私だけのドM王子
ド変態紳士Bさまへ
お礼日記を書きます。

お足もとの悪い中
お運びいただき
ありがとうございました！

「仕業の方かしら？」と思いきや
まさかのご職業にびっくり！
わたしのような者には
もったいないお話しばかりで
大変勉強になりました。

そんなBさまは匂いフェチ。

頭皮、髪の毛、耳の裏から
首の匂いをくんかくんか。
脇の下も股座もくんかくんか。
お次は爪の間をくんかくんか。

「お、おっぱいの匂いも
か、嗅がせてほしいです...」だ何て
憂いを帯びた瞳で仰るからもう
排卵日前かしら？！ってくらいに
ムラついちゃった

「我々生粋のM男性は
自由を奪ってもらうことで
より興奮度を高めるんだよ」と
仰られた時の
やたらと知的な雰囲気も
先生みたいでキュンしました。

お洒落すぎる首輪をつけての
調教プレイもとてもかあいくって
楽しかったなあ

「ハ、ハチって呼んでくらさぁぃい」って
仰った時にはもうBさま
呂律回ってなかったね。

「さ、最後にく、首をおもいっきり...！」
って仰ったかと思いきや
それだけに飽き足らずな
ご自身の欲望にとても忠実な
Bさまからのファイナルリクエスト

菊　座　の　臭　い　を　
嗅　ぎ　な　が　ら
首　を　締　め　ら　れ　た　い

な、何て無茶ぶりを...って
あの時は正直思ったけど
人体ってすごく不思議。

ふたりでむちゃくちゃな
格好をしたらできちゃいましたもんね
小学生の時の組体操を思い出したよ。

しかしほんと奥深いわね
アブノーマルの世界。

被虐性愛な性的嗜好も
マゾヒストの一言では決して片付かず
マゾの数だけマゾヒズムがあるのね。

「マゾ？いいえ、私は生粋のドMですよ」
ってドヤ顔で仰るから
惚れそうになりました。

「そんなことより紗耶さん。
夏が来たら汗だくなっている状態の
あなたの口臭や性器とかの
分泌物が多い部位の
臭いを嗅ぎに来たいのですが
スケジュールはいかがですか？」

って爆イケな雰囲気で
ネクタイを締めながら仰るから
本気で惚れそうになりました

心からあなたをお慕い申し上げます。

その節はお世話になりまして
ありがとうございました。
またお目にかかれることを
心待ちにしています。


紗耶


追伸
Bさま、わたし、変な匂いしないかな？
嗅いでくれませんか？