SMに興味があって好奇心で私を選んだけれど、直前で怖くなってきて待ってる間ドキドキしていたというSM初心者くん。

好奇心でも何でも良いのよ。

色んな世界を経験してみたくて、とか
自分を試してみたくて、とか

"言い訳"はたくさんあるもんねぇ？


「それじゃあ優しくしますからね」とプレイ開始。
アナルを本当に本当に優しく解していく。
痛くないか気持ち悪くないか、どんな感覚かを聞きながら解しつつ
表情や筋肉の動きをしっかり見てあげる。

「なんだかアナル処女って興奮しちゃう。私が初めてって事でしょ？　今まで男として生きてきた貴方はこんな風に、まるで自分が女の子になったかのように触れられる事なんてなかったもんね。全部はじめて。その戸惑っている顔も素敵。えっちで可愛い」

独り言のような、私自身の興奮を高めるための言葉責め。

私の言葉に戸惑いと恥じらいの混ざった照れ笑いを浮かべる貴方は、
一所懸命理性を働かせながらも抗えない本心。
徐々に徐々に、メスの表情に変わっていく


全部観察しているのよ。
"私が興奮するから"という理由で言葉責めを浴びせ、
さっきまでは前立腺マッサージと称していたのに、今は『手マン』と言って貴方を辱める。

私が興奮するんだもの、我慢してね。

そう言ってあげるの。全部私のせいにしちゃいなさい

「なんだか変です、気持ちいい……あっあっ……」

メス顔でメス声をあげる貴方。
私の指をぎゅうっと締め付けて、抜かれるとくぱくぱと収縮させ
ガクガクと体を震わせて悶えている。

喘ぎよがりながら涙を流して必死にシーツを掴んでいる。我慢汁だらだら。

これはこれは……

処女卒業おめでとう
そしていらっしゃいませ、こちらの世界へ



夢子