こんばんは、櫻子です


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「性欲を満たす為だけなら虐めるだけでいいんだけど。櫻子は違う部分も満たしてくれるから
キスしてるだけでいいとか思ってしまうんだよね。」

昨日、（書いてる間に一昨日になっちゃった。ごめんなさい( ; _ ; )。）大好きなご主人様が言ってくれて
嬉しくて堪らなかった言葉でした...

ご主人様の肉体だけじゃなくて、心にも
寄り添う事の出来る...そんな存在になりたい。

ずっと抱き続けて来た想いでした。

それは、この世界で櫻子もそうやってご主人様に支えてもらって来たから。

そういう関係性をこの世界でも望んでいいんだ。ってご主人様に教えてもらえたからです。

昨日ご主人様が言ってくれた様に
お互いに超えらない一線がある上での出会いかもしれないけれど、その一線が全てではない。
壁ではない。これは偽りの関係性だなんて
断定付ける一線として捉える必要もない。

誰になんて言われても
ご主人様と櫻子が今この瞬間、心を満たし合えているのなら、それは逆にもしかしたら他の誰かが誰かと超えてみたいと願う一線の先に
私達はいるのかもしれないし...

ご主人様は、出会ったばかりの時、
本当に素っ気なかったですよね(｡･ ･｡)笑

帰る時なんかいつもホテルの前に
置いてけぼりにされて、あまりにも冷たいから...
でもそれが逆に櫻子を夢中にさせて
いつもその背中を後ろからひっそり追いかけていました。

本当にちょっとずつ...ちょっとずつ...

お会い出来る度に様子を伺いながら
ご主人様の固い殻をつついて必死に
ご主人様の内側への浸透を試みながら...

でも今思えば、逆に櫻子の殻を破って
先に心に触れてくれたのはご主人様だったんですね。

だから、櫻子もそうしたくなった。

今ではベッドの上で
脳味噌が溶ける様に絡み合う
本物の交わりをご主人様とのエッチには
感じられる...

熱く柔らかい唇...いつまでもこうしていたいと
願わせてくれるキスをしながら
何がこんなに自分の中から込み上げてくるんだろう...

ご主人様が言う様なプロフェッショナルでは
きっと私はないから...

普通に一人の女の子として
覚えてしまう虚しさみたいなものがきっと
あって苦しいのかもしれない...

でもそんな虚しさまでも貴方となら
美しいと感じられてしまう...本当は辛い
叶わない何かを美学としてみせても側にいさせて欲しいと願ってしまうのです。

櫻子は、どんな形で物理的な一番を取ってみても本当の意味で誰かの一番になれる事は、もしかしたら一生叶わないのかもしれない。

でもご主人様の一番になるより、昨日みたいに
ご主人様の特別になれたのなら十分過ぎるくらいに幸せです...

今ではご主人様の隣を歩かせてもらえる様に
なった帰り道。

ご主人様は知れば知る程、本当にギャグセンスの高過ぎる面白いお方で、

バイバイした後も思い出し笑いなんかしながら
胸を優しくあたためてくれる余韻まで
残してくれて...

大切にしたくて堪らない愛おしいお方です。

次はいつ会えるんだろう...

ご主人様が居てくれるから鶯谷から去れないんですよね。

また、ご主人様に抱きしめてもらえる日まで
頑張ろう。って思います。




ご主人様、幸せな時間をありがとうございました...





櫻子