縄逝き...(2024-02-29 22:06) | 櫻子[Arrest]に2024-02-29 22:06掲載の日記【SMスナイパー】全国のSMクラブ・風俗・M性感・バー専門サイト

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2024-02-29 22:06縄逝き...

縄逝き...

こんばんは、櫻子です


2月ももうあっという間に最後の一日となって
しまいましたが、
今日も最後の最後まで、大切なご主人様が
体調と花粉を気遣いながら
側にいてくれて嬉しかったですっ(。・ ・。)


(昨年盛大に花粉症デビューしてまだ
花粉ぴかぴかの?二年生です。笑)


今年の2月は特にいっぱいいっぱいアレストに
行く事が出来て、


わざわざ櫻子の為に鶯谷まで足を運んでくださった
初めましての素敵なご主人様方との出会い...


そして変わらずに櫻子を側に置いてくださる
大好きなご主人様方と、
SMの世界にどっぷりと
浸る事が出来て本当に本当に幸せでした。


ご主人様の手でつけて頂いたあらゆる跡が
身体にあると安心する...嬉しい...
朝起きた時それが疼くと色を深めていると
まだここにいてもいい様な気持ちに
なれる。


そして、心の中にも櫻子を想ってくれている
ご主人様がいるという事実があるだけで
頑張ろう。って気持ちになれる。


ご主人様今月もありがとうございました...


全然調教日記が書ききれていないのが
もどかしくて泣きそうですが、
少しずつ別のコンテンツとも合わせて
思い出の共有をさせてください(。・ ・。)





因みに、今月は
本2冊しか読めなかったけど、
もっともっとSMとご主人様との関係性にある
精神美を書き残す為に
語彙力を鍛え直す努力もしていますので
あたたかい目で見守っていただけたら嬉しいです(〃ω〃)笑


. . .


先日は、久しぶりの再会を叶えてくださった
ご主人様にきっと忘れる事の出来ない
素敵な緊縛の時間を与えていただきました。


ご主人様はご自身の麻縄を持っていらして
その縄で櫻子を縛ってくださるのですが、


お手入れの行き届いた滑らかな縄...
縄のまとめ方も、縄に変なあとがつかない様にと和柄のお手製バンドを使っていらして


そんなご主人様の麻縄から伝わってくる
ご主人様の縄愛...


縄が何よりも好きな櫻子には
ご主人様との出会いは全てが印象的で..
もちろん初めてお手合わせいただい日の
その縛りも強烈な程に脳裏に焼きついていました。


そんなご主人様との久しぶりの縄の時間...


ご主人様とお会い出来ずにいる間、
自分なりに緊縛モデルの経験を積み、
作品への出演なども重ねて、より一層強い想いで縄と向き合う事をしながら
その世界への愛を深めて来ました。


そうしてご主人様と再会した
今の櫻子は、初めてご主人様の
縄を受けさせていただいた時よりも
うんと大切に縄を通したご主人様との対話が
出来るのではないかと、


昂る期待と緊張...


正座をし、よろしくお願いします。と
ご挨拶をすると、よろしくお願いします。と
返してくださるご主人様。


櫻子は緊縛の美しさをここにも強く感じるので
礼に始まり。礼に終わる。事はどんなに
ぐちゃぐちゃになっても、縄をする時は
とっても大切にしています。


人間関係は"挨拶"に始まり、"挨拶"に終わると
いわれますが、


「一挨一拶」(いちあいいちさつ)とい
言葉は、


"挨"には「心を開く」"拶"にはその「心に近づく」という意味があるんだそうです。


素敵ですよね...


そしていよいよご主人様に背中を向けると
高鳴る鼓動...


ご主人様はそっと背後から櫻子を抱きしめるようにして、手首を掴むと
耳鳴りのする程静かなその空間で
櫻子の手首の脈打つ音だけがご主人様に聞こえてしまいそう...


首筋に近づいてきたご主人様の顔に
緊張して息の仕方を忘れて動揺しているのが
バレてしまいそう...


ご主人様の誘導で後手を組まされると


縄の感触が肌を撫でる...


あぁ...こうされたった


待ち焦がれていた瞬間だ。


後手縛りはまるで魔法みたいに櫻子の
心をあっという間に解き放ってくれるんです。


不思議ですよね。縛られて
自由がなくなっていくのに、安堵みたいな
ものを覚えて
寂しい...不安...怖い...生きづらいと足掻いて来た
いろんな感情を素直に泣けてしまう。


何よりも縛り手がこの時間だけは
そんな自分の全てと本気で向き合い一緒に
生きてくれる事が嬉しい。


だから手加減はされたくないのです。


それが"責め縄"と言われる厳しい縄に
櫻子が逝き狂ってしまう理由なのだと思います。


ご主人様の縄は本当に一切の隙間もつくらない程に食い込むキツイものです...


そんな食い込みを生むのは、
ご主人様の櫻子に対する途方も無い集中力。


溢れ出る想いを汲み取り
共に呼吸をしてくださる事で、櫻子が息を吐き切ったそのタイミングで、グッと縄を決めるご主人様...


その過程がどれ程に美しいものなのかは
誰かと本当の意味で重なり、交わり、
一人にしないで。と誰かと共に生きる事に
執着した事のある人間にしか分からないかも
しれませんが


櫻子はこれだから縄の中にしか自分の生も
相手の生も実感出来ないのだと
よく口にしてしまいます。


ゆっくりと...ゆっくりと
でも着実にご主人様に雁字搦めにされていった
身体を布団に転がされながら


櫻子の呻き声に混じる啜り泣きが
部屋に響く...どう表現したらいいものなのか
どれだけ語彙力を磨いたところで
物凄く難しいけれど


痛みを伴う程の縄の締め付けが
貴方の存在も自分の存在も実感させてくれる、


曖昧さも遠慮もない
その言葉が嘘か本心か探る戸惑いもない
確かな実感の中で


どれだけ身体や言葉を重ねても、
隣にいるはずの人は
そこにいるのにいないみたいに
指先もその熱をまるで感じられないまま
足りなくて...不安で...


その感覚は、穴の空いたコップに
ひたさる水だけがそそがれているかの様...


でも、この縄の締め付けだけは、
なんだか櫻子の底の部分に触れてくれる...


無心で縛り続けるご主人様の額から
滴る汗...


それを拭いながら少年みたいな目で
縄を滑らせるご主人様は
今この瞬間に本気だ...


それが嬉しくて..嬉しくて
苦悶に喘ぎながらじわじわと深い部分から
強烈に込み上げてくるアクメの波に


あっ...いく...逝っちゃう....


と激しく取り乱した声が漏れる


縄だけで絶頂してしまうなんておかしいのは
分かっている..分かっているけれど


これが櫻子にとってのご主人様とのsxなのだとしたら
逝く訳ない理由なんか誰にも説明
出来ないのではないかと思うんです...


以前に、結局どんな行為だって
全てが脳逝きだ。そんなお話を交わしたご主人様が
いました。


本当にそうだな...と思います。


SM倶楽部という場所は、櫻子にとって
ご主人様とのそんな本物の性行為が叶う場所。


ご主人様は、縄を解く時にも
櫻子が啜り泣く度に
何度も何度ももう一度縄をぎゅっと締め上げてくれたり
櫻子が後手で掴んだ手に応えてくれたりして...


最後の最後の瞬間まで
大丈夫。お前をひとりぼっちにはしない。そんな想いが
そこには込められている様で
儚くて...どこか切ないけれど
でも確かな強い繋がりを構築出来た
掛け替えのない縄の時間でした。


しばらくして、ぐったりとする身体で
正座を組み直し、


「ありがとうございました。」


ご主人様に言うと、


「ありがとうございました。
いやぁ..久しぶりにいい時間だった。」


ご主人様は、そう言ってくれましたね。


その後は、同じ余韻の中で見つめ合っているだけで
十分な程、この不安症の櫻子も
なんだかご主人様にはこの好きと幸せが伝わっている
気がして...


その分なかなか側を離れたくなくて
帰りは寂しかったけれど、


きっと..きっとまた
縛っていただけたらいいな...って縄の世界を
これからも誰よりも愛して大切にしていたら
きっときっと叶う気がするから。


もう少しここにいます。



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