2024-11-12 13:4711月7日
Sさん
華奢な軀が、鞭の穂先と共に流れるように崩れ落ちる。
箒で掃き出したゴミが、床上を容易く転がるように。
つま先で尻を蹴り上げれば、また直ぐ倒れ、止むなく、躾と称した鞭が何度も振り降ろされた。
怒号と鞭の雨を同時に浴びた軀は、益々窮屈になった。
そして、その場から動かなくなってしまった。
一向に進まない散歩に、周囲から人が集まる。
愚鈍な貴方は晒し者となり、大勢の前で蔑まれた羞恥に昂ったのか、過呼吸で荒ぶる家畜の顔は酷く火照っていた。
溢れ返る興味視線に何度オーガズムを迎えたのかは分からないが、腰が抜けてしまうくらい悦かったのは言うまでない。