2024-01-23 12:501月22日
Dさん
口腔とアナルを繋ぐ。
あの映画では、永久機関を目論んでいたが、今回はトラウマを植え付ける事が目的だ。
チューブの途中を幾つかのクリップで挟んでおき、好きなタイミングでひとつずつ外してゆく。
勿論、腸内は薬液注入済み。
四つん這いの股からは、腹痛と恐怖で歪んだ顔が小刻みに尻を震わせて、私の挙動を恐々窺っているのがよく見える。
限界も近いのだろう。
険しく寄せた眉間に溜まる冷や汗は宝珠のような煌めきを放ち、暗がりの中で絶望感を一層際立たせて、なんとも愛おしい表情を作り出していた。