2025-07-27 23:59【お題】風俗界の怖い話(続編)

お題:今日は「幽霊の日」風俗界の怖い話ってある?に回答♪
前回までのあらすじ:
スペインのカルタヘナで遺跡巡りをしていた玉依は、廃棄された軍事施設に潜っていた。
しかし何もなかったので、出ようとすると入り口に男性が立っていた。
彼は玉依をじっと見つめ、手をやきもきさせていたのであった………
※※※※※※※
退路を断たれた玉依は、中に戻って考えた。
じっと海を眺めているフリをして、背後に意識を回す。
海外で背中を無防備に晒すことは、刷ってくださいと言うのと同じ。
特に退路を断たれ、ビーチから少し外れた場所ではどうすることもできません。
しかし、その日の玉ちゃんは軽装備でした。
バックパックを宿に預け、ポーチと2Lの水だけで散策に出ていたのです。
そして、そこは小さいながらも元軍事施設。
外海から来る敵を監視する場所でした。
ということは、監視のための窓枠があります。
当然、戦時に備えてガラス窓なわけがありません。
索敵しやすいように、時には銃口を構えやすいように造られています。
ご存知の通り、玉ちゃんは細い。
そして、比較的身軽。木登りだって平気でする。
幸い、奥は出口から見えない。
玉依は窓?によじ登って、数センチの岩肌を伝って脱出しました。
テトラポットならぬ、小岩を慎重に渡りビーチまで逃れたのでした!
〜完〜
ただ、スペインはイタリアに比べると痴漢系おじさんが多い気がします。
奥さんや娘さんが一人で歩く場合には、要注意!
気持ち悪い男性が現れたら、大きな声でNOと叫ぶようお伝えください♀