2024-09-02 22:49『エゴイスト』
こんばんは、櫻子です
今夜は、ご主人様に頂いたお酒を飲みながら
最近見た映画を少し語りたいと思います。
"与えることで満たされてゆく。この愛は身勝手ですか?"
映画、
『エゴイスト』
同性愛を描いた作品です。
この映画は公開と同時に噂を耳にはしていたましたが、自身が向き合わなければいけない問題点が多く題材にされていた事もあって
目をそらしたまま長く見ないでいたものでした。
縄を語るように言われるのが
実はちょっぴり苦手だったりするのに近い感覚...
自身のセクシャリティを説明するには
少なからず生い立ちや過去のトラウマと向き合わなければいけなかったりして...
辛くなってしまうんですよね。
逃げていいなら逃げたい。
でもそこから逃げずに向き合いむしろもっと傷を深く抉られた先で受け止めてもらえる事で救われる現実もある。
SMや縄の世界に身を置く人達には
そんな風に、好きかと言われたら上手く答えられないんだけど、この行為が必要か。と聞かれたら素直に頷ける人も多いんじゃないかと思います。
櫻子もそのうちの一人です。
だからこの作品も見てよかったかと聞かれたら
見ない方がよかったのだけれど、
自身と向き合う事が出来たという意味では見てよかった作品だったと思います。
もやはプレイでしたが。
この映画で問われたのは、
エゴが伴わない愛してる。なんか存在するのかな...エゴは罪なのかな...
誰がこれを本物の愛じゃなかったなんて言えるのかな...
タイトル通りエゴティズムについて
胸が苦しいくらいに考えさせられました。
あまり変にあらすじを書いてもチープになってしまって嫌なので
本当に映画を見て頂きたいのですが、
私は結論。珍しくその場で一言も
感想を口にする事が出来ませんでした。
ただ..ただ..あまりにも痛い現実を突きつけられて...信じたかったものと、自分に対しても誰かに対してもどこかで抱いていた後ろめたさや不信感みたいなものとの狭間で
精神が崩壊しかけました。笑
この世界でも言われたりしますよね。
エゴマゾとかって。
でも櫻子はどんなに謙虚になったって
マゾ心そのものがもはや歩くエゴの塊だと思ってるんです。
究極的な感覚の中でしか相手の愛を信じられない感じられない...そんなのどんだけ貪欲なエゴイストだよ。って思いますもん...
ご奉仕精神とかもそうで、いっけん健気に見えるけれど、見返りを本気で求めない無性の愛なんか本当に持てる人間がいるんだろうか...
愛はエゴなしに語れるものなのでしょうか...
映画、『エゴイスト』見た方、是非櫻子と
語ってください( ; _ ; )
櫻子