいの価格帯でしか遊ぶ事は出来ませんよ！と交渉せねばならないと思っています。そうなるとキャストさんの意向や得意分野も把握していないと意味がありません。どれくらいの時間でどれくらいの価格でどんなプレイで仕事を請け負うか。これからは、細かな情報を駆使してお店側がお客様と交渉する事となります。そうする事により各キャストさんの得意なジャンルが明確になり、時間と価格の相場も決まってくると思います。第三期は料金表と実際の価格は一緒ではありません。各女性独自の相場価格が別に存在する流れになります。この価格変動制が、今までの営業とは大きな違いになります。各女性の価格は人気と比例して行くと考えて下さい。この時に早めに安い価格帯で遊んだ場合はその価格帯が永久に適用となります。各キャストさんと早めに遊ぶ事で自分の価格帯を安く設定する事が可能になっています。時価っぽく見えますが時価ではありません。各キャストさんの変動相場制になります。高くなる時もあれば安くなる事もあると考えて下さい。その時のキャストさんの人気によって価格帯を微調整しながら、キャストさんはお客様に入りやすく、お客様もキャストさんを選びやすくする秘策なのです。【つづく】

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