2025-06-16 12:12AIと仕事

お姉さまとたまたまFGOの話で盛り上がって、1年ぶりにinしてしまった玉依です
あ、あ、あ、アーキタイプインセプション面白かった〜〜!
死を淘汰した世界。
AI人類による人類滅亡案総選挙が行われるー
おおよBBちゃんかわいい〜プロテア最高〜リップゥゥゥゥゥゥ!!!!!な展開だったのですが、
さて感想。
※※※世界観※※※
AIは人をサポートするものであり、AIは間違わない。
AIは合理的行いをするものであって、AIは間違わない。
けれども人をサポートするために生まれたはずのAIが、人側の全体的な能力値を底上げしてしまった。
結果、天才は消えた。
だからこそ、ある天才はそれが許せなかった。
才能は天から授かったものではない。何百何何万時間もの研鑽によって確立された技術。
そして、ある天才はAIに人間を滅ぼすよう命令し、人類は滅びた。
そして、旧人類のデータより生まれたAIが、新しい霊長の座に着いた。
※※※※※※※※※※
ウーーン!面白い!
本作で示されたのは、労働とは生きるために必要なことであり、仕事はそれ自体に価値があること。
不死となった新人類たちは、なんでも手に入って物欲が無くなり、代わりに苦しんで何かを得る喜びを失ってしまった。
それはある意味、ユニバース25のような世界だと感じなくもありません。
確かに、多くの人は働きたくないと言います。仕事から解放されれば、幸せになるかもしれません。
でも、これだけ娯楽があるのに、これだけコンテンツが溢れているのに、日本の幸せ指数は非常に低いです。
いろんなあり方を提示しているのに、いろんな夢を与えているのに、人は夢を求めない。
それは未来に対する悲壮感なのかもしれないし、どうせよくならない失望感かもしれない。
「仕事」と「労働」においては、確かに「自分に役割はないのではないか?」と感じる若者は少なくありません。
本来あるべき「仕事」が「労働」に。ただの生きる手段になっているのかもしれません。
その「仕事」と「労働」をサポートするのが本作のAI。
AIは人間を助ける、より高次の段階へ至らせるための良き支援者です。
けれども、AIの台頭によって天才が陳腐化し、それを許せなかった人間によって人類は滅ぼされてしまいました。
確かに、AI論争はとりわけ芸術界隈では散々議論されています。
それもそう。「仕事」で培った技術をAIに取られるのは面白くない。
学習元がきちんと「技術」を買っているのであれば、それは筋が通るでしょう。
でも実態は違法アップロードサイトを学習しているから、イラストや音楽、動画の生成AIは問題になるんです。
玉ちゃんもAIにビクビクしながら日々を生きています。
いずれ、ブランディングはAIがやるだろうし、絵も漫画も、AIでファストフード化する。
いつか役者は要らなくなり、監督もいなくなる。
神を知るために人間が培った技術を、たった1分足らずで出力されるので面白いわけがない!!!!!!!!!!!!
でもAIが良いアートを生み出したとしても、人間が描いた価値は変わらないし、むしろ新しい表現を教えてくれるかもしれない。
実際に、玉ちゃんはAI絵を参考にすることがかなりあります。塗り方とか魅せ方はやっぱり参考になる。
情報のソースを調べるには不自由なくなってきている。
AIはより良いものを作る善きパートナー。
AIとどのように共存するのかは、目下の課題です。
アーキタイプインセプション。
控えめに言ってプロテアとリップがいい女だった。そしてAIとどのように付き合うのかを示した、良い物語だったと思います!
FGO、全編アニメ化していいクオリティなのに、できる尺じゃないのがなんとも悩ましい……
FGOもといFateシリーズは名作なので、とりあえず映画『ヘブンズフィール』か、『Fate Zero』を観てみてくださいね
ガンダムが好きなご主人は、ハマると思います♀
はあ……サクラファイブがてえてえ……