【店長コラム】創戯旅団 第52夜 東日本大ポンコツ祭
※2024年12月21日16時31分

前回のあらすじは、コロナ禍も終焉を迎えアフターコロナ期に入るに辺りの話しの途中でしたね。エレガンスも新戦略の投入をこの時期に合わせて図ります。天国ネットなる大手ポータルサイトの最大枠に広告を掲載する事とキャストさんの募集も大々的に行う事になりました。ここまで広告費を投入するのも、当店としては過去に例の無い事例です。しかし、一抹の不安を覚えながらの新戦略投下でもあります。最大限の広告費用を掛けるにしては、広告担当者が若過ぎて未熟なのです。きっちりとした反響があれば広告を打ち続ける価値はありますが、反響が無いのなら広告費を掛ける意味はありません。相手方の担当者の取り組み方を見ていて、この人達に任せて大丈夫かなと一抹の不安を感じていたのです。まあ、いつものアレです。嫌な予感は9割当たるのですよ。やはり、今回も例外はありませんでした。まず天国ネットに関しては、笑える程に反響がありません。最悪、そうなる可能性も充分にあるだろうとの予測もしていましたが、それにしても酷い有様でしたよ。さて、この件に関しては言いたい事が山程あるのです。ポータルサイトがポンコツ過ぎて恐らく5,000文字使い切れる程の飯ウマネタになりそうなので、後日別立てのコラムにして語りましょう。それでは、募集広告の方の反響はどうだったのでしょうか。これが、信じられない程にバズりました。これも、常連のお客様方は知っていらっしゃいましたよね。どうした？エレガンス？となりましたね。急激に在籍人数が増え始めたので、誰もがおやおや？となったのです。寧ろ、私でさえそうなっていました。何故かと言いますと、常日頃からコラムでも語っていますが、通常でも大半の女王様が通用しないで死亡フラグを立てるのです。しかも、実は女王様商売は女性から見れば大人気な職種なのです。ほぼ、大して募集に力を入れずとも新人の補充に苦労はしていなかったのです。しかし、大半の新人女王様が使い物にならないレベルです。ウチのお客様の方がそこら辺は良く分かっていらっしゃると思います。仕事を教えて貰えないから何をしたらいいか分からないとお客様に言ってしまった阿呆なポンコツ女王様が沢山居ましたよね。こちらとしては、毎回きっちりと最初にやるべき事を教えているのです。お客様は一人一人特徴のある性癖をお持ちなので、常にお客様と話し合いをしてお客様が望んでいるプレイを徹底的にやる様にと、簡単な仕事内容にして教えてあるのです。そう教えているにも関わらず、仕事を教わっていないと言い放つ女王様の言葉にはこす狡い裏の思惑を感じてしまいます。この世界にマニュアルは存在しません。一人一人のお客様が教えて下さる性癖を覚え、お客様を満足させるスキルを学習しながら経験値を積み上げる事でしか、仕事を覚える事など出来ないのです。私が最初に教えている内容からそこを汲み取れていない理解力に問題があるのです。SMプレイの侘び寂びを感覚的に理解出来ない時点で女王様になるセンスは無いと思いますね。厳しく断言していますが、何故そう語ったのかを説明しましょう。女王様側から見ると、教えて貰った事は自分のやりたい仕事とは違うのです。そんな事をする為に女王様をやろうと思ったので無いと思っています。教えて貰いたいのは自らが思い描く理想の女王様になる為のスキルなんだと皆んな思っています。女王様のAVや動画を見て、偉そうに指示をするのが女王様だと勘違いしてしまったのです。しかし、そんな事はM男さんは誰も望んでいないでしょう。私が半分以上の女王様はサービス地雷の人ですよと言っている根拠がここにあります。女王様になれば、舐めない・脱がない・触らせないで風俗が出来るので最高だと考えているのが透けて見えてしまっています。この人が女王様になるのは無理だろうと私がビジネスライクに三行半を突きつけている事は理解出来ていません。だからこその高額級をお支払いするので、仕事内容は必ず自分で覚えて下さいというお店の戦略なのです。最初から逃げ道は用意されていないので、本当にお店から逃げ出す1択の選択肢しか残されていないのです。そうやってサービス地雷嬢が消えても、また新しいサービス地雷嬢と性格の悪い女性が紛れ込んで来るのが女王様の仕事の実態なのです。そして、私はその女王様の応募を加速させてしまう手段を取ったのです。さて、今回のコラムのタイトルなのですがインパクト大でしたよね。東日本大ポンコツ祭ですよ。これは、私一人だけが苦しみを味わう裏イベントになってしまいました。困った形で、あの3月の募集はバズってしまっていたのです。関東一円からポンコツサービス地雷嬢が殺到してしまう、私からすると生き地獄です。エレガンスに集結したのは、サービス地雷の人とただの性格の悪い人ばかりですからね。それでも、その中からルックスは普通以上の女性をある程度チョイス出来たのですよ。さらに、その中から1人か2人だけでいいので使いモノになる女王様が誕生してくれたなら、大金を投入した価値はあると私は考えていました。大体、約1ヶ月半で20人近くは入店したのでは無いでしょうか。尤も、その半数以上は出稼ぎ嬢なのでレギュラーメンバーさんではありません。残りの新人さんも県外からの通い組や週末だけの出稼ぎ組が多かったので、純粋に神奈川県内からの戦力補強が出来ている訳では無かったのです。私的に手応えを感じていたのならばそれでもまだ突破口を開くきっかけになりそうなのですが、人数が増えても手応えを感じる事が全く出来ないのです。理由としては、半数が出稼ぎ嬢であった事もあります。期間が過ぎれば居なくなってしまいますから、一瞬の効果しか得られません。しかも、戦力になっているかと問われると微妙としか言いようが無いのです。女王様なら楽して稼げるという思惑を持って未経験者が出稼ぎに来ているのでお客様を殺しかねないのです。しかも、県外からの週末だけの出稼ぎメンバーさんも都内のS女店で食い扶持を作れていないメンバーが来ただけの話しなので、ここも完全な戦力とは違います。神奈川県の新人さんも補充出来ていたのですが、それでも相手は女王様です。海のものとも山のものとも皆目見当はつきません。ルックスは悪く無いのですよ。しかし、この人大丈夫かなと心配になるレベルの新人さんでもあります。

そして、前回の前振りを思い出して下さい。人が増えると首が絞まってしまう女王様がレギュラーメンバーさんの中に居るのです。もう一度前回のお浚いをしましょう。私は女王様が4人以上になるだけでカオスになると言いましたよね。今回は4人どころの話しでは無いのです。速攻でガールズアウトレイジ状態に突入してしまったのです。それを目撃しているのだから、私に手応えなどあろう筈が無いのです。これヤバい事になるよなと感じているのです。故にガールズアウトレイジ状態の壮絶カオス版、裏イベント東日本大ポンコツ祭の開幕です。まず、ポンコツレギュラー陣は何としても人数を1人ずつでも減らそうという涙ぐましい努力を始めます。ここでまたも前回のお浚いです。ガールズアウトレイジ状態なる命名がなされたのは登場人物全員悪という見立てから付いた状態名だった事を思い出して下さい。新人さん達は、ウチのレギュラー陣の悪さに呼応する者も居れば反発する者も居ます。ここで目に見えない形で命（レギュラーの椅子）の盗り合いが始まったのです。目に見えないどころか露骨に目に見えているケースまで有りましたね。まあその醜い争いがまた幼稚で小学生レベルなのが失笑を買う所です。私も腹の中では駄目だわこの人達と既に断罪しているのですが、表面には出さずに黙して観察を継続しています。懸命なる読者様諸君はもうお気づきかもしれませんが、私は一人一人の細かな描写をしていませんね。リアリズムを追求するのであれば、その個人個人の細かい描写が必須です。肝心要のその描写を私は一人の描写もせずに、全体の大枠の話しだけを進めているのです。この場に及んでもこの手法でこの説明という事は、そうですそうなんですそういう事なのですよ。この話しは二段構えでは無く三段構えです。それくらいに各自の悪さっぷりがまた面白いのです。私はきっちりと何が起こっていたかを、冷静に観察していました。この事件には個々のドラマが別個に存在します。その全てを私が伝え終えた時に物語は完結を迎えるのです。先に言っておきますよ。完結は当分先になりますね。それ程までに事は重厚に複雑に絡んでいるのです。さらに伏線の回収を一つしましょうか。私はその一例を先行して披露しています。それが、伝説の地雷回なのです。あの話しは、今回の一連の流れの中に含まれる話しだったのです。という事は今後も伝説の地雷さんは複数回に渡り登場する事になります。

あれやこれやと伏線回収に忙しかったですが、大枠の話しの続きに戻りましょう。2年9ヶ月前の3月に一気に女王様を増やしたエレガンスですが、その後もこの手法で人数を増やす事は止める事にしました。根拠としては1人か2人でも成功者が現れそうであれば募集継続なのですが、その見込みを私は全員アウトと見ていたのですね。このままだとポンコツさん達と一緒にお店が自爆してしまうと感じた私はとある買収劇を目論んでいました。この先の話しの展開は来年の話しになるので、そこまでは秘密にしておきましょう。まさかこの施策が、正解を導く可能性が今になって出てくるとまでは、私も思っていませんでした。もう少し早い段階でのお披露目をイメージしていましたが、状況的に厳しいだろうと封印をしていましたからね。おそらく九死に一生を得る奇跡の行動を、あの時私は取っている可能性がありそうですね。3月に得た新戦力はしばらくは完全に死滅とまでは行きませんでした。約1年かけて徐々に目減りする位には遺産となっていたのです。残念ながら負の遺産ですけれどね。その間も醜い生存競争は繰り広げられていましたよ。大凡、2人の大悪を軸に生存競争は行われていたと観察しています。さらに中悪の存在も確認出来ています。自分の指名していたあの娘は含まれていないだろうと思っているそこの貴方。残念ながら含まれているでしょう。中くらいに指名があった女王様と少しだけ指名があった女王様が大悪の2名であり、全く指名が居ない女王様が中悪です。という事はほぼ本指名持ちの女王様がアウトなのでしょう。ここは大事な事項なので話しておきますが、その中に玲子さんとKさんは含まれて居りませんのでご安心下さいませ。その2人は大人ですし人格者ですから、その手の問題は起こしません。そうしてその次の年の11月くらいまでは、負の遺産は残ってしまったと認識しています。当然、ウチのレギュラー陣にも問題児がいるのですから話しが複雑に絡みます。次の年も潰し合いはやっていましたね。まさか、バレていないと思っているのだったら勘違いも甚だしいです。何故、この酷い断罪する表現になっているかお答えします。本人の中では正しい事をしたと筋書きが瞬時に書き変わっているので救ってやる事が不可能なのです。そんな余計な物語とかいらんから指名獲得しなさいよ&裏引きしないで貰いたい。←ここが捲れているから先程、私は貴方の指名しているの件をわざと表現したのです。そこに反応した人間がいるのならば、必ず裏引き犯はこのコラムを見ている証拠になります。ちなみに、ここまでの展開でようやく物語の前半パートが終わるのです。まだまだ、この先に後半パートがあるのですから壮大な極悪と中悪と小悪が潰し合いをする物語です。では、また次回も緊迫の女王様同士の凌ぎ合いを存分にお楽しみ下さいませ。

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