【店長コラム】創戯旅団 第37夜 コロナショック・東京オリンピック
※2024年11月21日9時27分

関東大震災が2011年3月11日に起きたのは、誰もが覚えている事であり3.11の名称で呼ばれていますね。9.11と言えば2001年9月11日のアメリカ同時多発テロ事件の事ですね。では、現在まで尾を引いている新型コロナウイルスの蔓延はいつからでしょうか？2020年1月30日に世界保険機構（WHO）が国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態を宣言したところから日本でも新型コロナウイルスの怖さが世間に伝わりざわつき始めましたよね。その後、WHOが世界的な感染拡大の状況、重症度等から新型コロナウイルス感染症のパンデミック（世界的な大流行）とみなせると発表（知識の全てをGoogle先生参照）したのが実は3月11日だったのを覚えていた人はいますか？まさか東日本大震災から9年後の3.11がまたも天災、しかも関東では無く世界規模で巻き起こったのです。と50年後の高校の教師が近代史で教えてますよ。はい！ここ！テストに出るから丸暗記する様に！とか言ってそうですよね。尤も、店長が高校の社会科教師ならば、WHOはお前らから見ればテストにも出るから世界保険機構な！覚えとけよ！店長に取ってWHOと言えばイギリスのカッコいいバンドだけどな！マイ・ジェネレーションなんてすげ～カッコいい曲なんだぜ！ビートルズ！ローリング・ストーンズ！フー！が当時の3大ブリティッシュバンドなんて日本では言われていてよ！む！じゃあビートルズとローリング・ストーンズとマイケル・ジャクソンは世界的パンデミックだったと言えるな！THE WHOがデビューしたのは1964年だけど世界保険機構が設立されたのは1948年な！第2次世界大戦の直後には設立されていた事になる。こっちも試験に出るから覚えとけよ！あ！THE WHOのデビュー年は覚えなくていいからな！とか余計な脱線をしてしまう先生になってそうです。しかも、こんな授業だったよと部活で下級生の女の子が言ったら、あーあの先生、去年も同じ事言ってたわと先輩にネタバレまでされてしまう先生なのである。店長が高校の時の社会科の先生は、おー！お前ら！今日の朝は何食った？パン食ったんだろ？日本人なら米食えよ！米！農家の人達を助けなきゃ駄目だぞ！パン食ったってなあ！中国人を喜ばせて終わりだからな！と前フリの脱線を挟みつつ小麦粉の主要原産国の説明に入っていたのを思い出します。と不幸回3回目は初っ端から大脱線して5,000文字の内、1,300文字を使ってしまうのが、店長が自称基地外である所以なのです。それでは、奇しくも東日本大震災から9年後の悲劇となった新型コロナウイルスのパンデミックのお話しを始めましょう。

新型コロナウイルスが騒がれ始めた最初の起点となったのが、偶然にも神奈川県でしたね。豪華客船ダイヤモンドプリンセス号内で起こったクラスターにより、横浜港で乗員乗客が隔離されたまま停泊していたのが日本での起点となりました。実際には、起点になってるかは定かでは無いですよね。当初は飛行機で日本に入国した人を検査していないのですから、完全に本当の起点であるかの立証は出来ません。目に見えるクラスターとなった最初の事例がダイヤモンドプリンセス号なのでしょう。それにしても、クラスターの内訳も中々に驚愕します。大型クルーズ船ダイヤモンドプリンセス号に乗っていたのは世界57か国から乗客乗員3,713人。新型コロナウイルスでの死亡が14人。この死亡における致死率は2%と言われていますので、感染者は700人に上るクラスターです。乗員乗客の約5分の1が感染してしまった計算になります。大事な事は、これは感染者の数であり保菌者の数では無いという事です。保菌しても必ず全員が発症する訳でも無い事を鑑みると、乗員乗客の内のどれだけの人数が本当は保菌していたかという恐ろしい状態であったのです。しかも、発症をしていない乗員乗客は隔離後とはいえ電車で帰る事を許されています。これで、日本に感染が広がらない訳ありません。そもそも論、保菌者を完璧に調べる事が出来ない中で、日本は開国をしているのですから病原菌は入国し放題という事になりますね。間違ってはいけないのは病気は感染者から感染するより保菌者から感染する方が多いと思われる事です。土台完璧な感染防御は無理なのです。しかし、気休めレベルでも防御、予防をしていかないとならないのも理解出来ます。その様なカオスな状態が横浜港にあったのです。なんとも不幸な事に私は、その最中に横浜に居た事になります。ギャルズスタイルの講習を受ける為に横浜中華街近くの神奈川警親会ビルに来ていたのです。しかも、大和と横浜の選択肢があった中で横浜を選んでしまう強運っぷりまで発揮しています。平和ボケした顔で中華街も歩けば山下公園まで歩いてしまいました。不幸中の幸いだったのは、新型コロナウイルスの菌を持って帰ってくる事が無かった事です。最初の頃は新型コロナウイルスの恐ろしさにそこまで皆さん怯えてはいませんでした。お店もまだ客足が遠退くほどのダメージは受けていませんでした。しかし、志村けんや岡江久美子の様な有名芸能人が新型コロナでお亡くなりになった辺りから風向きが変わります。やはり有名人の死はインパクト絶大でしたね。エレガンス、グランブルー、ギャルズスタイルのお客様も徐々に目減りして行きました。特に店舗型のギャルズスタイルのダメージは特大です。やはり、お客様は店舗型のお店で遊ぶ事を極端に恐れていたと思います。まだエレガンスやグランブルーはキャストさんの本指名のお客様は来て下さってましたので、キャストさんもギリギリ凌げていたのでありがたかったですよ。しかし、自粛期間に入ると途端に客足が遠退きますので困ったものです。徐々にお客様の懐も厳しくなっていたのでしょう。お客様が置かれている環境も変わったりで、本指名のお客様も少なくなって行くのが分かりました。それでも、コロナショックとも呼べるこの辛い期間を辛うじて凌げていたのは、ギャルズスタイルの自粛金のおかげだったとも言えます。それでも雀の涙ですよ。所詮は経費に消えて行くだけの話しですから。コロナショック３年目に入り少しウイルスは弱毒化している反面、夏を越えた辺りからはまたも風向きが変わります。総理大臣が菅総理から岸田総理に変わり自粛金が出ていた期間も終わりを告げようとしていました。あぁ、少しばかりまずい方向に行くなと嫌な予感を持ちます。新型コロナウイルスが猛威を振るって大暴れをしない代わりに、お客様に遊ぶだけの余力が無くなっていくのが分かります。これはバランスが悪くなるなと覚悟をした時期でもありましたよね。

閑話休題。

少し東京オリンピックのお話しでもしましょう。まず東京オリンピックと言えば1年延期から始まりました。あの延期は仕方なかった気もしますが、可哀想な一面を持ち合わせていました。世界一のアスリートになれるのは当然世界でたったの一人。チーム戦でもたった一国のみです。アスリートの力は毎年繊細に変化すると思いますので、一年の重みは相当なものがありますよね。折角、渾身の調整をしていたにも拘らず無念の延期になってしまったのですよ。世界中でどれだけのアスリートが、心の中で号泣した事でしょう。その反面、千載一遇のチャンスが巡って来た新たなアスリートもいるのです。敗者復活となる場合もあれば、新世代の台頭となった場合もあったでしょう。残酷さと希望の兆しの両方を持ち合わせた一年延期だった気がします。そして、一年後に無事？開催となった訳ですが、まずは何はともあれ開催出来て良かったですね。皆さんはどう思いますか？あの開催直前までの中止ムーブメントを！？私は東京オリンピック開催派でしたので、苦々しい思いで見ていました。ちょっと待った！どれだけの人間が東京オリンピック招致の為に尽力して来た事か！どれだけの人間がオリンピック出場の為に人生を賭けてきたか！どれだけの人間が東京オリンピックの為にインフラを整備して来た事か！どれだけの人間が東京オリンピック需要を見込んだ商売を立ち上げて人生を賭けて来たか！そんな人達の人生を、国民の世論だけで不意にしてくれるなよ！と熱く思っていました。私は世紀の大イベントに賭ける人々の思いを大切にして生きたい派ですからね。しかも、一番許し難いのはマスメディアです。高いオリンピックの放映権を払っている以上、本音は開催して貰って儲ける気満々だよな！なのに、その手前は中止ムーブメントを煽りに煽って視聴率を稼ぐんだ！考え方が腐ってるし終わってるな！と怒りを感じます。なので、菅総理や小池都知事が東京オリンピックを強行開催した事は、逆に涙が出る程嬉しかったですね。それに日本人の金メダルラッシュだった事も勇気を貰えた気持ちで最高に嬉しかったですし、最高に楽しかったですよ。出場している訳でもないSMクラブの中の人を、こんなにも感動させてくれてありがとうと私は言いたいです。今年のパリオリンピックも日本人の金メダルラッシュでしたから、3年後のギフトまで頂けているのです。応援している身としても最高じゃないですか。そんな宝物になる経験なのだから少しは大事にした方が人生楽しいのにと私は感じます。と言うか、そんなマインドの人間です。マスメディアに踊らされ中止を煽ってしまった人々にとって、東京オリンピックはどう映っていたのでしょうね。心から選手の応援を出来なくしてしまったマスメディアの自分本位な誘導気質だけが虚しさを醸し出しました。そんな報道体制を続けていると、いつか事実を事実のままに伝える事の出来る新しいメディアに滅ぼされる未来が来るかもしれないとなと感じさせられました。混沌とした世の中になると国民感情ですらも純粋に応援する気持ちを失うんだ！と考えさせられる東京オリンピックでした。

話しをエレガンスの話しに戻しましょう。パンデミックを抜けてアフターコロナへと変遷する辺りが、私達の商売でも運命の分岐になったと感じています。マジか！？と思わされるのは、メディア主体の運営体制に偏ってしまっているお店が多い事に疑問を感じる複雑な感情の私が存在している事です。どのポジションに自分を持って行くか、また自分の仲間を導くのかを問われる運命の分岐です。本当に風俗人十人十色に感性の違う判断になり面白いなと、今は純粋に感じているのです。今回、私の取った行動を無為無策と捉える人間もいれば、割と身軽だけれど継続する為にその手法も多いにありかと感じる方もいるでしょう。それこそ、何を考えているのか皆目見当なんかつかないよ！基地外の取る行動なんて土台理解不能だ！なんて意見の方が多いとも思います。成功するか否かは置いておいて、無為無策ではありませんよ。そして、基地外の取る行動なんて皆目見当がつかん！？これも大正解ですね。案外、創戯旅団コラムのコンセプトはしっかりしていて、私がこのコラムを綴りながら物事を画策している間はエレガンスは無事でしょう。何故ならば、私は借金でクビが回っていない事など無く、身軽な立ち位置には身を置いています。何も無いのも事実ですが、貴重なものは私の周りなのか、私のマインドの中なのか、未だに核となる部分は存在していますし、私のマインドも激しく燃えていて原動力になっています。等身大な姿を創戯旅団に反映しているだけですし、だから読み物として意味を成しているんだよと言い続けています。核心としては、変態の真実を真面目に語れるのは変人の証です。等身大に具現化しているに過ぎないのがこのコラムであり、エレガンスの存在なのです。エンターテイメントとしては異作の立ち位置で存在価値はありますよ。最初から最後まで全くブレてませんが、私は基地外な精神と行動を垣間見て下さいとしか申してないのですからね。そして、次回が不幸回ラストにして、正に私の異常な判断を下す確信回でもあります。あー！なるほど！と思い、その生き方だけは私はやらん事だな！と必ず思うでしょう。それでは、また。