【店長コラム】創戯旅団 第14夜 SMスキッパー
※2024年10月7日10時35分

厚木エレガンスを語る上での重要な人物にSMスキッパーの社長さんがいらっしゃいます。
営業電話を頂いたのが最初のコンタクトだと思うのですが、各々の情報サイトの価値すら解っていない私は、今は新しい掲載は考えていないですとお断りをしたのを覚えています。それから1年経ったか経たなかったかぐらいだと思うのですが、SM系の専門サイトへ掲載をしようと、SMスキッパーさんとSMスナイパーさんに連絡を取り、掲載の検討をしている事を伝えて営業さんに来て貰いたい旨を伝えました。SMスキッパーさんとSMスナイパーさんは、SM系専門サイトの2強だと今では理解出来ているのですが、当時の私はそこまでは理解して無かったと思います。SMクラブ紹介サイトでググって上位から選んでいるのだから、あながち間違いでもありませんでしたよね。そしてスナイパーさんは広告代理店の営業マン。スキッパーさんは版元の社長さんがいらっしゃったので、熱量の差が出たなと感じスキッパーさんへの掲載を決めました。あの時の選択は間違って無かったと思いますよ。私の生き方に影響を与える恩人とのお付き合いが始まる分岐になりましたしね。

当時、私や私の師匠にとって派遣型SMクラブやデリヘルの業界は未知の世界に等しく、手探りな感覚で試行錯誤を繰り返していました。二人とも、店舗型風俗店の歴は長くても、勝手が違う派遣型風俗店へのアジャストに苦労していました。店舗型での成功体験が逆に足枷になっていたと思います。そんな状態の中で、こんな感じにしていけばうまく回るんじゃないか？とスキッパーの社長さんはいろいろと親身にアドバイスを下さいました。あの当時は戦略を練り込む上で、効果的な意見を言って頂き助かりましたよ。ありがとうございます。SMスキッパーへの掲載から始まった関係でしたが、エレガンスのオフィシャル・ホームページをオリジナルで作って下さいましたし、当時はただのデリヘルだったレディースに痴女コースやM性感コースを加えるヒントを下さったり、スキッパーのグラビアを撮影しているカメラマンを紹介して下さって、お店のホームページの宣材写真の枚数を増やせたりとうちの2店舗共に、飛躍的に進化して行きました。最初の頃に店構えの手法が近場の同業のお店と差別化出来たのは非常に大きかったと思います。尚且つ、SM系のお店が閑散期を乗り切っていく為の営業バランスやモチベーションなども伝授して頂けて助かりました。普段よりSMクラブとしかお付き合いをしていないだけあり、ほぼ的確なアドバイスばかりだったのではないでしょうか。これが店舗型風俗や普通のデリヘルばかりとお付き合いしている広告代理店さんだと、微妙に的を外した意見を言いますしね。それはそれで、風俗他業種のものの見方を知る意味では参考にはなりますが、分岐の判断の核心の情報にはなり得ないですからね。第一期での近場の同業者との戦いは、スキッパーさんが味方にいてくれたので戦いやすさはありました。それどころか、少しこちらに利があったかもしれませんね。

第二期に入っても、エレガンスのスマホ版ホームページの製作。レディースのリニューアルに伴い、グランブルーのＰＣ版、スマホ版のオリジナル・ホームページを作って頂いたりと要所要所で手を貸して下さいました。スキッパーの社長さん曰く、スキッパーは女王様のサイトで、スナイパーはM女のサイトだそうですが、エレガンスが女王様の多く在籍するお店になっていったのにも多少影響はあったでしょうね。そうやって進化していた厚木エレガンスでしたが、コロナショック以降はかなり苦しんでいました。そんな中でも、スキッパーの社長さんの元来の面倒見の良さと言うべきか人の良さと言うべきか、かなり精神的にも助けられていたと思います。コロナショック以降で大きな転機だったのだろうと思うのが、コロナショックの自粛期間3年目の終盤からアフターコロナ1年目の終盤くらいまではカオスな状態で営業をしていました。丁度、デリヘル業界は新店ラッシュ状態でした。しかも、新店ラッシュとはいえ、要は自身のお店の売上が減ったのを補填するための新店立ち上げが殆どでしょう。その悪影響が特殊風俗業界にも振りかかってきました。本厚木界隈だけでも、コロナ自粛3年目の8月にM性感店が立ち上がり12月31日に閉店？年末で閉店するって、のっぴきならない事でも起こらない限りないですよね。実は、その事情も知らないわけではないのですが、あまりに大ネタなので、今度コラムを別立てして語りましょう。さらに9月だったか10月に別の地方の激安M女ヘルスが新店を厚木に出店しました。しかし、ここのグループは見切りも早かった。2か月くらいで厚木は閉店。横浜だかに移転しました。うん。利口な選択だと思いますよ。さらに、翌年からはアフターコロナ期に突入するのですが、3月に、また違うM性感の新店が立ち上がりましたが、このお店も6月末で即閉店。新小岩だかにお引越ししたそうですよ。ついでに、その6月末にここ3、4年戦って来た鍋系の名前の M性感店まで厚木は撤退しました。そして、うちだけがまた残ってしまったと笑何？この勝ってない感？みんな自滅してるだけですやん！しかし、そっちの選択で正解なのも理解してましたよね。私も悩みはしましたからね。まあ、そこで閉店するビジネスライクでドライな判断を出来る人間なら、今は他の仕事をしていると思います。自分でも解っていますが、毎度毎度往生際が悪いし、強情っ張りだし、無駄なところで優しすぎるし、自分がこれだとベットしたら基本全ツッパだし、おバカだし、ただのカッコつけだしで運命の分岐で尻まくって一目散に逃げるは恥だと絶対に選択しない人間なのである。最後の最後まで戦うを選択する人間なのである。それこそ、スキッパーの社長さんに、もう充分にキャストさんに尽くしたでしょう！と言われてしまう始末でしたね。今回の分岐の選択に関しては、もう2年前に腹括っちまってたって話しですよ。最後の最後まで粘って限界点が来たら潔く離脱する。しかし、その時は返り血を浴びるのではなく自分が失血を免れない状態になるであろう事に対する覚悟はしてしまっていた話しなだけかな。それ以上の事は、また数年先に答え合わせしましょう。あ！なるほどね！ってなる話しも沢山ありますよ。

第三期に入り指名を取れない女王様とは縁を切り、進化していく手前の前準備と再構築をコツコツ進めたり戦略を考えたりしています。今は私の退院待ち状態。退院したあたりからギアチェンジしてキャストさんも増やせるだけ増やして行くと思います。そこら辺まで進んだ段階からスキッパーさんの掲載は復活する流れで考えています。今回はお店のあり様をガラリと変貌させる秘策を練っております。私ごときが考える秘策などたかがしれているので、10個策を練って1個当たる程度だろうとシビアに考えてはいますが、切羽詰まってる感も否めないので一生懸命に頑張って秘策を産み出し続けます。まあ、そんな感じでポジティブに物事を考えるくらいには体調も順調に回復してますのでご安心くださいませ。SMスキッパーの社長さんとは、今でも連絡を取り合っています。サイト運営も大変ですよと、いつも今後の心配をされてます。私が頑張って下さいと言うのはおこがましいのですが、読者さんにも店舗さんにもキャストさんにも求められている貴重なSM専門サイトだと思います。お身体を労わりながらって私が言うのも変ですが、これからもお互いに頑張りましょう。必ず私も戦列復帰しますので、その時は、何卒何卒、またよろしくお願いします。

店内人間関係シリーズ四部作のつもりが、終われずに五部作まで書いてしまいましたね笑
次回は小休止で、今の私の入院事情なんかをお送りします。

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